orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

ていねいに物事に接することが今後の命運を分ける

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世の中を見ていると、終わりそうで終わらないコロナ禍に対して、対応が雑になってきていると思う。政府の細やかな福祉はだんだんと、雑な福祉に変わってきている。全員に10万円配るという政策が、本当に所得がない人にだけ5万円配る、みたいな話になってきている。ただその選別は「雑」でシンプル過ぎるので、細かく見ていくと矛盾していて、それでも決まりだから、ということでまかり通るようになってしまっている。

 

www.fnn.jp

新たな給付金を出す方向で、調整に入ったことがわかった。

政府はこれまで、所得の低いひとり親世帯に限り、臨時特別給付金を2回出したが、ふたり親世帯には出していなかった。

政府は、3回目の給付金を出す方向で検討しており、その際、所得の低い、ふたり親世帯にも、同じ金額を給付する方向。

 

ルールをざっくりにしないと、行政も対応できない。ということで雑に対応し雑にものごとがスピード感を持って進められるようになっている。

福祉だけではなく、人々の意識もそうなっているように思う。今は卒業式や入学式、送別会や歓迎会などが行われる時期だが、どうも、自粛するのではなく、節度を持ってやろう、ということになっている。

 

www.asahi.com

職場の歓送迎会、できるだけ行(おこな)って――丸山達也・島根県知事は12日、県民に対してこう呼びかけた。新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受ける県内飲食店の支援が狙い。丸山知事は「過度な自粛で飲食店は苦しんでいる。政府にも支援をお願いしているが、知事としてできることを考えた上でのお願いだ」と話した。

 

昨日、わけあって街に久しぶりに行ったが、思ったよりも街が動いていた。しようがない。やらないといけない。そんなエネルギーを感じた。もうコロナ禍の始まりから1年経つ。動かないままでは食べていけない。仕方ないから動く。ただ、無防備ではなく、ガイドラインとされていることを守りながら。具体的にはマスクをしながら。そしてソーシャルディスタンスを守りながら。

そんな日常が、どんどん、雑になっている。対策すればいいんでしょ、ということでいろんなことを皆がやりだしているように思う。この、雑さ、というのがおそらく今のトレンドであり、この雑さに飲み込まれないことが非常に大事と感じる。

IT業界のことを考えると、保守や改修、運用といったものが雑になってきているように感じる。みずほ銀行の件はその象徴的な例だ。

 

www.jiji.com

みずほ銀行は12日、新たなシステム障害が発生したと発表した。11日深夜にデータセンターの機器が故障し、予備機に切り替わらなかったことから、法人顧客を中心に国内他行向け外貨建て送金に300件強の遅れが生じた。既に不具合は解消し、送金の集中処理は12日夜に完了した。同行のシステム障害は2週間弱で4度目。

 

コロナ禍でいろいろ立ち遅れていたものも前に進めなければいけない。しかし、昔の用には決していかない。雑に対策をしながら、強引に前に進めればこの始末になると私は思う。

フランスのとあるデータセンターの事件も聴いている。

 

japan.zdnet.com

 フランスのクラウドコンピューティングプロバイダーであるOVHcloudは、大規模な火災によってストラスブールにある一部のデータセンターが被害を受けたことを明らかにした。

 OVHcloudの創業者で会長のOctave Klaba氏は現地時間3月10日、火災の最新情報をTwitterに投稿し始めた。Klaba氏によると、少なくともデータセンター1棟が破壊された。

 

どうにも、世の中の忍耐力が限界に達し、いろいろなものを雑に前に進めたために、平常になら起こりえないようなことが、起こってしまうのではないかと危惧している。

今後、社会が生存するためには、たくさんの現場で物事を動かしていかなければいけない自体に遭遇する。株価を見てもわかる通り、一部の業界ではビジネスも活発に動いている。だから仕事は発生し、それに対して完成させるべく多くの人が頑張っている。

ここで、ていねいに物事に接することが今後の命運を分ける。ふだんよりも、ていねいに準備しろう。一度、二度、止まろう。見直そう。実施する時も、ていねいに。

今後の雑さは、致命的な何かを引き起こす。今こそ、ていねいに。