orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

G Suite 改め Google Workspace、300人以上の場合はEnterprise一択に

f:id:orangeitems:20201007100125p:plain

https://workspace.google.co.jp/intl/ja/features/

 

Google謹製のオフィスアプリケーション、G Suiteが、Google Workspaceという名前に変わるそうです。

 

www.itmedia.co.jp

米Googleは10月6日(現地時間)、法人向けオフィススイート「G Suite」の名称を「Google Workspace」に変更したと発表した。UI(ユーザーインタフェース)も刷新し、ツール同士の連携を強化した。料金体系も、従来の3プランから4プランに拡充した。

 

リブランディング、機能強化の陰に隠れて、ちゃっかり、料金体系について大幅な変更が行われることをご存知でしょうか。

 

f:id:orangeitems:20201007094210p:plain

https://workspace.google.co.jp/intl/ja/pricing.html

 

プランが、Business Starter / Business Standard / Business Plus、そしてこの中にはない「大規模ビジネス = Enterprise」の4つから選べます。

 

だいたい、言いにくいことは、下の方に小さい字で書いてあるものですが、今回もそのパターンを踏襲しています。

 

Business Starter、Business Standard、Business Plus の各プランは、ユーザー数が 300 未満の会社でご利用いただけます。

 

つまり、一契約において、300人以上のユーザーを抱える会社は、問答無用でEnterpriseを利用しなさい、と言うことを示しています。

Enterpriseについては価格を表示していないのですが、G Suite時代だと定価は3,000円でした。このあたりはボリュームディスカウントはありそうですが、とりあえずは3,000円。

 

www.itmedia.co.jp

 米国の場合、現在1人当たり月額5ドル(日本では月額600円)のBasicプランが1ドル高くなり、月額6ドルに、現在10ドル(日本では1200円)のBusinessは2ドル高くなり、月額12ドルになる。年間プランユーザーの場合は、次の更新から新料金が適用される。

 最も高い月額25ドル(日本では3000円)の「Enterprise」は据え置きだ。

 

つまり、G SuiteでBasicプランを使っていた大型ユーザーは600円で使っていたのに、3,000円になると、価格5倍、というのが今回の変更の「目玉」だと私は思っています。

他のプランも少し高くなっていますね。

 

補足すると、

 

k-tai.watch.impress.co.jp

 既存ユーザーは、現在のライセンスの期間中は、そのまま継続して利用できる。

【追記 2020/10/06 20:55】

 記事初出時、既存ユーザーは現在のライセンスで、そのまま継続して利用できるとだけ記しておりましたが、その後、「ライセンス更新期限まで」ということをあらためて確認し、本文を追記、修正いたしました。

 

ということで、次回契約からは問答無用のようです。

 

きっついですね。

500ユーザーだと、これまで月300,000円で済んでいたのが、月1,500,000円ですからね~。

 

この感じだと、機能をあまり必要としない大企業はMicrosoft 365へ乗り換えちゃうんじゃないかな、と思いますね。

 

f:id:orangeitems:20201007095537p:plain

https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/business#compareProductsRegion

 

 

一方で、Enterprise向け、となるとMicrosoftの方が高かったりもして。

 

f:id:orangeitems:20201007095808p:plain

https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/compare-microsoft-365-enterprise-plans

 

 

なんとなく、大企業向けと、中小企業向けのビジネスプランを、Microsoftと戦うために整理したいGoogleの意図が見えてきました。

 

ということで、華やかな機能強化の陰に、大胆な価格ラインの変更が隠れていました。けっこう、騒ぎになっている情シス部門が全国にいるんじゃないかなあ・・。