orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

「スキップとローファー」を読んでみたらよかった

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今日読んだ漫画、とても良かったので気軽にシェアします。

 

スキップとローファー(1) (アフタヌーンコミックス) Kindle版

 

今月に4巻が出たそうですが、まとめ読みしました。

 

岩倉美津未、今日から東京の高校生! 入学を機に地方から上京した彼女は、勉強こそできるものの、過疎地育ちゆえに同世代コミュ経験がとぼしい。そのうえちょっと天然で、慣れない都会の高校はなかなかムズカシイ! だけど、そんな「みつみちゃん」のまっすぐでまっしろな存在感が、本人も気づかないうちにクラスメイトたちをハッピーにしていくのです!

 

最近、学校を舞台とした漫画を読むことが増えたのですが、発見があります。ドキドキした話を書くのに、異世界もいらなければ魔王も勇者もいらない。部活もいらなければ全国大会や世界を目指す必要もない。敵もいらない。

登場人物、キャラクター、人間関係、そこから起こるいろいろな心の機微。そして人間としての成長。これらをつぶさに表現していき、リアリティーを作り出すことで、十分読み応えのあるお話ができるということです。

このスキップとローファーも、現実と一線を画すようなファンタジックなことはほとんどありませんが、登場人物それぞれが、とても深く考えて行動したり発言したりしています。それぞれに魅力があり、考えがあり、それらの点が、関係となることで線となり、そして絵になっていきます。

四巻を一時間半ほどで読み通したのですが、おそらくあと数回、読み返すと思います。一年半ぐらいで作られたこの作品を、一時間半で全部わかったようになるのはありえなく、何度か読むことでそれぞれのコマの意味が深くわかったりします。

 

学校と言えば、最近はほとんどの学校で通学を再開する動きがあるそうですが、ここに至るまで、まともに通学ができない学校も多数ありました。

この漫画に出てくるような心の機微が体験できないまま、学びの時間が過ぎていくというのはやはり良くないことだな、と思います。この漫画の内容も、コロナ禍ではない日常を前提としています。つまり、現実の世界に、この漫画で起こるようなことが起こらなくなったと見ることができます。登場人物が点でしかなく、オンラインでは線にならない。だから絵にならない。相当、学生も辛かったと思います。9月以降もオンラインを継続する学校、特にいくつかの大学がオンラインを決めたようですが、いつまで、この人間関係の生まれにくい状況を続けるのでしょうか。とても過酷だと思うのですが。

ぜひ、この「スキップとローファー」を読んで頂き、このコロナ禍で人々が得にくくなった体験を、思い出していただきたいです。今は、完全に元通りを目指すにはまだまだリスクが大きすぎますが、少しでも近づける努力は行うべきだと思います。その、近づけて得るものは何か、とてもわかりやすく書かれていて感動しました。

お勧めの作品です。

 

ちなみに、このテーマに沿って、いくつか私の好きな作品を並べておきます。

 

 

1518! イチゴーイチハチ!(1) (ビッグコミックス) Kindle版

 

胸にぐっとくる青春群像譚!

松栢学院大武蔵第一高校、通称・松武(しょうぶ)高は「文・武・楽」がモットー。

新入生の丸山幸(まるやま さち)はやりたい部活が見つからず、彼女の中学の先輩である生徒会長からの誘いで、生徒会の手伝いをすることに。

そこでは幸が3年前に野球場で見かけた少年・烏谷(からすや)と、かつて野球少女だった生徒会長との運命的な再会があった・・・・・

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高校生活という人生でかけがえのない時期に、楽しさ、切なさ、万感胸に迫る思いを抱きながら成長を重ねる高校生たち。

そんな彼ら、彼女たちを、優しい眼差しで見つめる青春群像譚、開校!

 

この本は全7巻で完結しています。

 

 

 

僕の心のヤバイやつ 1 (少年チャンピオン・コミックス) Kindle版

 

 学園カースト頂点の美少女・山田杏奈の殺害を妄想してはほくそ笑む、重度の中二病の陰キャ・市川京太郎。だが山田を観察する内に、京太郎が思う「底辺を見下す陽キャ」とは全然違うことに徐々に気づいていき…!? 陰キャ男子・京太郎の初めて恋、始まる。陽キャ美少女×陰キャ少年のニヤニヤ系青春格差ラブコメディ!!

 

こちらは、現在3巻まで。

 

 

ということで、今回、「スキップとローファー」を筆頭に3作品ご案内しました。

私的には、読まないともったいない名作、という評価です。

ここ最近、いろいろと読み漁っているので、また見つけたら特集します。

 

ぜひ、手に取ってみてください。