長野県がこっちを見ている?(概ね見てない)
最近は、インターネットとパソコンがあれば、都心にいなくてもIT系なら仕事できますよね。特にクラウドサービスであればWebから操作できます。ブロードバンドも全国につながっているし。長距離通勤の満員電車で毎日精神をすり減らすより、閑静な地方で自然の音を聞きながら、集中してお仕事・・。
という文脈で、長野県が「おためし」でコワーキングスペースや住居を提供するので住んでみません?というお誘いをしています。
長野県は、IT人材の同県内への誘致を図るための取り組み「おためしナガノ2019」の参加者を4月24日から5月27日まで募集する。
地方で事業の実施やサテライトオフィスの設置などを考えている首都圏などのIT人材・企業に対し、長野県内に居住して仕事をする“おためし”の機会を提供するもの。具体的には、オフィス(コワーキングスペース)の利用料や移転費、県外への業務上の交通費などを補助するとともに、コワーキングスペースに徒歩で通える住居を県または市町村が無償または有償で提供する。
トラップ発生
あれ・・・、よく読んだら・・・。
対象者は、長野県を仕事場にしたいIT関連の人、地方への拠点の設置を検討している首都圏などのIT企業の人、長野県内でIT関連の事業を行いたい人、地方でIT関連事業を行うことを考えている人など。年齢(8月1日現在)は、20歳から概ね45歳まで。
まさかのー、年齢制限!!
45歳って、昨今のリストラと言いなんなんですかね。
こっちに来るなと。
ソースの確認
ショックが冷めやらぬまま、ソースの確認です。
7 参加条件
法人・個人は問いません。年齢
2019年8月1日現在で、20歳以上、おおむね45歳以下の方居住地
長野県以外に居住している方(長野県出身者も対象です。)拠点(事業所等)
長野県内に拠点(本社、支社、事業所等)を有していない事業者
本当に書いてある・・。
なんですかねおおむねって。
すごく見た目が若くって、45歳って言っても全然大丈夫!
・・じゃだめですよね。なんだろう、おおむねって。
考察
今年から45歳までにしぼったわけではないようです。
数年前からの取り組みでした。
長野県でITやってみませんか?プロジェクト 「おためしナガノ2017」参加者募集!|長野県のプレスリリース
私も田舎から出てきたのでわかるのですが、若い世代、特に子供を生める年代が欲しいんですよ。そうしないと、最後は老人ばかりになって街は消えていきますからね。
だからといって、IT業界で45歳で区切るのは、リストラの話題とクロスオーバーしてため息しか出ませんね。
ここでも、厄介者なのか・・と。
感覚ですが、年齢制限しないほうがいいんじゃないかなあと思います。事業者で45歳以上の人が権限持っているケースは多いからです。一人45歳以上いたら若手も連れていきそうな気がします。
最近は10歳で二分の一成人式っていうのをやるって聞いたことがありますが、45歳で2.25成人式したほうがいいんじゃないかなと思いますね。なんなんだこの45歳という線引きは・・。
そのうちジェンダーフリーじゃなくってエイジフリーっていう言葉が流行りそうだわ。
せつない。