ごはんを食べてすぐの歯磨きは逆効果だと・・・?!
この記事、確かに正しいかもしれないですね。
歯磨きの常識も変化している。携帯歯ブラシをカバンに常備したり、職場に置いたりして食後に歯磨きをしている人もいるが、「食後すぐの歯磨きは逆効果」と海老沢氏は話す。
「食後は歯の表面が酸で溶けています。そこで歯磨きをしてしまうと、歯に傷をつけてしまうのです。そのうえ、せっかく唾液が十分出ている時間帯ですから、食後30分から1時間は歯磨きをしないことをお勧めしています。健康のためにと黒酢を飲んでいる方や、果物を多くとったときも同じことがいえます」
思い当たる節があります。
私も、朝と寝る前だけ歯を磨くこととして、その他の時間はうがいですませるようになって虫歯ができずらくなった経験がありました。
虫歯のトラウマ
子どもの時の虫歯のイメージって、こんな感じじゃなかったですか?(年がバレるやつですが)
ママが言います。物を食べたらすぐ歯をみがきなさい。
30年くらい前の教育って、今と違って、子供にトラウマ的な映像を見せるのが普通だった気がします。我々の世代は、この映像を何度も何度も見せられて、口に食べ物を含んだら、すぐにでも歯磨き粉と歯ブラシでかきださないと気が済まないようにしつけられたような気がします。
現在の歯磨きの常識
歯磨きのし過ぎは有害であることはどうも現在の常識のようです。
「歯磨き・うがいを徹底すれば、口臭がなくなると思っている人がいますが、過剰な歯磨き・うがいは、かえって口臭をひどくするケースがあります」と本田院長は言う。
「口臭は口中の細菌によって起こるが、これは健康な人にもたくさん常在しているもの。これらの細菌の中で、酸素が不足して口臭を発生させるのが嫌気性菌。サラサラした新鮮な唾液にはたくさんの酸素が含まれていて、嫌気性菌の増殖を防ぐので、唾液の流れが確保できれば、口臭はなくなります」(本田院長)
唾液の分泌量の少ない人や、ストレスなどで唾液の流れが悪い人が過剰に歯磨きやうがいをすると、唾液の量が低下して、口臭が強くなることがある。また、オーラルケア用のリンス剤に含まれるアルコール成分が口中に残り、口中が乾燥した結果、口臭を起こすことがあるので注意が必要だ。
白くしたいために研磨力の強い歯みがき粉でゴシゴシと
強く磨くのは危険です。
それは、歯の表面を覆っているエナメル質が、研磨剤によって削られて
薄くなると、知覚過敏が起こる可能性がありますし、
虫歯にもなりやすくなります。また、中の象牙質が透けて見えることによって、以前よりも更に
歯が黄ばんで見えてしまうこともあります。
【1】食後は30分以上あけてから磨く
食後の歯は、カリウムやリンが溶け出て少しやわらかい状態。食後すぐ磨くと歯が傷つくおそれが。
歯と歯ぐきをケアするだ液の能力がもっとも上がるのは食後。30~60分かけて、歯を元の歯の状態に戻す(再石灰化)ので、その時間を待ちましょう」(森先生、以下同)
【2】歯磨きは起床後すぐと就寝前がベスト
「歯垢が爆発的に増えるのは、だ液の分泌が少ない就寝中。そのため、起床後すぐの歯磨きが有効。さらに、寝る直前に歯磨きをして口内をキレイにしておくのもオススメです」
昔から、学校や家庭では「食べたらすぐ歯を磨け」と教えられてきた。しかし、『歯はみがいてはいけない』の著者で、竹屋町森歯科クリニック院長の森昭歯科医師によると、食後すぐに歯を磨くことが、必ずしもいいとは言えないという。
「食後すぐ食べカスを取るのはいいのですが、歯を磨いてしまうと、せっかくの唾液を流してしまいます。唾液には、食事によって酸性に傾いた口の中を中性に戻し、食事によって溶けた歯の成分を補う再石灰化の作用があります。ですから、食後30分ぐらいは、そのままにしておいたほうがいいのです。食後は歯ブラシで磨かなくても、舌で歯をなめれば、歯の表面の汚れはかなり取れます」
実は、毎日食後に歯をみがいているのに、虫歯や歯周病で歯科医院を受診する患者が少なくない。歯をみがきすぎると、歯の表面のエナメル質が薄くなり、虫歯菌に弱くなるからだ。
まとめ
本件、たくさん記事が出てくるので、本当に新常識になっていたようです。虫歯の原因になるだけではなく、口臭の原因にもなるとまであります。磨きすぎは危険ですね。
私も早く知っておけば、こんなに苦労しなくてよかったのになあ・・。子供のころからたくさん歯医者に行きました。これが正解だったのか。
ぜひ、新常識を知り、歯の健康にフィードバックしてください。