orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

技術レベルが低い、低過ぎる。

 

ほんとにどうしようもない話だがここに書いておく。

明らかにメンバーの技術力が低い。低いがためにいろいろな不具合が出てしまい、それが表に出る前にいろいろ刈り取る仕事を今している。

しているのだが、私が刈り取っている時点で表に出ているようなもんだろうとも思う。私が気づかなければ、後々大変なことになっているなという確信がある。それぐらいのレベルだ。どうしてこれに気が付けない。

この半年くらい、相当忙しくて、メンバーに手取り足取り指導できていなかったのは認めるとして、それでも自立して欲しい、技術レベルを自ら上げていって欲しいと願っていたが、どうにもそれは叶わなかったようだ。やけに仕事が遅い割に品質も悪いとは。

きっとこの半年の間で、いろいろと私が見ていない部分で、雑な作り込みがどこかにあるような気がしていて、しばらくは総点検である。あの、総点検という言葉は、他人から言われるとムシャクシャしかしないが、自分から出てくる言葉としたら、とてもピンとくる言葉だ。何でもかんでもとりあえず箱を開けまくって、うわ、こんなことになってんのや、と思ったらすぐ行動である。今日は朝からずっとそんなことをしている。

他人の仕事など信じちゃいけないという言葉もあるが、まあしょうがないじゃないか、忙しかったのだから。メンバーも自律的に動くフリはできて、ハリボテでもいいから自信はついたんじゃないかと思う。でもその自信、やっぱりハリボテなので、このまま放置すると台風がやってきて全部さらわれてしまうのである。世間の不具合連中は多分にこうやって作り込まれていく。技術レベルの低さは、こうやって人の油断とスキを巧妙についてきて、時間差で爆発するようになっている。

さて、どうしたものか。彼らメンバーは自立の名の下に、自分たちがどれだけできるべきか、という指針のようなものが失われているように見える。できる人たちというタグ付けをして、自分たちは「仕組み」の中で安穏としていればいいようにも見える。その仕組みを回していて、そして稼働が100%かそれ以上なんだから、自分たちはがんばっているんだ、と。

うん、それはそれとして、技術レベルが足りてないぞっ。

ということで、これはきっとメンバーの中に技術レベルが高い人間がいないと解決しないんだろうと思う。普段の仕組みの中でやっていることの品質を高めるために、品質の高い仕事をするメンバーを投入しないときっと、今のメンバーはこのままでいいと思ってしまう。よくない、不合格である。どぶさらいを私がやっている時点で、自立できていない。

きっと、組織改革のようなものが必要だなと決心してしまった。これから、少し大変なオペレーションをしないといけないとは思うが、どうせ放置したとて、大変になるのは同じもしくは、顧客に迷惑をかけるぶんもっとひどいことになる。これは決断のポイントが来ている。

現場からは以上である。