orangeitems’s diary

クラウド専任の40代インフラエンジニアが書くブログ。新規事業マネージャー。20世紀末の就職氷河期スタート時にIT業界に文系未経験で入りこみそのまま生き残った人。

逆境のときこそ、よりよき知恵を、行動を。

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コロナ禍でとことんまで雰囲気が暗かったところに、この戦争のニュースである。しかも短期決戦ではどうにも終わらない。ウクライナの人々も国を失くすくらいなら降伏などありえないという意思のようだ。そして世界世論もロシアが横暴であるということは大半である。ロシアとはもう付き合わないと言っているような国も多いし、今後世界で協調して何か物事を行うことはしばらく難しいのではないか、と思われる。

大変なことである。

冷戦という言葉は過去あったが、これは冷たくない。すでに火が燃え盛っている。その場所がウクライナとなっただけであり、放置すればどんどんヨーロッパに向かう。それどころかアジア圏も危険だ。何せ隣国で領土問題をそもそも抱えているだから。

今後どのような経緯が待っているのかは50年後…もし人類が存在していれば…の歴史の教科書に書かれているだろう。ただ今を生きる私達はそれを待っているわけにはいかない。今日を生きなければいけない。21世紀に目にするとは思えなかった映像をテレビで見ながら、通勤の支度をして出かけるのである。今日も日本には日常が訪れている。これは何なのか。借り物なのか。真実味はないがそれでも今日の一日を送ることは依然として目の前にある。

2022年には、世の中はコロナを克服し、どんどん明るくなってくるだろう。みんなそう思っていた。でも完全に裏切られた。これではコロナ禍が終結したところで、世界は思いっきりギスギスするのだろう。インターネットが世界を一つにするというのももう終わった。

今は、誰が誰の味方なのか、右を見て左を見てどの国も慎重に発言を重ねている。しばらくしたら「陣営」という概念ができるだろう。中国やインドはどうするのか。そして、ウクライナの次にはその周辺国が脅威にさらされるところまでは既定路線だ。核の問題もある。もし一度でも使われたら世界が終わる、積み上げてきたものがバラバラになり、人類は滅亡に向かうのだろう。それぐらい悲観的なのが、現実的だ。今の日本の平和な現実が中長期的に続くと本気で思っている人がいたら、今一度考え直してもらいたい。リスクに背を向けたとして、そのリスクは消え去るのだろうか。できれば、自分がリスクによって葬り去られるのであれば、そのリスクを最後の一秒まで見つめていたい。そこまでの意思こそ、リスクをコントロールする源泉なのだから。背中では何もできない。

私が生まれる前には、朝鮮でもベトナムでも戦争があった。これらも結局はロシア(当時はソビエト連邦)と欧米の反目である。その後アラブに戦争の火種は移ったが、時間とともにエネルギーは蓄積し、そして今ここに我々はいる。結局は何も解決していなかった。第二次世界大戦前に国際連盟という組織があり、そして終結後に国際連合が作られた。永遠に期待通りの動作をするかと思われたこの仕組みですら、時代遅れとなり現在の状況に対してコントロールできる力は失われた。いや、もとからなかったのだ。反目するもの同士が全会一致しないと行動できないルールであることと、いつまでも常任理事国のパワーバランスが均等であることもおかしかった。

簡単に言えば、これまでの仕組みや常識は、何の保障にもならぬ。今の現実を、リスクを思いっきり見つめて、知恵を出し合って妙案をひねり出し、そして行動していかねばならない。それが今人類に課せられた大きな命題であることは町がない。

勝った、負けたで一喜一憂し、偉い人が言う言葉に翻弄されてもならない。そして耳を塞ぎ、それはメディアの中の出来事なんだと知らんぷりを決め込むのも愚かだ。一人一人知恵を出そう。発言しよう。良い案があったら実行しよう。実はもうそんな状況に来ているのは間違いない。