orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

長く勤めることが正義なんだっけ?

f:id:orangeitems:20210506175841j:plain

 

Yahoo!見てたら、不思議な記事が紹介されていたので感想を。

 

trilltrill.jp

“長く勤める=正義”ならこの質問の明確な答え、ワタシを納得させる答えがほしい。おもしろくもない仕事をなあなあに続けている今のワタシに、終止符を打ちたい。

 

「長く勤める=正義」なら・・と言う前提と戦うことになっていますが、そんな上品な話じゃないと思います。「辞める=めんどくさい」のほうがしっくりきます。

だって、辞めたら環境が変わっちゃうじゃないですか。環境を変えるとそれだけで人間関係から、価値観、自分に与えられるミッション。通勤経路、働き方。全て変わってしまうのに適応するのって大変ですよね。

だから、会社選ぶときは、辞めないことを前提に大事に選ぶし、辞めるときはそれ相応の理由がないとやる気が起きません。私は二社経験しましたが、どちらも十年以上勤めることになってしまいましたねぇ。

会社の中では競争なので、競争に勝つためには、在籍期間が長い方がお得です。なぜなら、明日辞めるような人に、大事な仕事を任せようと思う人は少ないからです。

IT業界であれば、SESや派遣契約などで他社のオフィスに常駐し、プロジェクトが変わる度に現場が変わるような、同じ会社に居ながら環境がころころ変わるケースもあります。しかしその場合でも、やっぱり長くいる人に、重要なプロジェクトがアサインされますね。だってプロジェクト途中で、「やーめた」って辞められるのが一番難しいですからね。

会社にとって、長く居続けてくれる人って言うのはそれだけで信用がありますね。信用の無い人にはそれだけの仕事しか割り振られない。そんなキャラクターでいろんな職場を二転三転して、どれだけ、やりがいのある仕事が振ってくるのか。

いずれ、長く居続けられる真の職場を見つけるとして、今、ここにある場所は仮の場所だ。そう思うのはいいのですが、それなら早く仮の場所は卒業したほうがいいんじゃないかと思います。仮の場所に長くい続ける分、真の職場にいられる時間は短くなってしまいます。

単に長くいるだけで信用が貯まるので、機が熟してから、というのは言い訳かもしれません。すぐにでも求職活動をして、もしも門をくぐれたらあとは長く長くそこで勝負したほうが、絶対にいい仕事がいずれもらえると思います。

ちなみに、二十年この業界にいますが、仕事って、全部覚えるという状態を経験したことがないです。理想を言えば切りがないので、現実と割り切って仕事を作りますが、うまく流れだした途端に新しい技術やら市場の変化やらが起きて、一向に、全部覚えるという状態になれません。

仕事を覚えるというのは表現がおかしくて、何か新しいことが起きても適応できる能力を獲得すると言った方が良いと思います。その「覚える」内容すら、だれかが考えたことであり、その考える方に向かうのが、仕事を長く続けることによる成果です。

まあ、別の職場でもそのスキルを使えるなら単純に転職しても、「早く辞める」ことにはならないのですが、それでも、外からきたぽっと出の人に、仕事のやり方自体を変える権限が与えられるかどうか・・はなかなか難しい話ではあります。

ということで、「長く勤めることが正義」とかって、ルールでも何でもないですね。ただ、ちゃんと勝負するなら長く勤めたほうがいいよ、ということです。長くいればいいというものではないです。自分の実績に対して、会社に不当に搾取されてると気づいたら、別の場所で勝負するというのも、もちろんそれも正義だと思いますし。

 

この文章を書いていて新しく自分の気持ちに気づいた。ワタシも好きな仕事を長く続けたいんだ。

 

ま、そうだと思います。そのためには、勝負と思った場所で、長く続けることだと思いますよ。