「わたしのコンソメスープ」縛り
下記のエントリーが話題になっているようなので、便乗して書きます。
できるかな?
本文
コンソメスープという料理をわたしが認識したのは、社会人になってからだと思う。そこまで認識できなかったのは、おそらく私が全く料理をやらず興味もなく、料理に名称を付けずに出てきたものをそのまま食べていたからだと思う。したがってコンソメスープを初めて食べたのが社会人になってからということではなく、そのスープがコンソメスープと呼ばれることを認識したのが社会人になってからという理屈である。
どうやって名称と結びついたかというと、ファミレスのスープバーにて「コンソメスープ」という名札とともに置かれていたスープを何度か経験したことや、飛行機に乗ったときのドリンクサービスの一つにあったコンソメスープを飲んだときだ。両方とも社会人っぽいイベントだ。学生のときは飛行機にも乗らずファミレスにも行かず。まあ金に困っていた貧乏学生だったのでしようがない。
そんなこんなで、コンソメスープのことを今では知っているわたしだが、コンソメスープは美味しいと思う。ただ何かが足りない。何が足りないのかを私は知っている。「パンチ」である。コンソメスープにはパンチが足りないのだ。
なぜこんなことを力説するかというと、わたしはポテトチップスが大好きで、山のようにこれまで食べてきて、そして健康のために今では控えているというほどポテトチップスが大好きだからだ。おっと、これだけの情報では伝わらない。「コンソメパンチ」が大好きなのだ。うすしおとコンソメパンチはカルビーポテトチップスの2枚看板だが、もし二つ並んでいたらためらわずコンソメパンチを取る。一方で、必ずうすしおを取るタイプの人もおり、人の味覚はいろいろだなと思う。だいたい肉好きはコンソメパンチを取り、野菜好きはうすしおを取る。偏見だろうか。
さて、コンソメスープはパンチが足りないという話に戻るが、コンソメスープが長いことコンソメスープとして認識するまでに時間がかかったのは、コンソメスープはコンソメパンチスープじゃないからだと思う。コンソメパンチは子供のころからたくさん食べてきた。そのスープ版がコンソメスープだなんて全く結びつかなかった。これが「パンチ」だ。パンチがあるせいであんなにおいしいんだろうと思う。
そういう意味では、うすしおパンチがあれば、もっとうすしおのポテトチップスは魅力があったのかもしれない。のりしおは・・。おっと「のり塩パンチ」というものは存在している。
ポテトチップス のり塩パンチ | ポテトチップス | カルビー株式会社
ポテトチップス のりしお | ポテトチップス | カルビー株式会社
これは重大なヒントだ。カルビーの定義する「パンチ」とは上記2種類のポテトチップスの差分だ。この2種類を見比べてみると、「パンチ」とはとうがらしを利かせた上で味が濃い目だという意味のようだ。ただ、コンソメパンチにはとうがらしは入っていない。おそらくのり塩パンチのパンチは、コンソメパンチのそれとは異なると思われる。五感や雰囲気に近いものだろう。
ここで暗礁に乗り上げた。一度落ち着いて考えよう。Google先生に聞いてみたら、答えがあった!。
『コンソメパンチ』の「パンチ」の意味は何ですか?
「パンチ」は、コンソメパンチを発売した1978年当時の流行語です。
「パンチをきかす」などの言いまわしで、「元気がよい」とか「勢いがある」という意味で使われていました。
弊社でも新しい商品を登場させるにあたり、強く印象に残る商品名にしたいと考え、『コンソメパンチ』という名前をつけました。
先人がカルビーに聞いてくれていたようです。そうですか。どうも味としてのパンチは存在せず、本当に雰囲気だったんですね。
多分にカルビーなら、コンソメスープにパンチを入れることなどたやすいんだろうな。
今後コンソメスープに出会ったら、もしかしたらパンチ入りのものが存在するかもしれません。そのときこそ「わたしのコンソメスープ」と叫びたいと思います。
おわり
感想
確かに意味不明なコラムになりますね(笑)。
毎日ブログを書いているせいか、どんなお題でも何かしら作文できるようにはなっています。またお題があれば挑戦してみます。
カルビー ポテトチップス コンソメパンチ 60g × 12袋