orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

Tik TokでうっかりWifiじゃないときに利用しない方法(iPhone)

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「Tik Tok ティックトック - 動画ソーシャルアプリ」をApp Storeで

 

目的

Tik Tokというアプリがとても流行っていていますね。

私もトレンドに乗って見ているのですが、基本的に動画コンテンツなので、うっかりWifiにつないでないときがあります。

4G LTEでもWifiと変わらないぐらいなので、はっと気が付いたらモバイル通信で使っていてがっかりすること数回。

二度とWifiじゃないときは使わないようにその設定を行っておきたいと思います。

 

Wifiじゃないときに利用しない方法

設定は簡単です。 すぐ終わります。

 

1. まずホーム画面から、[設定]を呼び出します。

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2. [モバイル通信]という項目を呼び出します。 

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3. アプリが並んでいるので、その中からTik Tokを探し出し、オフにします。

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これで、モバイル通信などWifiにつながっていないときは、アプリを起動してもネットワークにつながりません。

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また、Youtubeやインスタグラムも一緒にオフにしておいた方が便利ですね。

 

 

おまけ

誰が作っていて、どうやって利益が出ているのかが気になったので、おまけで調べました。

 

thebridge.jp

ということで、配信元の企業は中国ですね。

 

hisaocompany.com

調べていただいた記事がありました。なんと、日本ではまだ全部無料なんですねー。

驚きました。

 

あとは、流行させる戦略はこちらの記事で勉強。

tamakino.hatenablog.com

 

業界でも無視できないぐらいのムーブメントになっておりますので、興味本位でどうぞ。

 

Tik Tok ティックトック - 動画ソーシャルアプリ

Tik Tok ティックトック - 動画ソーシャルアプリ

  • BYTEMOD PTE. LTD.
  • 写真/ビデオ
  • 無料

 

 

運用エンジニアが24時間持たされそうなSurface Go登場、バッテリーは9時間持ち

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Microsoft Blogより

 

ノートパソコンを持ち歩くという運用エンジニアに課された呪い

ITの運用は最近はクラウドやVPNを駆使して外出してても対応することができるんですね。回線とノートパソコンがあれば長期休暇中にトラブルがあっても、データセンターに行かずとも、リモートデスクトップやSSHコンソールで作業開始・・。モバイルルーターすらスマホのテザリングで代用できます。

おかげで、どこ行くときもノートパソコン持参、という運用エンジニアも最近は増えているのではないでしょうか。私など、温泉に行くときも持参してますし、登山するときもリュックにノートパソコン入ってたりします。山頂でPC開いてメンテしたときにはアホかと思ったぐらいですが、何かあった時に手元にあるとないとではできることが違うので、まあしゃあないか・・と思いながら生活しています。

本当は、会社のオフィスに24時間シフトを作って、出社している人がシステムトラブルに対処すべきだと思いますが、多分そうなっている現場はごく一部だと思います。お金かかりますしね。休日中にやらなきゃいけない緊急対応ってそんなに工数ないですからね。むしろ、工数が膨らむような緊急対応なら、オフィスに向かったほうがいいと思います。リモートだと長時間作業はリスクがあります。

そんなこんなで、休日も頭の片隅にシステムのことを気にかけていなければいけない、運用エンジニアの皆様、お疲れ様です。。

 

Surface Go

前置きが長くなりました。

この運用エンジニアにとっては呪いのようなノートパソコン。Microsoftから昨日発表されたSurface Goはもうご存知でしょうか。

 

blogs.windows.com

 

こちら、Microsoftの公式ブログ(英語)です。399ドルでSurfaceが出ました。単体で521グラム。軽い。もちろん別売りのキーボード付きカバーを買うと+300グラムになっちゃうのですがこれでも軽い。しかも安い。

解像度が1800 x 1200と広いですし、ストレージもeMMCかSSD。

おそらく、メモリ8GB、SSD 128GBくらいが快適かなあと思います。

で、もっと大事なのが、充電が9時間持つこと。緊急時に9時間も作業することはないですので、十分な電池持ちと言えます。

 

これ、どうやったって10万はいかないので、会社では経費で落とせますよね。資産にならない。めちゃくちゃ会社が買いやすい。

あと、運用エンジニアはリモートデスクトップかSSHコンソールなど、リモート処理が基本なので、重いMicrosoft Officeは不要。だからCPUも、Pentium Goldで十分。むしろ解像度が重要。

スマホ(AndroidやiOS)でVPNやリモートデスクトップはできるものの、画面が小さいしフルキーボードがないし、電池が持たない。やはりノートPCでないと。

Surface Goを買って、全エンジニアに持たせよう。そんな発想がいろんな現場で生まれそうだと思いました。それぐらいコストパフォーマンスと製品仕様が素晴らしい。

 

呪いは続く

Surface Go、いいね!

と思ったんですが、どちらにしろ呪いは続くわけですね。カバンの中身がSurface Goに変わるだけです。

私の理想はですね、念じるとホログラムが出て空間上に液晶ディスプレイが出ることです。キーボードもホログラム。重さ0で、リモートメンテナンスができる。

・・・なんだか、自分が温泉に入りながらホログラムのパソコンをさわり、のぼせているところが容易に想像できました。・・・(とほほ

温泉に入っている人が、仕事オーラだしてたら不気味としかいいようがない。

 

呪いは続きますね。運用エンジニアの方々、今日もがんばりましょう。

 

 

追伸

日本では64,800円からというアホみたいな戦略のようで、却下。出入り禁止。

 

ティントリ社、ナスダックから上場廃止決定通知を受け取る

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https://finance.yahoo.com/quote/TNTR?p=TNTR

 

ティントリ社、上場廃止一歩手前

仮想ストレージの分野で日本でも評判の高かったティントリ社について、米ナスダックから上場廃止通知をティントリ社が受け取ったと、Buisiness Wireが伝えています。

 

www.businesswire.com

日本語訳:

Tintri, Inc. (NASDAQ:TNTR)は、本日、会社がナスダックより上場廃止決定通知を受け取ったことを報告しました。ナスダック上場規則5250(c)(1)、4月末の四半期報告書(Form 10-Q) 30,2018の提出、の要件を満たすことができなかったため、同社の有価証券を上場廃止を決定するということです。当社が上場廃止決定の控訴を要求しない限り、2018年7月12日より当社の普通株式の取引は中断され、ナスダックは証券取引委員会にForm 25-NSEを提出し、ナスダックに上場し登録している同社の有価証券を廃止します。当社は現在、上場廃止決定の控訴を提起するかどうかを決定していません。

 

このまま、控訴されない場合、明後日2018/7/12(木)には上場廃止です。もともと四半期報告書すら出せない状況であり、かなりの窮地ではないかと思います。

 

現在の状況

ティントリが経営危機という記事を数日前に書きました。アメリカでは上記のような状況ですが、今一つ日本では話題となっていないように思います。

The Registerはもっと詳細に、世界の状況を記載しています。

 

www.theregister.co.uk

日本語訳:

スローモーションティントリ列車のクラッシュが続く:ヨーロッパ各地の事業所は閉鎖に

Reg(このメディアの記者)はボイスメールのボイドに叫ぶ:誰か家にいる?

ティントリは、社内関係者の主張に基づいてEMEA全体をシャットダウンし、顧客は認識可能なサポート機能を持たず、一部のスタッフは6月または解雇手当無しで解雇されたと語った。

徐々に脱線しているフラッシュストレージ会社は、1週間前に、200人のスタッフが斧をかけて40〜50人の頭を残していることを明らかにし、Regに、キャッシュフローが6月末までに乾ききったと語った。

スイスに拠点を置くTintriの上級システムエンジニアOlivier Metzgerが、EMEA全体の全組織が6月29日に閉鎖したと主張した。

 

 

※(上記ツイート日本語訳)昨日、ティントリのすべてのヨーロッパ支社はクローズした。私の最後の素晴らしい従業員とユニークなプロダクトとの営業日だ。ファンタスティックなチームよ、ありがとう。わたしの兄弟が全て良く、戦い続けることを望む!

 

社内関係者は、米国事業のスタッフは6月に支払いがあり、40人の部門長は残されたことを明らかにした。さらに、スイス、アイルランド、南アフリカの労働者も6月に賃金が支払われたが、英国、ドイツ、オランダの労働者は支払われていないと述べました。ティントリ・ジャパンも同様に閉鎖されているという。

6月29日金曜日、ビジネスが閉鎖されていると言われていた元従業員の一人は、「彼ら(ティントリの経営者)は給与や祝祭日や解雇手当を支払うことを拒否した」と主張した。

El Regはさらに、閉鎖以来、20人以上の英国人スタッフが弁護士を任命して、彼らの集団代表を代理して裁判所に訴訟を起こすことを知っています。

ティントリはサポート上の苦情を無視していると話していました。顧客サポートはアイルランドに拠点を置いていましたが、その営業は1週間前に閉鎖されていました。「顧客はサポートがないまま置き去りにされてしまった。クライアントは簡単に言えばないがしろにされている。」

Ex-Tintriのスタッフは、スミス&ウィリアムソンが英国のビジネスを清算するよう任命されたと一貫して主張してきましたが、スミス&ウィリアムソンはこれが事実ではないと繰り返し言いました。ロンドンの官報には、任命を確認する裁判所命令は出されていない。

ティントリの英国、アイルランド、米国のサポート番号への電話は、ボイスメールに直結しています。録音されたメッセージはティントリが構造的な変化を遂げていることを示し、同社はサポートを提供し、発呼者に詳細を残すよう頼んだ。

つまり、現時点では顧客はサポートを受けておらず、インストールされたティントリの機器は寿命末期に分類されている可能性があり、潜在的な移行の課題となっています。

サプライヤーとディストリビューター、および他のチャネルメンバーは、請求書に目を向けます。ティントリの契約製造パートナーであるFlextronicsは6月16日、ティントリがFlextronicsに支払っていなかったため、両者の合意に違反していたと同社に語った。その結果、Flextronicsはティントリ用の部品の製造を止めました。血みどろの詳細はSEC 8Kファイリングです。

第2の独立した元ティントリ従業員は、これを個人的なメッセージで確認しました。

その一方で、以前は人気のあるフラッシュ会社が熱烈な功績を味わっていた場所に対して、多くの人々がグラスドー(職業あっせんの会社)に不平を伝え、いくつかは賃金の喪失をもあった。

ティントリの取締役会は、会社のIPや破産を売るなどの選択肢を探している。出版時点では、関連する提出物は見つからなかった。

 

かなり具体的かつ詳細に伝えていますが、日本では、ユーザーはきちんと認識しているのでしょうか。ティントリの日本語記事は、機能のすばらしさの記事ばかりで、国内動向がどうなるか不安になってしまいます。

(おそらく、販売代理店を通じて内々にユーザーに伝えられ、現在保守を受けられないこと、およびその代替策を話し合っているのだと思いますが)

 

まとめ

ここ最近記事にしたように、ストレージはシステムの要、経営そのものなので、選択は慎重にすべきです。生々しい記事に震えが来てしまいました。

 

続き

上場廃止を待たずして破産申請を行った模様。

ティントリ社、破産申請を提出。焦点はDataDirect Networksの救済可否へ - orangeitems’s diary

 

 

IT技術者なら知っておきたい ストレージの原則と技術

 

「インフラエンジニアの独り言、ストレージは盲点になりがち」コメントへの感想

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いろいろな意見を頂く

インフラエンジニアの独り言、ストレージは盲点になりがちの記事について、たくさんのコメントを頂いており、楽しく読ませていただいております。タイトルの通り独り言のつもりだったのですが、意外にも同業もしくは隣接の方からいろいろな意見を頂き、勉強になっております。

 

はてなブックマークについたコメントから、いくつか思うところを書いていきたいと思います。

はてなブックマーク - インフラエンジニアの独り言、ストレージは盲点になりがち - orangeitems’s diary

なお、解釈は人それぞれありそれぞれ正しさがあると思います。単なる感想ということでご承知ください。また、時間の関係上一部のコメントだけ取り上げております。

 

感想

ネットワーク屋さんも最近はサーバーいじり始めてるよ すっごい嫌々だけど

 素晴らしいです。後にスーパーエンジニアと呼ばれると思います。

 

学生時代にストレージちょっとだけやってたからいろいろと思うところはある。ネットワークストレージとサーバの接続を行うスイッチの障害が起きるとストレージが壊れるんすよね...(-o;

 ストレージが壊れるというより、OSのファイルシステムが壊れる可能性があるんですよね・・。急に書き込みが止まるわけですから。最近のファイルシステムチェックは優秀なのでOSが起動しなくなることはあまりないですが。チェック中は超不安です。

 

確かに、ストレージはサーバエンジニアが兼任な感じ…。でも、そうそう壊れないから、う~ん

ディスクレベルだとよく壊れるのですが、ストレージごとダウンということは稀ですよね・・。

 

今後はHCIでどうにかなるのかな

 結局HCIの中にも仮想ストレージを支えるソフトウェアが入ってくるので、場所が移動しただけだと思います。ソフトウェアに障害があると、結果ストレージ障害のようなことは起こりえると思います。

 

実際に担当する側から言えば、確かに責務と給与は比例してねぇなぁという実感はある。/ベンダ固有の問題が多過ぎる事、またストレージベンダー側は1000万以下のストレージサポートをほぼやらない事は周知されるべき

 ファームウェアのバグって、致命的なものも含めて多いですよね。しかも環境が限定されているバグにもかかわらず、自社に当てはまって喰らってしまうという罠。

 

ぶっちゃけ使用側からするとそういう面倒なこと考えたくないのでとにかく S3 / GCS に突っ込んであとから Athena なり BigQuery なりで活用できるようにする Amazon や Google の思想は圧倒的に正しいと思った

そうですね。メガパブリッククラウドの最大のメリットだと思います。でも、やらかすときはやらかしますけどね。

 

自分はネットワーク屋さんだけど、次に領域を広げるとしたら、ストレージとバックアップ、あと監視系と思って、それらのスキルを備えるようにしてる。

 正解だと思います。運用設計のど真ん中ですね。

 

フルスタックエンジニアという人がやればいいのでは。なんちゃって

 開発の現場でフルスタックと言う言葉がささやかれるたびに、インフラでは違う意味で存在するよなあと常々思っておりました。

 

ストレージサーバー、と聞いてピンとこないレベルのSEがなりゆきでインフラやってる現場なんかも結構あると思うんですよね。

 おおありです。しかもメンタルつよ子じゃないと、やっていられないという。

 

転送魔神やで

 そうですね。もはや10Gbpsで組まないとアウトの世界。

 

オンプレのHCIを使ってるが、今度はStroageControllerVMを理解する必要が出てくるからなぁ。常に範囲を広げる努力が必要。しかし給料には反映されない所がツラいが。

 ソフトウェア使って仮想化するとあたかも魔法みたいに表現されますが、実際は人が書いたコードがやっているわけで、怖さはありますね。洗練されているものほど落とし穴があり。

 

ストレージ障害って頻繁じゃ無い?定期的に起きるよね?

ストレージの定義によって頻繁とも言えます。ディスクアラートで保守呼んで交換というのもストレージ障害といえばそうですね。

今回の場合は、VMからストレージが切り離されたり接続できなかったりするなどの、深刻な障害を言います。これが頻繁だとすると、システムは使い物にならないと思います・・。

ストレージサーバーって、思い切り冗長に作られています。マザーボードも電源もRAIDカードも全部二重化されていて、同じ筐体でアクティブスタンバイ、もしくはアクティブアクティブになっているものがほとんどです。ですので、ファームウェアをアップしようが部品を交換しようが、ノンストップで運用できるのですが、それでも問題が発生するときは発生するという・・。(こわい)

 

結局上から下まで細分化されて全体を理解できる人がいないんだよな。

レイヤーが増えすぎましたね、仮想化のおかげで。便利にはなっているのですが、障害がいざ発生すると、全体を見る目線が必要ですね。

 

選んだベンダー次第なとこはあるな、、地雷を踏んだらさようなら部門だなぁって、ふと思ったことはあるぞ。

 100回うなづきました。

 

物理サーバ並べたのはVSANってのが数年前からあってですね・・。今回のような障害は詰め込んだから起きたとかじゃないんですよ。HCIもねぇ・・・。この記事といい、インフラエンジニアはまじで絶滅危惧種なのだなぁ。

 原因は不明ですがcephが怪しそうです。ニフクラの件もそうですが、複数のストレージサーバーを1つに抽象化する設計って、トラブると全サービス断。詰め込むことがトリガーになるかどうかは不明ですが。インフラエンジニアの数についてはどれぐらいいるのか私もよくわかりません。あと、VSANでもHCIでも、Software Definedな世界だと思うので、結局ストレージサーバーとやっていることは同じだと思います。Software Definedにしたら、Softwareの専門家が必要になるかと。

 

うーむ。ホスティング事業者にとって死活問題なのは分かるが、そこからすべての会社に高給の専任が必要というのは飛躍していると思う。大体1システム1ストレージ(冗長化)構成にすると思うし、ベンダーの保守は必須

1システム1ストレージ(冗長化)で徹底できるなら、確かに高給ストレージエンジニアは不要かもしれませんね。保守でカバーできるかもしれません。今回のように、情報資産の価値が青天井な1つの大型システムだと必要かと思います。人にお金をかけるか、ハードウェアにお金をかけるかのバランスになるかと思います。高スキルの人が必ず確保できる保証もないので、本来はハードウェアにコストをかけるべきかなあと思います。

 

イーサに流すにしてもiSCSIは使わないかなあ。今まではストレージ屋さん構えてたけどvSANちゃんと入れたらサーバ屋さんだけで完結できそう。

私の周りは猫も杓子もiSCSI。vSANはvSANで、専用のスキルが必要なので、ナレッジの必要量としては変わらないのかあと思います。

 

ストレージ、vnxもetremIOもあまりいい思い出がない…SCSIとかmultipathまわり、ファーム更新でいろいろ踏んだ…

 わかりみの2乗です。

 

最近この手の話をよくする、クラウド利用料金にはストレージとNWとバックアップの面倒をほぼ見なくていいお手軽さが含まれてる

はい、あと電気代とインターネット代もですね。オンプレと比べられても困るのに、オンプレと値段張り合って安くし過ぎて、悲劇が起こることがあると思います。

 

よって弊社は現在HCIに仮想基盤を移行中です。移行のPLは私ですが手数が全く足りておりません……つら……

お疲れ様です。スーパーエンジニア育成コースへようこそ。

 

ストレージ守る=データ守る。

平常運用だと、守りに給与がリンクしないのがつらいですよね。

守っているのになあ、と。

 

セキュリティも同様かな。→"ストレージエンジニアという名前は一般的ではありません。原因としては、問題が発生しない間はやることがないからです"

ですね。ただ、脆弱性検査やWAF/IPSなどアウトソーシングしやすい分野なので、戦略は立てやすそうです。経営者は平常時こそコストをかけてほしいですね。

 

「バックエンドのシステムを組む時,予算の半分(人件費含む)はストレージに割くべき」というのは割と常識かと思ってたけど,そうでもないのかな?永続性(persistence)の担保にお金をケチってはいけない

素晴らしい考え方です。データが何もないときは軽々しく設計しちゃうので、気を付けないといけない。

 

やれオープン化だベンダーロックイン反対だなんだと言って適正な給料もらってたであろうお高いベンダーから仕事切り出した報いとかじゃないの?

オープンソースの落とし穴、必要な保守の削減、このあたりは最近叫ばれるようになりましたね。今回のケースがどうかは不明ですが、人もハードウェアもコストを削ったらそこに穴が開くという感覚は大事だと思います。

 

まとめ

時間の関係上、全てのコメントには感想を入れられませんでしたが、全て読ませていただいております。どこの現場も大きな責任がつきまとい大変かと思いますが、ストレージを含め”守って”行きましょう。私の独り言にたくさん共感頂き、勇気がでました。

 

 

新人エンジニアのためのインフラ入門 ThinkIT Books

 

GMOクラウド ALTUS Basicシリーズがネットワーク障害発生中(復旧)

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 ※2018/7/9 23:45 復旧しました。

 

今度はGMOクラウド ALTUS

GMOクラウド ALTUSで障害発生の模様です。BasicとIsolateの2つのモデルがあるようですが、Basicの方で発生しています。

 

 

確かに、GMOクラウド ALTUSにて、障害情報が出ていました。

GMOクラウド | メンテナンス・障害情報

【7/9 0:50 更新】

お客さま各位

平素はGMOクラウドALTUSをご利用いただきありがとうございます。

この度、GMOクラウドALTUS Basicにおきまして、
外部からの接続ができない事象が確認されております。
ご不便をお掛けしており誠に申し訳ございません。

■障害発生日時
確認中

■対象範囲
ALTUS Basic でグローバルIPアドレスをご利用の一部のお客様


■障害内容
ネットワーク機器経由でのアクセス不可

■原因
ロードバランサー、ならびにスタティックNATの不具合により、
一部の仮想サーバーへのアクセスができない状態となっております。
復旧に向けてロードバランサー、ならびにスタティックNATの
設定の修復作業をおこなっております。

継続して復旧作業をおこなっております。
ご迷惑をおかけいたしまして、誠に申し訳ございません。
深くお詫び申し上げます。

 

GMOクラウド ALTUSとは何か

設計の概要は下記サイトから学ぶことができます。

 

「GMOクラウド ALTUS(アルタス)」はなぜアルとタスかるのか!?(3) 3シリーズでビジネスを支えるGMOクラウド ALTUS | マイナビニュース

GMOクラウド ALTUSでは、世界標準と言えるApache CloudStackをベースとした商用クラウド基盤「Citrix CloudPlatform, powered by Apache CloudStack」を採用している。

 

で、このCtrix Cloud Platformですが、2016年にAcceleriteという会社にプロダクトごと売却されています。

シトリックス、「CloudPlatform」「CloudPortal」製品をAcceleriteに売却へ - ZDNet Japan

 

現在は、ROVIUS CLOUDとしてリブランディングしています。

Accelerite re-floats Citrix CloudPlatform as 'Rovius Cloud' • The Register

 

ちなみに、KDDIクラウドプラットフォーム(KCPS)もこのソリューションを使っているそうです。

KDDI Cloud Blog | CloudStackで実現するDedicated Servers(専有サーバ)

 

あと、ハードウェアにはCISCO UCSを使っているとの情報あり。かなりの高級品ですし、10Gbpsのネットワークを使っていることから、インフラ基盤として十分なハードウェア設備であると個人的には思います。

https://www.cisco.com/c/dam/global/ja_jp/solutions/datacenter/casestudy/pdf/1025-ucs-gmocloud-cs.pdf

 

 

CloudStackのネットワークを学ぶ

大体の概要がわかったところで、CloudStackをもっと知っていきます。

こちら、大変わかりやすい解説となっています。

CloudStackの仕組みと構築方法 - ぱろっくの日記

 

詳しくは上記サイトをご確認いただければわかると思いますが、ネットワークモデルが2つあって、

・基本ネットワークモデル
・拡張ネットワークモデル

上記が、そのままBasicとIsolateの2つのシリーズにそのまま対応しているようです。

基本ネットワークモデルにおいてはセキュリティグループ(AWSと似ている)でフィルタリングしているのに対し、拡張ネットワークモデルでは、仮想ルーターとVLANという要素でフィルタリングしています。L3とL2の違いですね。また、仮想ルーターにはロードバランサー、ファイアウォール、NATの機能まであります。

 

現時点ではよくわからないのですが、Basicだけが障害となっているのは、インフラ基盤がBasicとIsolateで違うのかもしれません。

 

障害の原因は?

 

21:00の更新にて、インターネット側の通信にて障害が発生していることがわかりました。

・インターネットプロバイダー側の設備
・インターネットに接続しているルーター
・CloudStackとルーターの間の経路

どこかで問題が起こっているのは間違いないとは思うのですが、今後の情報待ちとなります。

 

追記

障害の概要はわかりましたので継続してウォッチしていきたいと思います。早期の復旧をお祈りします。

 

2018/7/8 22:44

ツイッターの様子を見ると静かなのでZenlogicと違いこちらは部分障害のように思います。継続観察します。

 

2018/7/9 1:14

0:50に更新があり、ロードバランサーおよびスタティックNATの不具合、ということで切り分けが付いてきた模様です。

 

2018/7/9 12:55

まだ未解決です。

サポートページによると、システムバックアップのリストアを行っている模様です。

【7/9 12:30 更新】
【7/9 11:30 更新】
継続して復旧に向けてロードバランサー、ならびにスタティックNATの
設定の修復作業を順次おこなっております。

ロードバランサーの再設定:64%程度
スタティックNATの再設定:20%程度

ご迷惑をおかけいたしまして、誠に申し訳ございません。
復旧まで今しばらくお待ちいただきますようよろしくお願い申し上げます。

こちらも長期間障害の部類ですが、影響を受けているユーザー数が少ないためか、あまり話題になっていませんね。

クラウドの共有部分というのは、本当に慎重に設計しないと、全体障害が簡単に起こってしまうということを示していると思います。

 

2018/7/9 23:45

復旧したそうです。

 

お客さま各位

平素はGMOクラウドALTUSをご利用いただきありがとうございます。

この度、GMOクラウドALTUS Basicにおきまして、
外部からの接続ができない事象が確認されておりました。
ご不便をお掛けし、誠に申し訳ございませんでした。
現在は復旧しております。

■障害発生日時
2018年7月8日14時頃 ~ 2018年7月9日22:03

■対象範囲
ALTUS Basic でグローバルIPアドレスをご利用の一部のお客様


■障害内容
ネットワーク機器経由でのアクセス不可

■原因
ロードバランサー、ならびにスタティックNATの不具合により、
一部の仮想サーバーへのアクセスができない状態となっております。
復旧に向けてロードバランサー、ならびにスタティックNATの
設定の修復作業をおこなっておりました。

ご迷惑をおかけいたしまして、誠に申し訳ございません。
深くお詫び申し上げます。

 

関係者のみなさま、復旧作業お疲れさまでした。

 

 

新人エンジニアのためのインフラ入門 ThinkIT Books