わたしは「カラオケ JOYSOUND for Wii U」からかれこれ5年くらいユーザーでして、2017年12月からNitendo Switch版である「カラオケJOYSOUND for Nintendo Switch」が出たので乗り換えました。なお、WiiU版とは別にPS4版の「JOYSOUND.TV plus」も短期間に契約していたこともありますので、こんなに使っている人はあまりいないのではないでしょうか。
さて、Switch版リリースから2ヶ月くらい経ってだいたい、WiiU版と比べていいところ、悪いところがわかってきたのでレビュー記事を書いておきます。
いいところ
起動したらすぐ使えること
WiiU版だと、ソフトウェアのスリープ機能がなかったので、カラオケしたいというところから曲の予約まで2分くらいはかかってました。Switchであれば、もしほかのゲームに切り替えていなければ、スリープ解除とともにすぐに曲予約ができますのでウルトラ便利です。
全国採点の解像度が上がったこと
採点がないカラオケなんて、モチベーションが上がりません。で、WiiU版の採点はどんなにうまく歌っても93点を超えることはありませんでした。どうも不気味なビブラートを入れないとそれ以上上がらないようです。自然なビブラートじゃなくて、「ワレワレハウチュウジンダ」みたいな奇妙なヤツです。なんだかなーと思いながら93点を目標にして長いことカラオケしていました。一方で、音程通り歌えばかならず90点は行くので、この90−93という狭いレンジで楽しむというテレビ顔負けのお約束採点だった気がします。
Switchについては、この辺りが改善されていて、変なビブラートを入れなくても95点まではがんばれば行けます。で、曲のキーとか難易度とかの関係でうまくフィットすると、97点とか98点も出ますので、カラオケを楽しむという観点から言うと非常に改善した印象です。
スマホ連携できるところ
スマホの「キョクナビアプリ」というアプリを使うと、手元のスマホから曲の予約ができます。リモコンにもなりなかなか今っぽい操作感です。
ちゃんとつなぎこんでしまえば、スマホから曲を探して予約でき、WiiUのGame Padよりも手早く予約することができます。不満もあるのですがそれは次の章で書きます。
よくないところ
起動するたびにキョクナビアプリをつなぎなおさないといけないところ
キョクナビアプリって毎回、Switchをスリープから戻すたびにつなぎなおさないといけないんですよね。しかも、スマホとSwitchの接続って、画面上のQRコードをスマホのカメラに読み込ませないといけないんです。結構それが負担で、画面のQRコードの表示も小さいので、わざわざテレビの近くまで歩いて読み込ませないといけない。カラオケしたいのになんなんだー、という作業です。これを強いられるので、Switchのコントローラでやっちゃうこともしばしばです。一度紐づけたらずっと使えればいいのに。
なお、キョクナビアプリについては、リリース時にはいろいろ不具合があったのですが結構修正されています。12月時点ではいろいろ不満がありましたが今から使う分には便利になってますよ。
背景画像がイマイチ
スペシャルムービー、カラオケムービー、ビジュアライザーの3つから選べるのですが、かなりショボいです。
スペシャルムービーはなんとSwitchのゲームのムービーがながれるのですが、ひまわりの約束の裏で、スーパーマリオギャラクシーの映像なんてみたくないー。ゼルダもしかり。
カラオケムービーは、種類が少ないので飽き飽きします。
ビジュアライザーは10年ぐらい前のスクリーンセーバーのような映像。
WiiUのときは、スタジオでMiiが歌う画面で使ってましたので気にならなかったのですが、Switch版で退化した印象です。
値段が上がった
こちらがSwitch版。
これがWii U版
全体的に1.4倍。サービスも1.4倍になるなら良いですが。ただそれでも良心的な値段だとは思います。カラオケボックス行ったら2時間で3000円くらい平気で取られますからね。
まだ参加ユーザーが少ない
全国ランキングでも母数が少ないので、いまひとつモチベーションが上がりにくいところはあります。まだWiiUから移行していない人が多いんですかね。サービス終了となればSwitchも増えそうですけどね。
まとめ(とはいえ)
カラオケ好きだけど、おひとりさまカラオケは嫌だ、という人には本当によいサービスだと思います。これ無くなったらしんどいなあ。
この組み合わせで買えばできます。JOYSOUNDのソフトウェア自体は無料です。
家でカラオケしたい人で、防音的に問題がない人にはぜひお勧めします。