orangeitems’s diary

クラウドではたらくエンジニアの日々の感想です。

仮想通貨で悪いお金儲けをする方法(を知っておいて巻き込まれないようにしよう)

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本記事は、悪いお金儲けを推奨しているわけではなく、こんな方法が世界で流行っているので気をつけましょうねという記事です。

マイニングの基礎知識

マイニングというと、仮想通貨に興味がある人はたまに耳にするのではないでしょうか。仮想通貨の世界を支える重要な機能です。簡単に言えば、ある取引が行われたときに、それが正しいということを暗号を解いて証明することで仮想通貨をお駄賃としてもらえる作業です。ビットコインの場合は世界で10分間に行われたすべての取引をひとかたまりにして、暗号の問題が出ます。で、1番初めにこの暗号を解いた人が、12.5BTCもらえることになっています。今の時価で1100万円くらい。かなりの金額なのでマイナーと呼ばれるマイニングをやる人が世界中でどんどん現れているという状態です。

で、この暗号を解くのは、1番速くやらないと1100万もらえません。なので高性能コンピュータを使わないといくらやってももらえないということになります。ただ高性能コンピュータなんて手に入るわけがないですから、もう1つ方法が考えられました。たくさんの汎用コンピュータで分散して行うマイニングです。

WEBサイトにスクリプトを埋め込み、サーバーからマイニングの問題をもらい回答を返すように仕向けるのです。もちろんパソコンやスマートフォン1台では到底1番にはなれないのですが、これが10000台あるとどうでしょうか。10000台が同時に計算すれば当たりを見つける確率が10000倍になります。というふうに、WEBブラウザでマイニングをいっぺんに行う手法があみだされたのです。

もしくは、スマホアプリをダウンロードし、手軽にマイニングし、もし当たったら報酬をもらえるようなサービスも登場しました。

 

悪質なマイニング

でWEBブラウザなりアプリなりを使っているユーザーが納得ずくでマイニングするならいいのですが、悪質なものもあらわれました。

悪い人間が、第三者のWEBサイトをかいざんし、マイニングするスクリプトを勝手に埋め込んで、勝手にWEB閲覧者の端末にマイニングさせる攻撃です。WEBサイトの作り手の知らないところで、サイト運営者や閲覧者が金儲けに加担させられることになります。

もしくは、ユーザーの端末をウイルスに感染させ、ブラウザも何も開いてないのにマイニングさせるパターンです。何も使ってないのに動きが重い、スマホが熱い、そんなことになります。電池ばっかり食って、で、マイニングさせられ悪党のお金儲けの片棒をかついでしまうのです。

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たくさんの事件が発生

今年に入ってからも、たくさん事件が起こっています。

 

japanese.engadget.com

 

japan.zdnet.com

 

japan.zdnet.com

 

news.mynavi.jp

 

最近起こったイギリスやアメリカの例では、政府のサイトに埋め込まれていました。しかも障碍者向けのプラグインに紛れていたということで、本当に腹立たしいです。なんと4000を超えるWEBサイトでマイニングが実行されたそうです。今後、普通のスマホアプリの振りをして、実は裏でマイニングしてましたなんていうことがありそうです。

 

いや、ありそうですじゃなくて、もうあります。

japan.cnet.com

 

あとは、ブログなどで、アフィリエイト広告を張るのではなく、閲覧者にマイニングをさせて報酬にするタイプの広告も出てきているようです。

gigazine.net

 

まとめ

結局は自分の端末の電力を食われるので、こんなのが一般化した日には、溜まったもんじゃないと思うのは私だけでしょうか。

このマイニングにかかる地球規模の電力は、環境問題になっている事実もあります。

jp.cointelegraph.com

 

この電力を食おうとする仮想通貨の仕組みはいけませんね。将来省電力をうたう仮想通貨が出てきたら、一気にビットコイン等のレガシーなものは価値が落ちるのかもしれません。

 

とにかく、誰かにマイニングさせられないように、変なサイトやアプリに手を出さないにしましょう。あなたの端末を使って誰かがお金儲けをしていたら、本当に嫌ですよね。電気代はあなたが支払っているのですから。