orangeitems’s diary

クラウドではたらくエンジニアの日々の感想です。

主婦という属性を通じて、人間の価値について考えてみる

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人間の価値

ブログを循環していたら、ちょっと考えさせられる記事がありました。

www.zinseitanosiku.com

価値は英語でいうとValueと訳されます。

マクドナルドに行くとバリューセットが売ってますよね。得をするという意味が入っていると思います。

ビジネスでも、バリューを出すためにいろいろ企画を練ります。この場合は商品やサービスに付加価値を加えて類似品と差別化をする意味が入っていると思います。

さて、人間の価値、人間のバリューとは何なのか。

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成長し続けたい人間たち

仕事をなさっている方は、仕事をすることで自分が成長したいと思ってますよね。もし仕事を続けても自分が成長しないなら、転職を考えるでしょう。

学生なら、勉強や学校での体験を通じて、自分を成長させたいと思っているでしょう。学校を選ぶ際に自分が成長できることを基準におきますよね。

このように、人間は成長することを自然と望み生活していますが、なぜ成長し続けないといけないのでしょうか。ご飯を食べたいとか、寝たいとか、そういうレベルの欲求ではないと思われます。というのは、ライオンや鳩が、成長したいと思っているか。そうではないからです。生理な欲求ではないのです。

成長せねばならない、というのは、教育の結果であったり、国家制度から生まれている概念だと思います。成長した方がよりよい思いができるように社会がなっている、という暗黙の了解です。最近の親は子供の教育に相当熱心ですよね。塾に行くのは当たり前。習い事。親は知っているのです。成長しないと同年代との競争に敗れ不幸になるかもしれない。なるかどうかはわかりませんが、なりそう。そして子供は成長することが生きて行くための術だと悟り、勉強やスポーツ、芸術などに精を出すわけです。

自分の価値を上げなければいけない、という苦しみ

日本の教育そのものが、自分が成長し続けること、言ってみれば自分の価値を上げないといけないということを迫り、受験制度などを用意して育てます。一方、社会人は評価や給与があります。自分の成長が目に見えるように環境側に工夫がされていますから、その中で努力しやすいようになっています。

では、専業主婦や、パート主婦はどうでしょう。

専業ならば収入はありません。

パートでは評価はあるとしても大した責任は負えません。給与水準も低いですし、社会人の夫と比べると見劣りするのは当然でしょう。

家族からの「ありがとう」が評価、というのは、個人的にはきれいごとに思われます。ありがとうの回数が2倍になれば、自分が2倍成長できたことになる訳でもありません。

社会自体が、人間は成長し続けないといけないという価値観を強いているのに、主婦は成長機会を味わえる環境になく、もがき、苦しんでいると思います。

共働きならよいのか

結婚した後も、主婦にはならずそのまま働き続ける選択肢もあります。

夫より稼ぎのいい妻もいるでしょう。その場合、夫より妻のほうが価値が高いのでしょうか。そんなことはない、と直感的にわかりますよね。

一方でこんな記事もあるわけですが・・。

anond.hatelabo.jp

価値の本当の意味を考えると、収入だけでこのように価値を決めることは無理があります。また、共働きすることで夫婦の時間が減り、家族自体の価値を維持するのが大変かもしれません。

また、収入ゼロの専業主婦は、価値がゼロなのでしょうか。

これも違いますよね。家を支えることにも価値はあり、夫や子供が活躍することをサポートすることで、間接的な価値があります。

このように、価値というものは、客観的に考えればいろんなポイントで生まれます。ただそれを感じる側の人間によって、扱いが随分変わってくるのです。

気がつかれていないが価値があるものを、潜在価値といいます。潜在価値が高いがまだ人間が評価していないものを保有することで、将来価値が認められた時に得をするのです。

主婦は潜在価値は高いのに、評価されずらい

日本自体の家族制度は、夫が働き妻が家を守る、という形で長い間保持されてきました。これがジェンダーフリーの考え方のもと、女性が評価されにくい、つまり潜在価値が認められにくいのが問題となり、女性を社会に進出させねば、という流れになっています。

むしろ、家を守るという潜在価値が、もっと評価されやすくすればよいのに、と個人的に思っています。夫が活躍できること、子供が活躍できること、このインフラを支える作業に目に見える価値を与えることができれば、少子化や保育所不足など解決できるのではと思っています。また、就労人数が減るので、一人当たりの所得も増えます。また、女性が家を守るというのも思い込みで、男性が家を守ってもいいかもしれません。何しろ、家を守るという潜在価値は、現代で評価されにくいと言えます。

一歩引いて人生を捉える

日本において、成長し続けないと息苦しいのは、避けようにありません。社会からの刷り込みだと言ったって、社会から逃げるわけにはいきません。

とはいえ、主婦という立場は、成長を感じづらい環境です。業績評価も無ければ昇格もありません。しかし、潜在価値はあります。料理も洗濯も掃除もスキルはありますし、家族の栄養管理や家計のやりくりも必要です。そして、家族が健康で朗らかであることで、夫や子供の成長に寄与できるのです。

このように考えて、自分の潜在価値を自分で認めて満足することもできます。家族が活躍したら自分の手柄だと思っていいと思います。

また、空き時間を使って、社会人にはできないようなことに挑戦することもよい手段だと思います。ブログを書いてもいいですし、何かものを作って売ってみるのも手です。料理が得意なら料理レシピを出してみるとか。何しろ、潜在価値はあるのですから、社会人にはできない方法で価値を表現すれば、思っても見ない成果が出る可能性があると思います。

もちろん、負担にならない範囲でパートなどで働いて、自分の仕事能力の高さを感じるのも手段でしょう。

 

そもそもとして、意外と価値を上げようとしなくても生きてはいけますので、社会と同調して、成長を感じないで苦しむことはナンセンスです。むしろ、自分の潜在価値をどう表現するかのほうがよっぽど大事だと思います。自分に価値がある前提で、それをどう形にしていくかに頭をひねったほうが、楽しく生きていけると思います。

日本という国は、同調圧力が非常に強いので、人と違う方法を取るのは勇気がいると思いますが、自分に眠る潜在価値を感じるためには、頭の整理と、戦略が必要だと思います。収入とか成績とかのありきたりな指標では捕まえられません。

お勧めの本です。

7つの習慣 人格主義の回復

をお勧めしておきます。主婦でも学生でも、絶対読んで欲しいです。ぶれない価値観が得られます。モラルの回でもお勧めしましたが、主婦にでも当てはまると思います。ぜひご一読を。

 

 

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