orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。



「エンジニアが転職で優良企業を見極めるために知っておきたい5条件」を読んでみて個人的な感想を書き連ねる

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SES企業に転職?

SES企業推奨?の記事があったのでコメントしておきます。

あくまでも個人的な意見なのであまり気にしないでください。

 

engineer-club.jp

 

感想

これって、準委任契約で他社のオフィスに常駐する仕事をたくさん取る会社からヒアリングしてつなぎ合わせた記事なんですかね・・。

 

近年、ITエンジニアは様々な企業から引く手あまたです。その理由は、ITエンジニアの求人倍率が7.08倍(2018年10月時点※1)という異常値となっており、IT業界全体で人材不足が加速している為です。

そうですね。

 

人材のとりあいが発生している事により企業側もいかに自社を良く見せるかに力を入れる為、様々な面において過大表現する企業も出てきていますし、会社としてアピールする特色が少ない企業ほど給与を通常よりも高く提示し採用しようとしているという実態もあります。

過大表現は昔からあります。ただ、給与を高く提示して採用することは何も悪くないのではないでしょうか。アピールする特色が多ければ給与は低くてもいいということ?。

 

給与は突然下がってしまう事があっても、エンジニアとして積み上げてきたキャリアや実績はなくなる事はありません。キャリアを積み上げていく為の転職が将来の安定へ繋がると考える事が出来るのです。

それでは転職時の給与水準は最も大事なポイントだと思います。キャリアが満足できるものであっても転職で給与が大きく下がると将来が安定しないですよね。

 

転職をする際に給与を軸に転職活動をするのはおすすめしません。

こんなこと言う人と出会ったことはないけどなあ。だいたい求人倍率が7.08倍な状況で給与を軸に転職しないって理解できないなあ。

 

入社時の給与が高くても入ってみた結果、仕事内容や働く環境が劣悪で給与もその後上がっていかなかったとなれば、その会社で長く勤めていくのは難しいと思います。

 入社時の給与が高くて、仕事内容や働く環境も優秀で、頑張り次第で給与が上がっていく会社を見つけた方がいいんじゃないんでしょうか。その見極めができない人は転職しないほうがいいと思いますよ。

 

このことから、転職で「給与を上げる」ではなく、キャリアデザインができる会社でエンジニアとしての価値を上げ結果として自分の努力で給与が上がった、といった働き方が出来る会社を選択していきましょう。

 今なら両方手に入ると思いますけどね。売り手市場の仮定さえなければ、給与は現行のままでキャリアアップを目指すというのはアリなんですが。裏を返せば、給与水準を上げずに人を集めるのが大変ということと理解すればいいんでしょうか。

 

エンジニアとしての価値を高めれば高めるほど今後の給与が保証されると考えましょう。

それなら転職時に高い給与を提示されるということは、エンジニアとしての価値を高めていることと同じ意味だと思うんですがね・・。

 

キャリアデザインがしやすい環境には、以下の3つが必要です。

- 選択できる仕事が豊富であること

売り手市場では転職先が豊富なので、選択肢はそもそもたくさんあります。なぜ転職先の企業に選択肢を求めるのかよくわかりません。

そもそも、会社に入って、自分のキャリアデザインがこうだからその仕事受けませんとかってできないと思いますよ。転職先の業務内容を調べるときが一番自由だと思います。

 

- 評価制度が明確で、実績に応じて給与やポジションを考慮してくれること

ここは何回読み直しても解釈が難しい部分です。評価制度が不明確で、実績に応じて給与やポジションを考慮してくれない会社ってどういう会社なんでしょうか。

 

- 技術面、ビジネススキル面等を学ぶ環境が充実していること(研修、現場問わず)

 裏を返すと、SES契約で仕事が取れた時の社員のスキルミスマッチは会社の信用を落とすので、社内研修を整えて会社側が社員を理解しているというのはあると思います。何せ自社にほとんど社員がいないのですから。

 

実はSESはエンジニアにとってキャリアデザインがしやすい働き方で、技術を磨きたい人にとっては最適な環境ともいえるのです。

 SESは、契約方法であって働き方とは何も関係ないです。

SESであっても、派遣契約とは違い顧客から指揮を受ける必要はないので、常駐である必要すらありません。

 

しかし、ITエンジニアの転職先として長らく敬遠され「大手SI等で採用してもらえない人が仕方なく進む道」というイメージをSESに対して持つ人が多いと思います。

その理由は

・一度派遣先に入れたらクレームが出るか本人が辞めたいというまでほったらかしで、帰属意識も芽生えない
・給与が低い
・案件が魅力的でない
・正社員となっても派遣社員と働き方はほぼ一緒
・炎上案件ばかりに次々と投入される

SES契約で、「一度派遣先に入れたら」って書いてありますが。SESで派遣先という言葉を使ったら、実質派遣で偽装請負と解釈されかねませんね。

全体的に、あんまりSESかどうかは関係がなくて、社員が自社オフィスではなく常駐先での勤務となる場合に、所属会社のフォローがないことを表現されているのだと思います。

請負契約でも、自社業務でも、炎上案件に次々と投入されることだってありますよね。そもそもできる人ほど炎上案件にアサインされがちです。

 

確かに10年前は本当にひどい状況の企業が多かったですし、もちろん今なお、そのようなSES企業が散見されるのは事実です。

しかし、最近は選び方次第では自分のキャリアデザインをしやすく、技術力以外のビジネスパーソンとしての教育にも力を入れている企業も現れはじめているのです。

 今もいることをさらっと認めているのが潔いなあと思います。

このビジネスパーソン、というところはミソで、ビジネススキルの低い人を得意先に常駐させたときにクレームのとばっちりをうけるのがSES企業(この言葉、使い方あってますかね?)なので、力を入れざるを得ないのです。生き残っているのはそういう企業ということですね。

 

1つ目の理由は、プロジェクト数が豊富で自分の努力次第でフェーズを上げていけるからです。

フェーズを上げるという単語も、個人的に混乱するのですが、人手不足ということは案件も豊富と言うことで、このメリットは転職時にこそ使うべきだと思います。

 

請負型や自社サービス型の場合は、会社が成果物に対して責任を負いますので、受けられるプロジェクト数も限られてきます。そのことにより、ポジション数も限られます。

成果物責任があるとプロジェクト数が限られる??。成果物責任がないと受けられるプロジェクト数は限られない??

うーん???

 

例えば、テストをずっと担当していたAさんが自己研鑽に励み成果を出し、上のフェーズのプログラマーに上がりたいと思っても、先輩社員がプログラマーのポジションにいる場合は席が空いていませんのでチャレンジする事が出来ないのです。

フェーズっていうのは、ウォーターフォール型開発プロジェクトにおける上流・下流の意味だったんですね。しかしこの理屈なら、このプロジェクト永遠に終わらない気がしますがいかがでしょうか。人手不足なんで、できる人はどんどん上流に行きそうな世の中ですが・・。

 

しかし、SES企業は多くのプロジェクトの中から社員の希望やスキルに合わせて関わるプロジェクトが選択されるので、現在関わっているプロジェクトの中でこれ以上スキルアップ出来ないと判断された場合は別のプロジェクトに移り、よりレベルの高い業務を担当する事も可能であるといえます。

いえますかねえ・・。それじゃあその空いたポジションはどうするんだろう。まあ、社員の単価を上げると会社の利益になるので、より難度の高いプロジェクトに転用することは会社にとってWinでもあります。逆に、どこにも割り当てのきかないスキルの低い人はこういう要員の空きの穴埋めに使われ、これがSESの評判の悪さを呼び込んでいる要因だと思います。

 

だからこそ、自己研鑽すれば技術と努力次第で自分の担当しているフェーズを上げて行きやすい。つまり端的に言えば、自社開発等に比べ組織ピラミッドの数が莫大に多いので「上が詰まらない」ということです。

その組織ピラミッドって、常駐先のことを示しているんですよね・・。そんなに自己研鑽して技術があるのであれば、自分で転職先を見つけて待遇をつかんだ方がいいと思います。

 

2つ目は、「中小」であるからこそ社員一人ひとりに寄り添った教育やプロジェクトへのアサインがやりやすくなるからです。

どんどん話が分からなくなっていくのですが、SES中心の企業って中小なんですか?

中小だと大きな案件が受けられなくって二次請け、三次請けの可能性が高くなっていくのが単純な市場原理なんですが・・。給与で決めるな、中小がいい、本当でしょうか。

 

企業規模が大きくなるとどうしても一人ひとりの成果や成長に対して目が届かなくなります。その為、努力をした分のチャンスや報酬を受けるのが難しくなり、就業年数や担当フェーズなどで一律の評価を受けることが多いでしょう。

企業規模が大きくなったらバックオフィス側も増やすでしょう。バックオフィスは中小のままで技術者だけ増やしたらフォローアップが追い付かなくなるのはわかりますけどね。また、企業規模が大きい方がよい案件は取りやすいですよね。

 

なので「中小」規模で社員の成長を大事にしているSES企業は、自分自身の技術や将来のビジョンに照らした場合、成長しやすい環境と言えるのです。

 「なので」の意味がわかりませんでした。

中小でなくても、SES企業でなくても、社員の成長を大事にしている企業は成長しやすいでしょうが・・。

 

3つ目は、仕事の受け方の中心が請負であるSIとは異なりアウトソーサーは準委任や派遣型だからです。

だんだん私も書いてて苦しくなってきたのですが、派遣型とは、派遣契約とは違うんでしょうか。説明的には派遣契約と同義に見えます。SESでもSIしますけどね。この記事ってSES契約の話だったような気がするのですが。

 

請負であれば成果物に対してお金が支払われる形態ですが、準委任や派遣型の場合は人に対してお金が支払われますので、人の能力が高ければ高いほど高い金額が顧客から支払われ、会社の売り上げアップにつながります。

 SES契約はIT業界での造語で、実際は準委任契約のことを指します。ITサービスともよばれますが、サービス行為自体に価値があり、これを顧客へ提供することで対価を頂くことを指します。

人に対してお金が支払われているのではなく、サービスに対して支払われているんですね。

まるっきり派遣契約の説明であるので、これなら派遣中心の企業に属したほうが法的に安全だと思います。SESなのに顧客の指示を受けて実質派遣状態となり、偽装請負にならないように気を付けましょうね・・。

 

企業側の考え方も、SIの場合はよりよい成果物を提供することを目標としていますが、アウトソーサーの場合は、社員一人ひとりの能力をいかに上げていくかが目標となるといえます。

???!。これって背反的な話なんですかね。

 

このことから、会社が社員の成長に対して力を入れるのは、アウトソーサー系企業が多いと考えられるのです。社員の成長に投資する会社に身を置いた方がキャリアアップを目指しやすいでしょう。

 筆者も書いていて、悩まなかったんでしょうか。請負の会社って社員の成長に投資することに後ろ向きと言わんばかりですが。

 

3.良いSES企業はまだまだ少ない。優良SES企業を見極める5条件

 少ないんかーい。

 

SES企業が自身のキャリアアップにおいて優位な環境であることには一定の理解ができたものの、それは本当に優良な企業の場合であって、「そうでないSES企業が多いよね」という声が聞こえてきます。

 一定の理解・・。

聞こえてくるのはどこから・・?

 

残念ながらそれは正であり、SES企業に所属すればどの会社でもキャリアアップ出来るのかというと、それはあり得ません。キャリアアップ出来る会社とそうでない会社があります。

 まさかのトーンダウン・・。

 

また、その落差というか格差が激しいのも業界の特徴ですので、間違ってもキャリアデザインが出来そうにない、つまり以下の5条件に当てはまらないような企業への転職はお薦めできません。

落差・・格差・・激しい・・。

この記事ってSESはいいぜ!っていう記事でもないんですね。

 

3-1.新卒や未経験者中心でなく、中途経験者のエンジニア採用に成功して伸びている企業

現在の状況で人を集められている企業ってすごいですよね。

いろいろと疑問符が付く記事ですがこの部分は結構同感です。

 

ただし、中途採用に成功している企業は両極端で、特にキャリアアップ等には施策がないものの年収だけを高く提示し採用に成功している会社も多くあります。キャリアアップを重視するのであれば、年収面で採用に成功している会社ではなく、社員のキャリアアップに対する施策で採用に成功している会社であるかどうかを見極める必要があります。

 年収は高い方がいいです。また、どうせ常駐先の仕事にスキルが寄るのは仕方ないので、であれば有利な案件を受注できそうなブランドのある会社に入るのが普通の考え方だと思います。キャリアアップに対する施策って具体的には何かが曖昧なので、後々ポイントとなりそうです。

 

3-2.人間力教育の仕組みにきちんと投資がされている企業

これはSESは関係ない話ですが、特に客先常駐となると人間性は大事です。自社の社員が自社のオフィスにいないという状況の場合、自社の「やらかさない」ための生き残り施策と言えます。

 

 ですので、人間力教育に投資している会社というのは、目先の活躍だけではなく社員の将来のキャリアを考えている会社といえるのです。

逆です。目先の活躍のためです。現場で必要な技術はさまざまなので、技術力に対する研修を行うより、人間力(この言葉であってますか?)に投資したほうが有意義なのです。お客さんにかわいがられる社員であれ!、ということですね。

 

3-3.営業力が高い企業

世界中のほぼ全部の会社に当てはまります。

完全子会社で顧客が親会社のみであっても、営業力は必要でしょう。

営業活動しなければ受注はできません。

 

3-4.人事評価制度が明確である企業

世界中のほぼ全部の会社に当てはまります。

 

3-5.40代以上のITエンジニアが多く活躍している企業

結局、人月単価だと40以降は厳しいということを言いたいんだと思います。

人月に対して高い価格設定は最近相当やりにくいと思います。その会社にとても高い技術があって、その技術に価値があればSES契約で技術援助を行い、それに高い価格を設定することはできます。

したがって、40代が・・というより、シンプルに高い技術力があるかどうかを転職時に見極める必要があるでしょうね。それを担保に、40代が活躍できるということです。

何の技術的特色もなく、人を差し出しているようなビジネスモデルなら、30代までで待遇がストップしてしまうのは仕方ないと思います。

 

4.こういう会社だけは避けたい!3つの特徴
4-1.面接で案件の話しかしない会社

 それは避けた方がいい!

 

4-2.提示給与は高いが、その後の昇給の方法が明確でない会社

何度も言いますが提示給与は高い方がいい。

昇給の方法が不明確なのはマイナスですが、いくら明確であっても中に入ってみないと事情はわからないでしょう。話が違うはよくある話ですし、従って中小にはリスクもあるしリターンもあります。社長に気に入られれば一発昇進なんてことも中小ならではですし、逆のパターンもあります。

 

4-3.20代ばかりの会社

20代ばかりの会社で、SES顧客常駐、もしくは派遣ばかりってどんな状態なんだろうとは思いますが・・・。

そもそも、今後少子化が進み、給与単価の低い20代ロンダリングって成り立たなくなると思いますね。

 

5.さいごに
エンジニアのキャリアデザインは意外にもSES企業で実現しやすく、ただしそれは優良なSES企業に限った話であることがおわかり頂けましたでしょうか。

申し訳ありません。私にはわかりませんでした。

優良なSES企業に限ったというより、優良な企業ということではありませんか?。

 

優良なSES企業か否かを見極めるには、中途経験者の採用に成功しており、人間力教育の投資がされており、営業力が高く、人事評価制度が明確で、40代以降のエンジニアが多数活躍していること、の5点を確認すれば良いということです。

この文脈を好意的に捉えるならば、準委任契約で顧客常駐を中心にしている企業は、取引先との関係が濃厚で需要が安定していて、自社でマネジメント研修やビジネス研修の制度を持っていることで社員の品質を担保し、40代以降もバックオフィスを充実させることでポストを作ってあげられることが必要ということだと思います。

これって中小だと厳しいんだと思いますけどね・・。

 

大手企業に比べ、SES企業はますますブラックだというイメージもあるようですが、実際に教育に投資している企業の場合、自社のエンジニアに大量の残業を強いてしまうと、せっかくコストをかけて用意している講座や研修に参加できない社員が増えるだけですので、残業の少ない現場を選んだり、あまり稼働が高くなるようであれば営業が交渉したりと、実はコンプライアンス遵守の傾向が強いことも申し添えておきます。

 コンプライアンスって残業を少なくすることと同義なんですかね・・。

うーん。

まあ最近は、労基署も厳しくなっていますので、コンプライアンス=労働時間、となるのも不思議ではありませんが。

 

もちろん大手でないと出来ない仕事もあるにはあります。ただそれは技術ベースの話しであって、60歳まで最前線で働くにはビジネスパーソンとしての教育に本気で取り組んでいるSES企業を候補の一角に挙げてみてはいかがでしょうか。

61歳以降はどうなんですかね・・。

 

まとめ

今回の文章で、よし!SESだ!、なんて読める人がどれくらいいらっしゃるかわからないですが、SESの中にもいいSESがあるんで、話聞いてもらえませんか?、と言ったところでしょうか。

この記事は、派遣契約と準委任契約(SES)の表現があいまいです。結局は契約の問題ではなく、何をするかということと、法律を遵守しているかが大事なことだとは思います。

少なくとも派遣主体なら派遣契約であるべきです。偽装SESとなっていないかどうかは転職時にチェックすべきでしょうね。

会社なのでビジネスモデルが良ければ成長しますし、だめなら継続できないだけです。成長する会社を見極め、社員も企業も取引先もWin-Win-Winとなる状態を目指すことが転職では一番大事なことだと思います。

以上、個人の感想でした。