似たような話が次々と
仮想通貨、流行ってますね。
とてもすごく。
本田圭佑氏
GACKT氏
キングコング西野氏
なぜ芸能人が話に出やすいのか
芸能人に投資話がセットになるのは今に始まったことではありません。特に事例を挙げることはしませんが、芸能人が出てくる原因としては、以下が挙げられると思います。
・今、人気があっても将来にわたって保証されているわけではないので、常に不安を持っている。
・自分のブランディングのため、生活費が高い(自宅や車、服飾費、食事など)。
・今の仕事を辞めても、今の生活水準を支えてくれるようなビジネスをやりたい。
・金融機関からの信用が会社員よりも低いので、借金がしにくい。したがって投資で現金を得る方法を見つけたい。
今、ニュースに挙がっている芸能人が、そのまま上記が当てはまるとは限りません。ただ傾向としては上記の通りかと思います。
仮想通貨ラッシュを支えているのは誰
今や仮想通貨の話がニュースサイトに出ない日はないくらい、仮想通貨がどんどん作られています。で、仮想通貨を存在させるためには、技術的な裏付けが必要になると思います。新しい仮想通貨を作るためには何が必要となるのでしょうか。
調べてみたら、簡単に出てきました。
上記を読むと、2つの方法があるそうです。
(1)独自仮想通貨作成プラットフォームを利用して発行する
(2)ビットコインのソフトウェアを利用し構築して発行する
なるほど、単に仮想通貨発行なら(1)、他のシステムと連動させるようなエンジニアリング前提なら(2)を選ぶわけですね。
一応ソースはここにあるそうです。私は手が出ませんが。
Bitcoinプログラミングの入り口 – blockchain
(1)だと技術者無しで発行できるので、これに投資スキームを作れる人が加わると話がどんどん進むような気がします。
投資スキームすらマニュアル化されている
インターネットにはなんでもありますね。ICOと呼ばれている資金調達法のマニュアルが下記にまとめられています。
上記のように、現地の法律を守って実施されるICOですが、これに芸能人が乗っかっているわけですね。なるほど。
儲かるか、安全か
システムはわかりましたが、やはり、さっぱり大事なお金を入れる気には私はなりません。
自分が仮想通貨の売り手になって、宣伝文句を考えてみよう。
システムがあって、仮想通貨Aがあって、そこに現金をひもづけることで、仮想通貨Aに現金の価値が生まれる。そして、仮想通貨Aの流通が、現金に比べて非常にやりやすいので、価値が生まれる。あとは仮想通貨A自体に参加する人が増えひもづける現金が増えると価値がますます上がる。芸能人のような広告塔がいることで一層促進される。仮想通貨Aの使い道はアイデア次第で広がるので、競争力が生まれる。
とかですかね・・。
逆にしてみよう。
仮想通貨Bに参加する人が減りひもづける現金が減り価値がますます下がる。芸能人がスキャンダルにあい益々仮想通貨の価値がダウン。仮想通貨Bのアイデアはヒットせず競争力が下がる。
両方あるわけですね。
あとは、システムとしての仮想通貨が、セキュリティ脆弱性などで揺らぐと、価値も下がるでしょうね。
とりあえず、頭は整理できました。銀行などはSIerに頼むのかなあ・・。
東洋経済でも特集されているのでこれ、Kindleで読もうかな。
仕組みだけは知っとかないと・・。