orangeitems’s diary

クラウドではたらくエンジニアの日々の感想です。

5Gの登場で様変わりするだろうモバイルの姿を想像する

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5Gの登場で様変わりするだろう世界

今当たり前と思っていることも、数年たつと様変わりしていると言う経験を過去数度味わってきました。ガラケーを全国民が使っていたところからのスマホへの変化。パソコンを知らないデジタル世代の登場。新聞を読まない世代の増加。4GLTEの登場によるモバイル通信の高速化。これらの流れは2018年の今、少し落ち着きを見せつつあります。もう「様変わり」は起きないのか。答えは5Gにあります。

ここでは5Gの技術的解説はあえて省き、どんなことが近未来に起こるかを想像していきたいと思います。

 

近未来の想像(説)

今ある5Gのスペックから仮説を導きたいと思います。

 

パケット制限が実質無制限になる

もちろん完全に無制限になるとは思えません。激しい使い方をすると制限がつく可能性あります。しかし、一定の普通の使い方であればほぼ定額になると思われます。それぐらい5Gの世界の帯域は4Gに比べて広いです。

 

コンテンツが動画中心になる

Wifiにつないでいるときは、YouTubeやTik Tok、NetflixやAmazon Prime Video、Show Room、ニコニコ動画など動画コンテンツを見ることはもう普通になっていると思います。

これが、モバイルでも実現できるようになります。パケット制限を気にしないのなら皆ストリーミングを使い始めます。そうすると、今のテキスト・画像中心のモバイルメディアはムービー化が進みます。

いわばメディアが新聞からラジオ、ラジオからテレビ。テレビもブラウン管からハイビジョン、4Kと情報量を拡大させてきたように、インターネットメディアにも同様のことが起こるとにらんでいます。

なお、4GLTEは地下鉄では使えるといっても電車走行中やラッシュ時の駅では使えなくなることがザラです。ムービーコンテンツにおいてはこれは致命的ですが、5Gになるとこれも解決されると思います。

 

テレビが復権する

テレビとインターネットは背反的に取り扱われることが多いのですが、5Gの世界においてはテレビをradikoのようにインターネットで流すことになると思います。そうするとモバイルでテレビをリアルタイム視聴するようになります。かつ、「録画」という概念は無く、サーバー側でon demandで呼び出してストリーミングさせる仕組みになるでしょう。

インターネットに使う時間に上書きして、テレビの時間が増えることとなります。テレビの発信力は強まり、テレビ番組の影響力が伸びることとなります。

もともと、動画コンテンツ作成のプロ集団がテレビ局なのですから、5Gの時代は動画の時代とすると、既存のテレビ局のエコシステムは大チャンスであると思います。

 

スマートフォンの電池が長持ちする新技術が登場する

外出先で、モバイル経由で動画を見まくっていたら、バッテリーがすぐ無くなります。したがって今の技術で5Gが登場し優良なコンテンツが現れたとしても、端末側の負担が現状では大きすぎると思います。

これを解決するような新技術が、5Gとセットで出てくるのではないかと思います。動画を見続けても10時間持つ、などの機能を持った新しいスマホが5Gのイニシアチブを握るのではないかと思います。

 

クラウドゲーミング・リモートデスクトップのように、モバイル端末は単なるビューアになる

これまでの推測を積み重ねると、5Gになってコンテンツが今よりリッチになったとき、端末がすべて処理しようとすると電池がもちませんし、CPUもより高性能が求められるようになります。

一方で、5Gのつながり方がより優秀なのであれば、すべての処理はクラウド側で実施しその結果の画面をスマホで受けるやり方の優位性が高まります。5Gの帯域があれば、画面の結果だけ受け取るのもたやすいです。また、セキュリティーも強固です。端末にデータは残りません。

この方式であれば、端末側のコストが激減しますし、バッテリー持ちも相当によくなります。

クラウド式のビューアスマホが5Gに合わせて登場する日も遠くないのではないかと推察します。

 

ニュースキュレーションサイト・アプリは衰退する

最近のコンテンツの中でも主力である、ニュースキュレーションサイト・アプリが衰退します。テレビのニュースを好む層が移動するからです。キュレーションの大きな弱点はフェイクニュースが生まれやすいことです。テキスト中心ではウソが見分けにくく、スマホでテレビがいつでも見られるのであれば、情報収集がムービー中心になるでしょう。5Gに合わせて大きく形を変えず今のままの延長上であるのならば、衰退していくと推測します。

 

 

まとめ

嵐の前の静けさともいえる現状において、今できることは、情報収集をしつつ上記のような仮説を構築し準備することにあると思います。また、この変化についていけない企業が大小関わらず衰退して行くのも世の常です。

今から準備すれば、大きなビジネスチャンスが生まれるのは間違いありません。将来の答え合わせが楽しみです。

 

 

すべてわかる 5G/LPWA大全 2018