orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

明日も、あんまり変わらない

 

ニュースを見てると明日にも世界は大革命を迎えそうだ。あふれる新技術の発表。これで人々の働き方や生活は大きく様変わりする。こんな仕事の人は一掃される。毎日煽り文句を見るが、どうもまた、明日も変わらぬ日常がやってくるようだ。どうしたの、変わるんじゃなかったの。

私の周りにだけ変化が訪れていないだけかもしれない。というので焦って情報収集して新しくしないと・・と焦る人々。でも、案外、変化する方が無駄、という話もある。無駄な変化をしてしまったらまた戻さなければいけない。それこそ無駄だ。何も変化しないままじっとしていれば、省エネである。

この業界、アイデア勝負ということもあって、風呂敷を良く広げてくる。この技術がこれから既存の技術(レガシー)を一掃して、新しい技術(モダン)が世界の中心になる。このロジックでどれだけ、流行らない技術が出ては消えたか。その度に食い付いた人が犠牲になっていく。結局は人々は、ディスプレイを見ながらキーボードをたたきながらマウスを握っているわけだ。どれだけこの手法が変わらないか。残り続ける技術の強さを見ていると、新しい技術をそろそろ冷ややかに見えてしまうのである。

結局のところ、クラウドサービスができてデータセンターに俊敏にOSを起動させることができ、そしてスケールアップ/スケールアウトが簡単にできる、ということ以上に世界は進化していないんじゃないか、と思っている。

そのほかの技術の進化はお飾りであり、お金を集める手段でしかなく、我々は単にアプリケーションを作り続けているだけなんじゃないか、と。

本当に世界を変えるものができたのなら、明日から買えればいい。以前iPhoneが発表と同時に発売されて、そして世界を変えていったように。そんなことが今起こるか。明日起こるか。残念ながら起こらない。未だに、スティーブジョブズのやり方だけを真似ているこの地球である。中身が伴っていない。予告編がメインコンテンツになってしまっている。

つまるところ、色々流行りに敏感な人たちの発言の99%は数年後に跡形もなくない。影響を与えているのは1%くらいなんじゃないかな。で、本当に変えるようなものに出会えたと思えたら飛びついたらいい。しかしだいたいのムーヴメントが、「飽きた」「成長しない時間が長い」「終わった」と人々がいい始め、しぼんでいくんだよね。

また、一週間が始まる。多分、明日もあんまり変わらない一日だろう。それが現実だ。