orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

サラリーマンが副業で成功するポイント

 

私の副業と言えばこのブログですが。

副業は、機会があればやったほうがいいと思っています。日経の記事に副業の話が上がっていました。

 

www.nikkei.com

リクルートが今年行った「兼業・副業に関する動向調査2022」によると、副業している人は全体の10%で、前年より1%増とじわり増加しました。今後取り組みたい人は46%います。若い世代ほど副業している人や今後したい人が多くなっています。副業している人の約4分の3は、本業とあまり関係ないか、全く関係ない仕事を選んでいます

 

全体の10分の1、ということでまだまだ副業の存在感は薄く、社会現象化するのはこれからといったところだと思います。

会社からいただける収入が本業だとして、もう1本収入の手段が増えるのが副業です。副業はしない、かならず職について、そして出世して最大化すると思うと、もう本業だけで頭がいっぱいになりますよね。一生懸命会社で働いて、そして休みはとことん休む。

このサイクルで私も30代を過ごしましたが、子育ても含めて忙しかったので、副業なんて考えませんでした。40代になってから自分の時間もできて、モノにならなくてもいいので、新しい別のことをやってみたいなと思って始めたことの一つがこのブログでした。

副業と言える規模まで大きくなって考えることがいろいろあります。

 

自分の本業とは関係のない作業であったことがよかった

ブログ執筆自体と、私の本業であるインフラエンジニアには、直接の関係がありません。仕事や教育という意味では接点があるものの、人生、という言葉ぐらい遠い視点です。

もし本業の仕事のスキルを活かし、別の会社の仕事を手伝う、という副業スタイルだと、多分続かなかったんじゃないかなと思っています。それって、残業や休日出勤をしているのと変わりませんからね。

 

全て自分で決められる作業だからよかった

もし、依頼主がいて、それに応える仕事だとすると、自由が効きません。こうしたい、ああしたいみたいな話ができない仕事って、本業では皆様体験されていると思いますが、それをプライベートに持ち込むと、気が休む暇がないです。

このブログに関しては、私が、私の意思で内容を決めていますから、そういう意味でのストレスは全く無いですね。

 

いつでも辞められる

本業のパフォーマンスが第一です。

もし本業に影響を及ぼしそうなら、すぐにでも辞めるつもりですが、続けられているのはラッキーでした。今、本業は大変忙しいのですが、両立はまだできています。

第三者と約束して仕上げるような仕事だと、急には辞められませんから大変ですね。副業選択の大事なポイントとして、自分の事情により無責任に辞めていいという内容かどうかは大事だと思います。

気持ちの問題です。

 

向いていること

私にはブログ執筆は大変向いていました。おそらく他の方より、1つの文章にかける時間が圧倒的に少ないと思います。

また、その成果に対して、自分が思っているよりたくさんの人々に読んでいただいている状況を鑑みて、ああ、向いていたんだな、と今ではわかります。

でも、やってみないとわからないこと、たくさんあります。とりあえず始めてみて、それを続けることが自分にとって負担なのか。それとも、なんとなくできてしまい、もしかして向いているのかもと思ったり。それも、始めることの楽しみですし、あ、向いてないやと思ったら、スッパリ辞めるというのも副業のあるべき姿だと思います。

 

パフォーマンスが測定できる

パフォーマンスなんて、収入額でわかるとお思いかもしれませんが、違うんです。ブログの場合はGoogle Analysticsで、アクセス数をリアルタイムで確認することができます。

「自由な副業」については、1円を初めにいただくのがとても大変だと思います。その状況で、収入をパフォーマンスにすると、立ち上げるのが大変です。

それよりまずはアクセス数を増やそうと思っています。この方針はこのブログを立ち上げてから一貫しています。

収入ではない形で、パフォーマンスを測定してそれを副業の励みにするのがいいです。収入は最後に見ればいいと思います。

 

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副業、という言葉が、人々を惑わせているのかもしれません。本業があるのなら、副業では「やってみたけど儲からなかった」というリスクを負ってもいいと思います。持ち出しがあまりにも多いと慎重になる必要はありますが・・。時間だけなら金銭的な損はありませんし、経験にもなりますからね。

人生、本業だけで時間を費やし、あとは休憩時間、となると、何か新しいことをやりにくくありませんか?。副業を契機に、本業の生き方とは別のことで生きてみるのは、刺激的ですよ。