orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

副業において、頂ける金額を増やすポイント

 

本業のほかに何か人のために作業をしてお金を頂くことを副業と言います。本業の延長で仕事をできて、そしてお客様に恵まれたらそれはすぐにお金になると思いますが、結構な割合で、本業とは関係ないことを副業にしようとされている方が多いんじゃないかな、と思います。なぜなら、本業と同じことを業務時間外にやるんだったら、それは残業と変わらなくなりますから。

本業と違うので、趣味の延長ということで始めはお金はなかなか頂けないですよね。このブログもそうだし、YouTubeも、初めは1円にもならない。その段階だと手弁当の世界です。むしろお金が初期の段階ではかかるかもしれない。

人間って不思議なもので、無銭だと逆に人が動くんです。「ボランティア」とも言いますね。結構お金の融通がない世界でのアクティビティーって、世の中にあふれています。一方そういう世界って、効率性や生産性を求めません。みんな好きでやっているから、と言って気まぐれなので、統制も取りづらく、結果は求めないようなコンセンサスがあります。

ただ、もし本人が副業で、と考えているのであればこのボランティアというのは長く継続できるものではなく、どこかで有料化しお金を頂けるようにならなくてはいけません。

その次にやるべきこと。それは「1円を頂くこと」です。これが難しいんです。こんなに仕事をして1円?。私は安く買い叩かれている?。搾取?。この心理になりがちなのが実は落とし穴だと私は考えています。

なぜなら、例えば1円が10円になり1000円になり10000円になっていく過程において、1円はそこに関門としてあるんです。だから、初めは、ブランド力・実績・信頼のない状況において、1円でも喜んでもらうべきです。じゃないと、その先に進めないから。

ここを、変なプライドを持って「私は10000円からしか仕事を請けません」とやってしまうと、いつまでたっても永遠にお客様を待ち続けるということになってしまいます。

では1円でやってみようと。それで仮に1円からなかなか増えて行かない、時間の経過を持っても増えないのなら明らかに実力不足です。そこまで来たら、辞めていいと思いますが、結構な時間が必要で見極めが重要です。

最近この「安請け合い」「買いたたき」を極度に嫌う傾向があって、自分を安売りしたくないという感覚が世間にあると思います。また、あまりにも無料や安値でサービスを出して客を引き付けることに効果がないという事業者も増え、フリープランのようなものが随分減ったと思います。世の中、安いを嫌う傾向へ進んでいます。

ただ、やっぱり、副業の序盤はどうしても、安値で仕事を引き受けていくべきだと私はそれでも思います。持ち出しの手弁当が、1円になり10円になり、と変わっていくというのは明らかですので、そこで躊躇してやるだのやらないだの、迷っているより、ちゃちゃっとやってみて相手が満足したら、きっともっと高い値段を相手は出してくれるはずです。**もし価値があるならば**。そうやって、たくさん実績を残し、複数のお客様間で取り合いになったら価格は上がりますからね。

きっと、時給換算で「働く」を考えるとそういった境地にはなかなか行けないと思います。どうしても時間いくら、で考えてしまう。序盤はそうではなくて、せっせと安値で受けてでも実績をアウトプットしていくべきです。

働いた結果できた価値をどうこれから最大化していくかということが大事です。副業くらいは、本業とは違う目線で見て行きたいものです。