orangeitems’s diary

クラウド専任の40代インフラエンジニアが書くブログ。新規事業マネージャー。20世紀末の就職氷河期スタート時にIT業界に文系未経験で入りこみそのまま生き残った人。1日2記事投稿しています(0:00、12:00)。

インターネットやテレビの情報といかにつきあうか

 

日本の未来に希望が持てない、という文脈のテレビ番組や記事ってよく見ませんか。視聴者・読者を惹きつける貯めの方策なんでしょうか。あらゆる切り口で、今の日本には大変問題があり、このままでは未来がないと言っています。

ただ、この論調って、ずっとなんですよね。大昔から。今に始まったことではありません。いつもいつでも社会の未来を悲観的に捉えた方がうれしい人というのがいそうです。あなたはこれから大変になりますよ、それなら私の言う通りにやればいいんですよ。知りたいならお金を頂きます。この流れの商売がたくさんあります。困っている人なんて多ければ多いほどお客さんになります。困っている状況を人為的に作って、その先に相談所があり、有料で解決しているように見せれば、一つの市場ができあがります。例えば、健康特集の番組を見ていたら、CMが健康食品通販みたいなマッチポンプ、よくありますよね。

メディアも1つの市場だと考えた時に、どうにか視聴者や読者に読まれなければいけない。そうしたときに、日本の将来は安泰で、みんなが安定していて、満足すべきだ、としたらみんな誰も困らないことになります。そんな番組や記事にお金を出す人は残念ながらいません。それよりリアリティーのある困った感じがある方が人々が惹きつけられます。皆、何か不安なことはないか知りたがっていますから。したがって、困ったことを探そう大喜利みたいなことに世間はなっており、何も知らない人が見ると、日本ってこんなに困った国なんだなと思うかもしれません。

円安だ、インフレだ、増税だ、戦争不安だ、平均給与が上がらないだ、いろいろと不安が取り巻いていますが、足元はどうでしょうか。身の回りを見渡してみても、平和であり、昨日と変わらない今日が訪れているのではないでしょうか。本当にその問題は、あなたにとっての問題なのでしょうか。

ここ最近、私もテレビを見なくなりました。新聞も元から読んでいません。巷の情報はインターネットから全部受け取っています。インターネットが安全というより、インターネットには雑多な情報が全部あるので、自分で解釈して採ればいいと思っています。ところがテレビは延々と情報を垂れ流すし、明らかに見方が偏っているし、サクラの人までいる雰囲気なので、なんとも効率的に情報を摂取することができず、非生産的なことが多いと思う事が多くなりました。

テレビが言っているから本当だろう、ネットに書いてあるから本当だろう、それぞれがもう信用ならなくなっており、それを「本当」にしたら儲かる人がいると考えた方がなおさら自然、という解釈です。

それなら全てを信じない、全てを信じる、両方とも極端すぎます。何も知らないことは、もっとまずいです。本当に身の回りに何か起こっても、世の中の誰より出遅れることになります。そうじゃなくて、まずは、自分の身の回りのことに気をはらい、様子を知ること。同時に、メディアやSNSの様々な情報を平等に確認すること。この順番です。チャネルによっては「うそばっかり」というものもあるので、そこには近づかないのが賢明です。

また、情報とは単なる「情報」であり、ウソ/ホントと割り切れないこともあります。立場や価値観で意味も180度変わる場合もあります。それならば、できるだけ多種多様な信用できると思われるチャネルからまんべんなく知って、そして最後は自分の頭で考えることをするべきです。

ここ25年くらいの間にインターネットが出てきて、「情報化社会」なんてひところ言われた社会に本当になったのですが、かえってたくさんの人が生きにくくなっているのかもしれません。こんな情報だらけだと、困ってさまよう人がいても不思議じゃないですね。