orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

成長しなきゃ、やらなきゃ、で苦しくなった時に

 

何をインプットするか、ということにこだわったときに、目の前にいろいろな選択肢を並べる。これをやりたいな、これがいいかな、と全部はやりきれないのである程度は選んでこなしていく。

ストイックに突き詰めていくと、時間がどんどんなくなっていく。これをやってみよう、というポジティブな気持ちで始めたはずなのにふと気が付いたら、「これをやらなきゃ」に代わっていく。

最近ふと、そんな気持ちになることが多くて、「やらなきゃ」が続くとメンタル的に良くないななんて分析していた。

結構そこで無理して、馬力で押し通していると、だんだん心や体が拒否して、「すいません、全部やめます」みたいになることはよくある。結構現代における「あるある」なんじゃないかと思っている。

詰め込むだけ詰め込んで破綻するのではなく、どこかでインプットの機会も、整理して間引きして、ほどほどで満足しないといけないなと思う。

これが、結構難しい作業だ。

整理して間引きした結果生まれるものは何か。「空き時間」である。

この「空き時間」でいけないのは、そこで新しいことを始めようとしてしまうこと。これでは元の木阿弥である。

空き時間を生み出せたら、そこで立ち止まって見ること。そして今まで「やらなきゃ」と思っていたことをその空き時間でこなしてみることの方が大事になってくる。

インプットが多すぎたため、「やらなきゃ」をこなす時間がなかったからプレッシャーが増していただけで、本来やらなきゃいけないことにその空き時間を当てることが、まず第一にやるべきことである。

本来やらなきゃいけないことなんて、楽々できるよ、と思うから別のインプットの機会を増やすのだけど、それでも空き時間があまりにも減ると楽々できなくなるということだ。

ま、そんな難しいことを考える必要もないから、とりあえず、今つらいと思うなら、空き時間を作ることに全力を注ぐこと。その次に、その空き時間に新しいことを始めず、とりあえずはやらなきゃいけないことを片付けることだ。

そうしたら、本当の空き時間が現れる。そこでもまだ、手を動かしたらいけない。次にやることは。昼寝をしたり、おやつを食べたり、少しはだらだらと過ごしてみたほうがいいと思われる。

「やらなきゃ」の反対のことをする。だいたい、こういうメンタル危機を感じる人は、ストイックな人が多いので、こういう無駄っぽい時間を避ける。でも実際、最低限、人はこういった無駄な空き時間が必要なんじゃないかななんて思う。

世間は、勉強しろ・成長しろ、とかなりうるさいことになっている。おかげで、メンタルを崩す人続出である。

いやいや、無理し過ぎると良くないよ、ということをロジカルに書いてみた。

やり過ぎは毒なのである。