Windows 11 22H2を適用してみてわかったこと。
リモートデスクトップを*.rdpファイルから起動しようとすると、上記の画面で認証が通らない。毎回パスワードを入力させられる。パスワードを保管しなおしてもダメ。
お使いの資格情報は機能しませんでした
Windows Defender Credential Guard では、保存された資格情報を使用できません。資格情報を入力してください。
ログオンに失敗しました。
困ったものだ。リモートワークが広まっているからこそ、情シスに同様の問い合わせが頻発するのではないだろうか。パスワードを毎回入力しなきゃいけないなんて。
調べてみると、どうもバグのようである。
私は上記の問い合わせを見て、以下の回避方法を試した。
※ただしレジストリーの編集が伴うので、試す際は自己責任でお願いします。
***
①レジストリーエディターの起動(rededit)
②以下のキーに移動
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\DeviceGuard
③以下の値を追加
EnableVirtualizationBasedSecurity(DWORD) →値は0
RequirePlatformSecurityFeatures(DWORD) →値は0
④以下のキーに移動
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Lsa
⑤以下の値を追加
LsaCfgFlags(DWORD) →値は0
⑥再起動した後、一度パスワードを手入力でログインする
***
以上で、私の環境では認証が通るようになり、パスワードを手入力しなくてよくなった。
困っている人がいるかもしれないので載せておく。
なお、それぞれのレジストリーの意味はこちら。
EnableVirtualizationBasedSecurity | Microsoft Learn
ポリシー CSP - DeviceGuard - Windows Client Management | Microsoft Learn
見た感じ問題なさそう。
おそらく、しばらくしたらFIXが出ると思うので、それまでの辛抱。