orangeitems’s diary

クラウド専任の40代インフラエンジニアが書くブログ。新規事業マネージャー。20世紀末の就職氷河期スタート時にIT業界に文系未経験で入りこみそのまま生き残った人。

なぜ、当たらない競馬をやるのか

 

競馬を初めて見たのは、東京の大井競馬場。大学生の時、トゥインクルレースという夜の競馬に、同級生と行ったのが初めてでした。

ビギナーズラックの存在がよく言われますが、全然当たらなかったですね。大当たりしたからハマったとかそういうことはありません。

で、そのころダービースタリオン3というスーパーファミコンのゲームがあって、それにドはまりして、徹夜しかかったぐらい夢中になりました。そこそこ強い馬しかできなかったですが、そこで競馬のルールをおぼえたのが本格的に趣味が競馬になるきっかけでした。

じゃあ、そこから東京競馬場に行ったかというと、違います。水道橋のウィンズ(場外競馬場)に通うようになりました。あそこは昔から100円馬券が買えましたから、学生の私には遊べる場所でした。競馬場には行かず場外馬券売り場に、オッサンたちと混ざっている学生、しかも一人で行ってましたねそう言えば。一人暮らしで暇を持て余していたのもあって・・。

競馬場自体が好きになったのはもっと後のことです。きっと、根っこには、ギャンブルが好きだということがありそうです。ただ、ギャンブルにめっぽう弱い!。買った馬から来ない!。

なぜ当たらないのに、またやっちゃうんでしょうね。

とりあえずギャンブルの才能はないということが統計的に明らかになっているので、いつも馬券を買う時は、無くなってもいいお金を予算化して、その中で楽しむようにしていますので、計画的に遊んでいます。そういう意味では大金をつぎ込まないほうがいいことを学習しているので、安全に遊べています。

毎回、買う時は当たるつもりなんですが。馬柱と呼ばれる走る馬たちの過去の情報と、パドックの様子を見て、そして当日の競馬場の天候や馬場の荒れ方、人気を加味して、そして、馬券の種類を含めて決断するんです。

もう、ロジカルに。もしくは感覚的に。

そして、外れる。

私が欲しいのはきっと、当たり馬券ではなく「こうこう情報を読み解いていけば、当たりがわかる数式」です。複数のレースに対して同じ考え方を何度か繰り返し、手応えのある数式を仮説として設定します。

ところがこの仮説、ウソばっかり。

きっと、多分一般の人間には、与えられていない特別な情報があって、それを知りえない限りはそんな数式見つからないだろうな、とはわかっています。もっと馬を間近で観察する仕事で競馬予想をやっている方すらいらっしゃいますものね。

でもその人たちでも、予想はなかなか当たらない。どんなに通が見ても、的中率や回収率はなかなか高いものではないです。違いは、その予想に対してエビデンスを話せる話術だと思います。おしゃべりが上手だもん。的中率より、どういうふうに馬やレースを見るのが正しいのかという情報を売っているんです。レースが終わっても、彼らは反省しませんからね(心の中ではするんでしょうけど)。

仕事は、やっていると「コツ」みたいなものがわかってきて、それってきっと数式化できると思うんです。だから再現できる。そして複雑な条件があっても解きほどいて、回答まで導ける。彼なら、この仕事を成功させることを再現できる。そうやって会社や顧客から信頼を得ることができるようになります。

ところが競馬ってそうはいかないんですよね。AIも絵が書けるんだから、競馬の予想もやってくれよと思うんですが・・。

その、考えても考えてもわからない、わからないのにたまにうまくいく、そのうつろいを楽しむためのスポーツなのかなと思っています。たまに競馬場に行くのも、テレビには映らない特別な情報があるんじゃないか、そう思って見に行くんですが、相変わらず外れます。いいんです。週末、画期的な数式が見つかるかもしれませんから(見つからない)。