orangeitems’s diary

クラウド専任の40代インフラエンジニアが書くブログ。新規事業マネージャー。20世紀末の就職氷河期スタート時にIT業界に文系未経験で入りこみそのまま生き残った人。

日本語が国を守った過去と、フェイクニュース急増の関係

 

国防的な観点から言って、日本語文化は長い間、海外に対して機能してたと思うのです。

 

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 防衛省は、敵国が偽の画像や動画の流布などにより有利な状況を作り出そうとする「情報戦」への対策を強化する方針を固めた。偽情報を早期に発見・訂正し、日本政府や自衛隊の活動が国内外で支持される環境を整えるのが狙い。2023年度予算概算要求に調査研究や体制強化の経費を計上する。複数の政府関係者が19日、明らかにした。

 

海外の人が困ることとして、日本人が日本語を話すことでちょっと何言ってるかわかんない、って状況が作れることでした。

日本人は日本人で、海外の人と疎通するために外国語を小学校から学びます。したがって日本でモノを作り、海外に売り込むための外国語だったわけです。

海外から日本に来た人は相変わらず外国語を話し、日本人が合わせるみたいなことをしていました。ただ、日本人でも外国語を操れる人は少ないので、物理的に情報漏洩しにくいという面もあります。

海外の人からは理解されにくく、そして日本の都合のいい情報だけ外に出す。そして日本国内には、日本語でたくさんの知識が保有されているという状態。これが機能して、日本に海外から人が来ても文化的に侵略することが難しい国が成り立ちました。

ところが、インターネットとITの進化にて、翻訳技術が飛躍的に向上しました。日本人は、外国語に日本語に簡単に翻訳できて便利だと思っている翻訳機能ですが、これは全く逆で、海外の人が日本語の情報を簡単に外国語にできたり、外国語を日本語にできたりできるようになりました。

何が起こったかと言うと、海外の情報が日本人に伝わるための障壁が、圧倒的に下がったのです。例えば、Nintendo Switchのダウンロードゲームには、たくさんの洋ゲーが並んでおり、しかも日本語に翻訳されています。しかも開発者はきっと日本語はできず、機械翻訳で変換しているだけです。ことごとく怪しい日本語ですから。

日本語の障壁が下がったので、海外からの情報が日本国内にかなり伝わりやすくなりました。そして、日本語で秘匿にする情報が、海外に伝わりやすくなりました。もはや日本語のままでも機械翻訳で瞬時に外国語にできるので、日本語で保管しておくことが海外に対して参入障壁にならなくなりました。

その上に、動画や写真をインターネットを通じてやりとりすることができるようになり、言語に依存しなくても情報が飛び交うようにもなりました。

日本人から見て、ああ翻訳技術の向上で、随分海外の人と疎通ができるようになったなぁという一方で、フェイクニュースのような危ない情報も海外から日本にダイレクトに届くようになってしまった、ということです。

このような状況下において、それでも機械翻訳の日本語はどこか変です。意味はわかるけどそんな使い方しない、という表現が散見されます。今こそ、日本語力を磨き、人間こそ使いこなせる日本語を大事にするべきでしょう。洋ゲーをやってても日本語ボロボロだなと思います。もはや、日本語が使えるからといって日本の独自性が担保されることはなくなりましたが、それでも日本語の素晴らしい、頼もしい特徴は健在ですので、これを大事にしていくことで、妙な大量の日本語が海外から来ても我が身を守れるのではないか、と思います。