orangeitems’s diary

クラウド専任の40代インフラエンジニアが書くブログ。新規事業マネージャー。20世紀末の就職氷河期スタート時にIT業界に文系未経験で入りこみそのまま生き残った人。

マネージャーを選ばない技術者はどこへ進むのか

 

20代で会社に入り、そのときは誰しもプレーヤーじゃないですか?。

で、そこで頭角を現すとリーダーになりますよね。

組織が大きくなったり独立したりすると、プレイングマネージャーになります。

技術者でいながら、人を管理する・・ってやつですね。

大きな企業だと、技術者コースと管理職コースにわかれますが、

・テクニカルマネージャー

・管理職(ラインマネージャー)

なんて分かれていきます。前者は技術系、後者は管理系。

ま、何にしろマネージャーはマネージャーなわけです。

 

で、完全に技術よりな私は、テクニカルマネージャー一直線だったのですが、どうもこの技術の方に専念するべきという風が吹きました。

自分の中の尖っている部分で勝負せよ。

他の人にもできる部分は他の人に任せよ。

ま、いたって正しいと思います。真似できないユニークな部分を煮詰めれば、もっと結果は出せるかもしれない。

でも、不安がよぎるわけです。なぜか。

それはきっと、

プレーヤー → プレイング・マネージャー、と生きてきて、このマネージャー部分が外れるからです。プレーヤーにまるで下がるみたいだから。

 

と、かなりモヤモヤしていたところに、この記事を今日読みました。

 

engineer-lab.findy-code.io

新しいキャリアパスとして注目を集めている「Individual Contributor(以下IC)」。ファインディでは、現役ICとして活躍している藤さんと松木さんを招いて「IC(Individual Contributor)として活躍するエンジニアキャリアの今」と題したイベントを4月14日(火)に開催しました。

IC (Individual Contributor)とは?

ソフトウェア開発をメインとした職業で、チームや人のマネジメントをしない技術の専門職。

お二人はICを「開発がメインの仕事」だと説明した上で、日本でも今後増えていくだろうと予想。また、今後のキャリアについては、藤さんが「ICを続けていく」と話す一方で、松木さんは「マネジメントに転向する可能性もある」と言います。

キャリアに関する考え方が異なるお二人がICを選んだ背景には、「技術を極めたい」という強い思いがありました。

 

この、「IC(Individual Contributor)」、インディビジュアルコントリビューターと呼ばれる職位って、案外有名みたいです。

合わせて、以下を読むといいと思います。

 

logmi.jp

LINEが展開するサービスの舞台裏で活躍する技術組織を紹介するオンラインのキャリアイベント「Tech@LINE -Online Career Fair-」。individual Contributor、Tech Lead、Engineering Managerの3つのキャリアパスについて、実際にその役職で活躍している3人の質疑応答を交えてパネルディスカッションが行われました。前半は「今のキャリアパスを選んだ理由」と今のキャリアで「おもしろいところ・むづかしいところ」について話しました。全2回。

 

Findyの方の記事は、ICにだけ焦点を当てていて、うーん自分の道はこれなのか?、と思ったのですが、どちらかと言うとLINEのTech Leadに近いんじゃないかという推察を得ました。

 

Individual Contributorは、個人の技術力をより高めて、設計だったりとか、コーディング、レビューとかを通じてチームやプロダクトに貢献する役割です。

続いてのTech Leadですけれども、Individual Contributorと同じく技術的な側面でプロジェクトだったりチームを支えるところは似ているんですけれども、チームに対する技術的な貢献がより強くなってくるところが役割として違います。

最後にEngineering Managerですけれども、メンバーのメンタリングやキャリアパスを支援していきながら、チームのアウトプットを最大化する役割を担います。

 

多分、ICとTech Leadを足して2で割るんじゃなく、足したままみたいな立ち振る舞いが必要になってくるんじゃないかな、と。

普段は先進的なことを研究するICの側面が大きい一方で、顧客が現れて現場が実装しなきゃとなったら、顧客と現場を行き来してリードする。いわゆるテックリード。

 

一方で、Engineering Managerからはバッサリと外れることになりそうです。

過去のシニアエンジニアみたいな呼び方は今一つ仕事の内容とあってなくて、最近はこういったキャリアパスが用意されてきたことはいいことだな、と思う反面、やっぱり、部下のいない立場って正直ふわふわしますよね。

ただ、やっぱり会社って、商品やサービスありきでお金を頂くのであって、そのプロダクトそのものを生み出す技術の源泉は大切にしないと、会社が売るものが無くなってしまうわけです。

そういう意味では、今の混沌とした技術者のキャリアパスに、ついに私が巻き込まれてしまったのねと観念しつつ、あるべき仕事の仕方を作っていこうと覚悟を決めた春です。

(まー、どこかで逃げ切れると思ったのが甘かったか。)