あっちもこっちも変化が促されてつらいというエントリーを書いたが、もう抵抗せず変化を受け入れて、かつどんどん進んでいこうとしたら、良い流れも起こって来た。人間、同じままではいられないものであるが、変化するにしても良い方向に行きたい、と思うので苦しむ。だってどこが前かわからないのだから。
この苦しさも少し和らいできたので、こういうときにどうすればいいか振り返っておきたい。
①時間がかかると覚悟すること
変化の向こう側にいい世界があるとしても、ここからあちらにワープすることはできない。準備が必要となる。自分だけ準備すればいいのであれば、自分の手足だけ速く動かせばいいのだけど、だいたい他人が絡む。
そんなときに、自分が他人を急かすようなことをやりがちだ。苦しみから逃れるために。しかしここでぐっとこらえ、平静を保つこと。物言いは慎重に行うこと。何か選ばなければいけないときも、衝動的に選ぶのではなく熟考すること。
ま、だから苦しいんだけど。それでも初めから時間がかかると覚悟することはできる。
②うまくいかないことを受容する
変化しなかった理由は、うまく行くとずっと信じていたから。でもそれが続けられないとなったときに、変えなきゃいけないんだけど、そんなの、はじめからうまく行くはずがない。試行錯誤モードに変化するんだけど、これまでうまく行って安定していたんだから失敗がつらい。ちょっとの失敗でくよくよする。前に戻りたくなるけど、その、前はもう存在しない。失敗しても修正してリトライせねばならぬ。
ま、だから苦しいんだけど。失敗して当たり前と思い、できるだけ失敗を小さく留めるとともに新しく学び次に反映する。この連続。
③休む
それでも苦しい事の連続で、気が滅入ることもある。でも変化を試みないといけないし止めたら終い。これを休みなしでやっているとだんだん悲観的になっていくので、その流れは一度食い止めた方がいい。苦しくても休む。休んでも苦しいんだけどさ。
でも、やっぱり休むと違う景色に見えてきたりするもの。何もしてないのに、ね。
④良い変化を感じる
なんでもかんでも長い間全部うまく行かないなんてことはないので、その中で成功したことについてはちゃんと受け止めること。変化しなければ受け取れなかったんだから、それは良かったと思うこと。じゃないと、前に進む力が減るよね。
⑤大きなことはゆっくりやる。小さなことはすぐやる。
大きなことはうまくいったらいいけど、うまくいかなきゃ大やけどでしょう。でも余裕がないと即決即行動なんてことをやりがち。それはいけない。苦しみはもっと深くなる。
逆に、小さなことはすぐできる。できるんだったらやった方がいい。修正もすぐできる。そうやって小さなことを積み重ねる方が、大きなことを一つやるよりも安定して結果が出せるし結果もすぐわかる。
苦しいからこそなかなか目の前のことばかりになっちゃうけど、それが大きいのか小さいのか、という感度は重要だと思う。
つまるところ、自分を守りながら、時間をかけて良い方向に向かわせる、という話。できれば変化なんて、1つだけに留めておきたいんだけど、概していろんな方向からいっぺんにやってくるものだなという感想。それぞれ独立しているようで、つながっているんだろうね。自分発信なのはどれも同じだから。