orangeitems’s diary

クラウド専任の40代インフラエンジニアが書くブログ。新規事業マネージャー。20世紀末の就職氷河期スタート時にIT業界に文系未経験で入りこみそのまま生き残った人。

オフィスが寒すぎる、から派生する思考

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寒い。

関東は4月なのに冬のような気温で、しかも強い雨が一日中降り続けている。

そのせいか、オフィス−今日は出勤しているのだが−の自分の席が寒い。4月なりの空調をかけていて、それに対して外気が寒いので、結果的に寒くなっていると思う。特に窓の近くに座っているので外気の冷たさも影響しているのだろう。

しかし、自分だけが寒い思いをしているのかというと、そうとも言い切れない。仕切りもない大部屋なので、座っている場所によっては暑い場所もあるような気もする。自分の席だけが寒くて、他の場所は暑い可能性もある。

そして、空調のリモコンが壁に備わっているのだが、1つしかない。

こういうときに、寒い、温度を上げよう、リモコンの温度をちょちょいと上げて、というのも1つの選択肢だが、これにより「暑い」と思う社員が現れてしまうかもしれない。

そんなの、暑いと思う人と寒いと思う人の当事者同士で話し合えば、と思うかもしれないが、オフィスの中には話したことのない人がほとんどだ。「みなさーん、私は寒いので、温度上げますけど、問題ないですかあー−!?」と大声で問いかけてみれば一発で問題解決するかもしれないが、それは変人の部類ではないだろうか。

「室内温度に神経質な人」「誰かれに叫んで問いかける変な人」ということで皆に記憶されてしまうのである。

だから、私はどうするか。我慢するのである。我慢していると誰か、私と同じように寒いと思う人がシレっと温度を上げていくのかもしれない。しかし、その後、暑いと思う人が、シレっと温度を下げていくのかもしれない。

そうやって、温度を巡って誰も声を上げないのに、壮絶な駆け引きが行われているのかもしれない。

・・・と、0.5秒くらいの間に、思うのである。

これを派生すると、「このオフィスは、温度調整がなってない。寒すぎる。業務内容うんぬんじゃなく、職場環境が悪い。」みたいな不満を持つ社員も出るかもしれない。いや、私は他の人にどう思われたって、自分を貫くんだっ、という覚悟の人が温度を上げたり下げたり行くが、結局は他の人だって同じ意思のもと、上げたり下げたりするのかもしれない。

そうやって、会社に不満がたまり、転職しよう・・となるかもしれない。

上司が、「なぜ、転職するんですか?仕事ぶり、全く問題ないし期待もされているのに」と聞いたときに、

「実は空調が」

と言ってくれる人はとても少ない。そんなことで転職するなんて会社はつゆとも思わないだろう。しかし、実際のところ、そういう積み重ねが実は理由になったりもするのではないか、と思っている。

だから、多分転職の理由を聞くなんて、野暮なことなんじゃないかと思ってる。男女がお付き合いするとして、別れ際に、「なぜ別れようと思ったんですか?。その理由を今後の運営に活かしたいと思うので、ぜひ具体的にお聞かせください」、と言うほどキモい気がする。

私も同調圧力は大嫌いだし、自分のやりたいようにやろうと決心している人生だし、言いたいことも言っているつもりだけど、なんだか、オフィスが寒すぎるごときでここまで考えた上で何もしない選択をしている時点で、なんか言うほどでもないね、自分、みたいなことも思うわけである。