orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

今のことが忙しくて新しいことができない、と思ったら危険な兆候だ

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新しいことをやりたい、と思ったらインプットが大切だ。

ブログを書いていると思うのが、書くことばかりを繰り返しているとネタが無くなってカスカスになるということ。

で、インプットをするのは何でもいい。ツイッターのタイムラインを読んだり、ゲームをしたり、外に出かけたり。新しい体験をすること全てをインプットと言っていい。

そのうち、その経験のうち他人への共感性の高いアウトプットができると、バズる。ビジネスだと仕事ぶりが評価されたり、ブログだとアクセス数が伸びる。

そうすると「レスポンス」が増える。自分のアウトプットについて反応があると楽しい。それを追いかけているだけで楽しくなる。もちろんいい反応ばかりではないのだが、全く反応がないよりは全然マシだ。

で、気づいた。このレスポンスをしている時間、これはインプットにはならない。

アウトプットの延長だと思う。

というのも、ここ数日、ブログ記事とツイートが、ちょいバズした。それはうれしい。ここしばらく今一つ結果が出ていなかったので、素晴らしい。良かった。

ただ、これまでも何度かこういうことがあったのだが、バズると書けなくなるのだ。なぜだろう。評価されたのだからいい気分で書けばいいんだけど、なんで書けなくなるんだろうか。

それが今回わかった。レスポンスばかり見ているとインプットしているような気持ちになっていたが、これは全く自分にとってアウトプットのためのインプットにはなっていない。

逆に、評価された後の記事はプレッシャーがかかる。新規の読者もいるだろう。

インプットできてないわ、プレッシャーがかかるわで、これは良くない。

つまり、バズったときは、レスポンスに対して自分の中でフィルターをしなければいけない。あえて見ないようにしないと次のアウトプットにつなげない。

おそらく仕事の世界もそうなんだと思う。自分が手掛けた領域が成功したときに、その領域のことばかりに没頭したら、次の新しいことができなくなる。インプットしている時間がないんだという言い訳で、今の仕事のことばかりをやってしまうからだ。

これは、ある程度結果を残した40代の会社員についても学びがある。新しい領域をやらずに、現在の仕事に追われ、インプットが減るということだ。

成功によって、未来の失敗の要素が生まれるというのは、これは気づきのように思う。成功した時こそその結果を反芻するのは自制しなければいけない。ある程度結果を確認したらもう見ない。次に行く。結果を気にしない。そういう態度こそが、次にまた新しいことをする原動力になると思われる。

過去を見てもいいがほどほどに。反応を気にし過ぎない。そして新しいことを常に追いかける。それが大事。