キーボードで日本語を打つときには、私はローマ字入力をしていますが、かな入力をされている方もいらっしゃるんでしょうか。
ブラインドタッチに目覚めた時に、滅茶苦茶速く打てるようになってドヤってたら、かな入力の達人に日本語入力の速度で置いて行かれて、くやしい、と思ってかな入力に挑戦した時もありました。挫折しましたが。
で、なんで挫折したのかなーって思い返してみると、このかな入力の配列が大変矛盾にあふれているからという気が今になってしてきました。
冒頭の絵はWikipediaから転載してきた図に、私が色をつけたものです。
あ行、か行、さ行・・・わ行まで、色を塗り分けてみました。
私の違和感を見える化したかったのです。
ほんと、なんでこんな配列にしたのか、設計者を捕まえてスタバで4時間くらいインタビューしたい。
あ行、さ行、た行、はまだいいです。くっついてるから。
なんですか、か行は。「け」だけあんな右側にはじきとばされた。
な行で、おかしいことが起きます。なぜ、なにねの、まで固めて、「ぬ」がこんな位置にある??!!。
は行は、もはや被害者です。は・・ひ・・、ふ、へ・・ほ、みんなばらばらにされてしまいました。
ま行は、「め」、と、「む」はくっつけてもいいのに、わけわからん、「け」、がいる。
ら行なんて、「め」、と、「ろ」を入れ替えればいいじゃない。「む」と「め」はくっつけらるし、すべてがくっつく。
そして、もっともひどいのは、わ行。「を」なんてみてください。シフトを打たないと出ないです。助詞としてよく使うのにね。「を」なんて。
あーすっきりした。
もはや、ばらばらだったらまだこんな分析もしなくていいかもですが、中途半端にマッピングしてあるものだから、かえっておぼえにくかったのかもしれません。
IMEでも、何の拍子かで、かな入力に入れ替わって、あーめんどくせーローマ字入力に戻すの・・といつも思ってます。
ちなみに、私が一番初めに出会ったキーボードがこちら。AKIBA PC Hotlineからの転載です。
このカナの配列が独特で、アイウエオ、カキクケコ、ってきれいに並んでるんですね。私はこれで日本語入力をしていたので、めちゃ、かな入力に戸惑ったわけです。でもこんなにきれいに並ぶんだなって感心しませんか?
これ、パソコン本体そのものなので、これにディスプレイつなぐと使えました。右上がカセットテープで、BASIC読み込むのに15分くらいかかりました。ってのを小学二年生がやってたことを考えると、インフラエンジニアになった原因はほんと、幼少のこの体験にあったんだと思います。
というわけで、今日もローマ字入力でがんばります。ま、変な話なんですけどね。日本語打つのにアルファベットで入力しなきゃいけないのって・・。
誰か、かなのマッピング、新しく考えてくれないかなーー。