orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

7つの習慣に出会ってから6年経つけれど

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この7つの習慣、っていう本は実は自分から読んだのではなく「読まされた」という表現のほうが正しくて、ある日机の上に置いてあって、読め、みたいな感じだったのですが、今考えてみると運命の出会いではありました。

このブログでも何度か、7つの習慣はいいよ、というお話はさせて頂きましたがもう出会って6年です。

で、6年経って、人生変わったのかよ、という話ですが。

まあきっちり、変わっています。あの本無けりゃ、絶対こうはなってなかったな。

いやまあ、こういう自己啓発本みたいなものって、うさんくさいじゃないですか。で、私は一切こういう関連の本、読んでません。唯一読んで刺さったのが、この読まされた本なのがこの読まされた本というのが悔しいっちゃ悔しい。

これ読んで、すぐに人生変わることはないです。

主体的に取り組むとしても結果が出るのに、5年くらいかかります。

結果が出たことに対して人が気づくのにも時間がかかる。たいてい何か始める人には、生暖かい目線で応援の言葉をかけながらも、冷ややかなものです。結果が出ても「どうせ一回だけでしょ」、と。何度も何度も再現させないと誰も信じちゃくれない。

WIN-WINであろうとすると、どこかで成り立たないので関係解消しましょう、という状況にも遭遇します。結構しんどい。でもこれ大事です。全くWIN-WINが通用しない相手はいるので、そこで消耗するだけ時間の無駄。そしてWIN-WINが成立する相手を大事にする。この継続が大事。

終わりを思い描くことをいくらやっても、そのとおりにそのまま行くことはほとんどないのですが、でもどこかに行こうとはしますので。日々日々大変ですが刺激的にはなります。予想の上の上から来たり下の下から来たり。だから終わりは思い浮かべるけど、下手な予想はしないことにしました。ファイティングポーズしてたら頭の上から何か落ちてくるのが人生で。

そんで、平和な時間が訪れたら、まあ暇なのでいろんなことに手を出してきました。ものになったりならなかったり。でもこの無駄かもしれない時間が後になって、あああれ勉強になってたんだ、ということもしばしば。これは刃を研ぐとも言われています。

かいつまんでいくと、ほとんどの能動的な行動は7つの習慣を基点として生まれていることが多いのですが、必ずしも成功を保証してくれるわけではないのが面白いところです。思い通りにならないことのほうが多い。失敗もする。それでも、大きな流れは作られていて、よっしゃそっちの方向に行ったるか。何が来たって、何もないよりは面白いんじゃ、という気合の入った人生が送れることを保証します。

だって、私だけそういったことが起こっているんだったら、個人の感想でしょ、で終わるのですが、周りにも同じようにそうなった人がいる。

これだけ再現性があったら、ブログでも勧めて然るべきというものです。

この本を読んでもすぐに人生は変わらない。でも6年経ったら全然違ってる。そういうものの大事な考え方が含まれた本です。

ただ私、この本、読み返したことはないんです。刺さった本って読み返す必要はないのです。6年経っても内容をおぼえている本なんてこの本くらいです。それぐらい強烈なことが書かれていてそして今の自分の現状をもたらしてくれたことに、感謝しかないですね。

一方、刺さらなかった人もたくさんいるので、万人に必ず意義があるとは言いません。ただし私のブログを読みに来てくれる人は向いていると思います。だって、ずっとこの7つの習慣を軸としてものを考え、書き続けていますからね。

もし、中期的に人生によい影響を与えてくれる本との出会いを探していて、そしてまだ7つの習慣を読んでいない方がいらっしゃったら、ぜひ読んでみてくださいね。