orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

最近のポテトチップス事情に思うこと

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これは完全に個人的な感想なのだが。

ポテトチップスをすごくよく食べていたのだが、美味しくないと思うことが多くなった。味覚の変化か?と思っていたのだが、考察の結果、そうじゃないんじゃないかとの仮説を持っている。

美味しくなくなったことの仮説の一つに、食品の健康志向がある。多分、私が子供だった30〜40年前は、きっと食品添加物がめちゃくちゃふりかかっていたのではないか。あのころの美味しかった記憶は、本当に美味しかったのではなかろうかということだ。だから、多分同じブランドであっても、今と昔で製造工程や原材料が様変わりしているんじゃないだろうか、ということだ。

もう一つに、コンビニのプライベートブランドが幅をきかせ始めたということ。結局中身はメーカーが作っているっぽいが、なんとなく味はどれをとっても劣化しているように感じている。したがって、プライベートブランドは手に取らず横のメーカーが作ったものを手に取るのだが、最近棚が縮小されてきたように思う。最近のコンビニ、すごくプライベートブランドが増えている。これはおそらく、単にメーカーの品を並べたら激安スーパーに勝てないという話でそうしていると思う。そのコンビニにしか売ってないものを並べ、しかも定価を安く見せたらスーパーとの差別化につながる。ただ、このプライベートブランド品がそもそも美味しくないと今の所感じている。

コンビニのポテトチップスと、スーパーのポテトチップスはそもそもラインナップが違う。コンビニの方は高く売れることもあり、原価が高めだと思う。味は濃いめだし、バラエティーに富んでいる。だから最近はスーパーではポテトチップス買えんわと思い始めた。スーパーのものは安いが、大量生産で安くなったものしか並ばないからだ。

ところがまた状況が変わってきて、スーパーに激安のポテトチップスが並ばなくなってきた。この前言ったら棚が縮小されていた。つまりスーパーが激安品を並べる前提のポテトチップスが、手に入らなくなってきているんじゃないかという仮説を持っている。つまり定価で並べざるを得ず、それならわざわざスーパーで買わなくてもね、ということで、売れないなら棚も小さくするか、みたいなことが起こっているのではなかろうか。

つまり、コンビニはプライベートブランドで、スーパーは激安品が置けないことでの棚の縮小で、どちらにしろ「おいしいポテトチップス」はなんとなく昔に比べると危機に瀕しているのではないかと勝手に思っている。

この図式で言うと、コンビニの高いメーカー品のポテトチップスが消去法として残っていて、確かにもそこでしか買わなくなっているのだけど、それもちょっと危ういと思っていて、一袋の中に入っている容量が、もはや50グラムまで落ちた。空気を売っているんじゃないかというレベルだ。私的には75グラムが限界点だったのだが、70グラム、65グラムとどんどん減っていき、今50グラムに着地してしまった。

そんなに美味しいと思うんなら二袋買えばいいでしょ、という話だが、もちろん二袋買っている。ただ、ちょっと二袋だと逆に多い感じもして、80グラムぐらいでどのメーカーも揃えて欲しいもんだと思う。だって袋が資源的にもったいないかな、って。

全体として、健康食品化が進んだせいで味は落ち、しかも原材料高でコストもかかるようになってきて、なんだかこれまでのポテトチップス業界って、なかなかピンチじゃないかと思っている。ちょっと、健康志向のバイアスを一度取り払って、値段も高くていいから面白い商品を各メーカーに一度出してもらいたいところなんだけど、そうすると、じゃがポックル最高なんだけど、高いんだよなぁ。

 

カルビー ポテトファーム じゃがポックル 1個

 

今度のセールで買うかな。