orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

酸素ステーションとはどういうものなのか?

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酸素ステーションなる施設の整備を菅首相が指示しました。

 

www.jiji.com

菅義偉首相は13日、新型コロナウイルス感染者の増加が止まらない現状を踏まえ、酸素投与が必要な自宅療養者向けに「酸素ステーション」を整備するよう関係閣僚に指示したことを明らかにした。在宅患者の状態を把握するため自治体と連携して連絡体制を構築する考えも示した。首相官邸で記者団に語った。

 

この文だけじゃ、まるで自宅で療養している方が酸素ステーションに行って、酸素をもらうみたいな書き方ですよね。でも、感染して自宅療養しているのに、外を歩いて酸素を求めるのはどう考えてもおかしいです。

 

正しい情報を求めて調べました。

どうも、このモデルとなっているのは「かながわ緊急酸素投与センター」のようなもののようです。

 

www.pref.kanagawa.jp

新型コロナウイルス感染症療養者のうち、医師により入院が必要と判断された方の搬送先が確定するまでの間、酸素投与の応急処置をする緊急的な施設を、県立スポーツセンター内に設置することとしました。

 

つまり、自宅療養者の方を医師が診察した際、入院が必要、いわゆる中等症以上の状況であることがわかったときに入院先が決まらない。

そういうときに、まずは酸素投与だけでも実施できる施設を全国に作っていく、ということです。

ただこの施設は24人しか受け入れられないということと、オリンピック・パラリンピック期間が終了する9月5日までは使えないということで、別途ホテルを確保しているとの記載です。

 

どうも、下記のようなことが頻発しているとか。

 

www.sankeibiz.jp

 患者は40代男性で、陽性が判明してから自宅で療養していたところ、血中の酸素濃度「酸素飽和度」が91%まで悪化。一般的に健康な人の酸素飽和度は98%程度で、90%以下になると生命を維持するのに必要な酸素が体に入っていない「呼吸不全」の状態とされる。

 すぐさま家族が救急車を呼んだが、駆け付けた隊員から「どこも受け入れられるベッドがない」と搬送を断られた。やむを得ずクリニックで酸素吸入ができる「酸素濃縮器」を男性宅に手配し、症状の推移を見守っているという。

 

自宅療養しながら酸素投与を受けるのはどう考えてもリスクがあるので、こういった酸素ステーションを各地に増やすということです。

 

同じような試みは京都でも行われていました。

 

www.sankei.com

京都府は新型コロナウイルスの感染者の急増に備えて、府立体育館(島津アリーナ京都、京都市北区)に、感染者の搬送先がすぐに決まらない場合、一時的に酸素投与などを行うステーションを、今月中旬ごろに設置する。

 

おそらく、病院を増やすというのは時間がかかるので、酸素投入に特化した施設を素早く作るということが現在の最適解のように見受けられます。

 

しかも、この「酸素が足りない」という状態、自覚症状が小さいそうです。

 

www.sankei.com

新型コロナウイルス感染症では、自宅療養中に容体が急変し、死亡する事例が相次いでいる。症状がないから、軽症だから、と思い込んで過ごしているうちに、重篤な事態となってしまうケースの中で、医療関係者が注意を呼びかけるのは「ハッピー・ハイポキシア(幸せな低酸素症)」と呼ばれる病態だ。

 

この、血中酸素濃度が測れるパルスオキシメーターという商品は、Amazonでまだ入手できます。

 

富士コンテック パルスオキシメーター 医療機器認証 FC-P01/W ホワイト

 

指を入れるだけで計測可能です。

今後、自宅療養者が爆発的に増えるのであれば、体温計と一緒にこちらの商品も必需品となるのかもしれません。

国内報道を聞きますと、ワクチンを接種すると重症化の予防効果はかなりある、とは言われますが感染の可能性はあるようです。

これだけ感染者数が増えてくると「自分はかからない」は通用しません。他人事に考えず、健康なうちに、今回のような知識を備えておくべきだと思います。