orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

どんな環境を選べば自分が成長できるか 優秀な集団に属するばかりが正解ではない

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人が活躍できるかは、環境に依存するところは多いと思う。

その環境だが、どんな状況が自分自身にフィットするのだろうか。

私は、強くそれを選んできたわけではないが、何となく優れた人々が集うところより、自分の能力がその場で上位になるような場所を好んでいると思っている。いわゆる難関の大企業を避けて、中位の中小企業を好んでいると言う感覚がある。

鶏口牛後という言葉がある。大きな集団の末端でいるよりも、小さくてもいいから長であったほうがいいという言葉だ。私は完全にこの教えの通り振る舞っている気がする。

ただ、優秀な人ばかりだと、小さな集団を狙ってもそこで長になるのは難しい。であれば、優秀な人が集まるような組織はわざと避け、あまり能力が尖っていない人たちの中に潜り込めば、自然と自分に重い役割が与えられる、そうしてきたし、それを実感している。

人によっては違うと思う。いや、どんな末端でも優れた集団にいるほうが、リスクがない。結局は得なのはそちらだ、という考え方も正しいと思う。特に、その優れた集団の中でトップに立った時の報酬は、平凡な集団のそれよりもかなり大きい。

優秀な集団では競争が激しいので、日々成長しなければ勝ち目はない。もしくは一部の天才で、最小限の努力で人をねじ伏せてしまうような圧倒的な能力がなければいけない。努力の天才か、絶対能力の天才か。

大多数の人に何か能力は隠されていて、それがどんな場面で開眼するか自己観察しながら、環境を選んでいく。その作業が適切だったら優秀な人達の中でも秀でられるに違いない。

私自身は、その優秀な人達と切磋琢磨する感じが自分にとっては重荷でしかなく、それより平凡な世界で自分の能力を褒められるほうがモチベーションが上がり、自分の能力が最大化できると思った。だから、できるだけ小さな組織で、かつ自分がプロセスを好きに定義できる環境を得ようとしたし、今幸運にも得られていると思う。

たまに、他人の創作物で、自分の能力と釣り合わない(下である)環境にたまたま入り意気消沈して生きるシナリオを見るのだが、あまり共感できなかった。もし周りと実力の違いを感じるのならば、もはや無双できるのではないか。その場所を圧倒できる能力を身に着けてしまえば、周りからも感謝されるし一石二鳥だ。絶望するより、希望を持った方が良いのではないか。

「自分が優秀と思っている人たち」は扱いにくい。うまくコラボレーションできれば成長が加速していくが、逆に足を引っ張り合うこともある。それぞれが、なぜ自分がこんなポジションなのかと不満を思っていることもある。だからいい面だけではない。

また、ビジネス上、集団の中で末端だと、仕事を通じて自分を成長させるのが難しくなる。仕事の難易度が低かったり責任が小さかったりする。それ以外の仕事をするメンバーも優秀なので自分に仕事が回ってこない場合だって発生する。

学生の間は、何しろ上を上を目指すというのは単純に正解だと思う。それは、学校の勉強は基本的にチームワークはないから。自分との戦いなので上を目指すだけだ。

しかし社会に出てしまうと、自分が優秀であることだけでは成功が約束されない。環境の中でよりよい位置に付き、そして周りと協調して成果を出し続けなければいけない。そのとき、周りがどうあればいいかは、学生のときとは違う戦略が求められる。

もちろん人によっては優秀な人の間に入り、その競争を勝ち抜くことをモチベーションの根源とする人もいるだろう。人によって違って良いと思う。自分がどういう人間なのかを観察し、選んでいくべきであろう。