orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

ネットのつまらなさの原因

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本当の面白さより、瞬間的な興味を惹くことの方が優先された結果、全てがつまらなくなっていくというのは面白いサジェストですよね。

 

anond.hatelabo.jp

時間をかけて作った所でアクセス数が稼げるわけではなく、短期間でいかに他人の注意を引くかに最適化された結果だろう。

 

YouTuberが市民権を得た辺りから、ネットは途端につまらなくなったとは思っていました。逆にテレビに、YouTuberが写り始めた。テレビとネットの融合は2000年初期のテーマでしたが、むしろテレビがネットになることはなかった。ネットがテレビから占領されたような気すらします。

テレビの中に居る人は限られていますが、その中にネット出身の人も同じ序列で出るようになった。そうしたときに、テレビの方が、コンテンツを作り続けるノウハウも人材もいるわけです。テレビがネットを使うようになり、結果としてテレビの侵食がネットを覆ってしまった。

テレビはつまらないよね、ネットが面白い、なんて時代はありましたが、テレビもネットもつまらない、と言う時代が本当に来てしまいましたね。

いや、これは完全に主観的な見方で、テレビが面白いという人はネットも面白くなったのだと思います。だからこれは完全に見方の角度の問題です。つまらなくなった人がいれば、面白くなったと思う人もいるはずです。

これは、マーケティングで言う、イノベーター理論と同じだと思っています。

 

infinity-agent.co.jp

 

インターネット自体は、完全にイノベーター、そしてアーリーアダプターの領地だった。テレビは、マジョリティーではあったものの最早、伝統的なメディアとして扱われることが多くなりました。

でも、今の若い人にはわからないと思いますが、「テレビばっかり見ているとアホになるぞ」と親から子へ強い締め付けがありました。その前はマンガでした。

なにしろ、とても面白い可能性のあるものは、イノベーターがまず発見し興奮し拡散します。そこに耳の早い人がやってきます。もし期待外れならそのままなくなります。一方で、本当に良い物なら、いよいよ一般の人の耳に触れ、大ブームを起こすことになります。

インターネットが一般化するにあたっては、YouTubeAmazonプライムビデオ、NetFlixなどの動画メディアは必須でした。それが2018年あたりから普及しついにインターネットは、イノベーターのものではなくなったと思います。

そう、テレビも、昔は、規制も緩く実験的なスペースだったんです。そのためいろんな論争を巻き起こし、どんどん締め付けが厳しくなって今の姿があります。

ネットも、SNS炎上然り、ちょっとでも倫理的に外れると、人々が猛攻撃するようになりました。だから、グレーゾーンがどんどんホワイトになりました。過激と言われる表現はどんどん狭まっていることはまちがいありません。また、挑戦して一度世間に受け入れられたとしても、一方で反対の声も生まれ、再現できなくなることだってよくあることです。

だから、私が思うに、これは「はてな」の問題ではなく、インターネットも問題だと思うのです。インターネットであり続ける限りこのイノベーター理論の中でむしろレイトマジョリティーにも達し始めたような雰囲気のある状況で、「面白い」は存在しにくいんじゃないかと思っています。

じゃあ、次のメディアは何か?

それがないから、こんな閉塞感があるんじゃないですかね。

次を見つけるのは、つまらないと言っている人のタスクだし、それはインターネットでもないんじゃないかと思いますよ。