さっぱりわからないのが、ワクチンを二度打ったらどうなるのかということ。
お仕事するうえで、一番今困るのがマスクをしなきゃいけない制限なんですよね。皆マスクを着けることがスタンダードだから誰も言わないけど、あんなもん一日中付けて仕事したら効率落ちるんですよね。だからテレワークにしているのであり、テレワークで一生を終わらせるつもりはないです。
生産性向上についてはコロナ禍前から世の中のテーマだったので、マスクつけっぱなしのオフィスワークというのは私は論外だと思っています。
逆に言えば、電車に乗ったり公衆の場においてはマスクは付けてもいいけど、オフィスでは付けたくない。オフィスでさえ外せればいよいよオフィスワーク復活かなと思っています。
で、ワクチン打ったらマスク外していいのか、という議論については、基本的に「外すな」という意見が現状は大勢です。
川崎医科大学(小児科)中野貴司教授
接種を受けたとしても、マスクを外していいわけではありません。ワクチンを打ったあとも感染するおそれがあり、知らないうちにほかの人に広めてしまうおそれがあるからですワクチンの効果は、▼「感染」そのものを防ぐ効果や、▼感染しても「発症」を防ぐ効果などに分けられ、日本で接種が始まった新型コロナのワクチンは、海外の研究から「発症」を防ぐ効果は高いと考えられています
文脈的には、感染はするけど発症を防ぐつまり無症状的な感じになるので、マスクを着けて広めないようにしましょうね、ということみたいです。
なんとなく言っていることはわかるのですが、じゃあ人員が限られたオフィスの執務室の中では外してもよさそうかなあとも思います。
ワクチン接種の進む海外ではどうなっているのでしょうか。
最も感染者が多かった1月は1日に1万人を超える日もあったが、ワクチン接種の加速とともに感染者も減り、4月は連日100人台と大幅に減少。2月から規制も段階的に解除され、屋外で義務付けられていたマスク着用は、4月18日からはマスクなしで外出が可能になった。
イスラエルは、屋外ならいいよー、という程度。
入場時はマスク着用が義務付けられるが、ワクチン接種者のセクションでは外すのも可。おかげで最近はスポーツ会場でのマスク着用率は確実に下がってきている。
遠慮なく声援を送るファンを見ていると、2020年3月のパンデミック開始前にタイムスリップしたように感じるくらい。飲食、グッズなどの各種売店ももう大半がオープンしており、当時と明らかに変わったのは、チケットのペーパーレス化、売店のオンライン決済の徹底くらいだろう。
6月から経済規制が全面的に解除された、アメリカ・ラスベガス。
カジノやレストランでは、収容人数の制限がなくなったほか、ワクチンの接種を終えた人は、マスクの着用義務もなくなった。
米CDCは5月13日、ワクチンの完全な接種が完了した人々は公共の場でマスクを外しても問題ないとする勧告を示した。ソーシャルディスタンスの確保も不要としている。医療現場など特殊な状況を除き、広く一般社会に適用される見通しだ。
(中略)
労働者の権利団体である米国労働法プロジェクトは、精肉やスーパー、倉庫などの密な環境で「膨大な数の従業員が感染し、アウトブレイクが起き続けてきた」と指摘する。同団体はCDCと労働安全衛生局に対し、職場では引き続きマスクが必要であることを「直ちに」周知するよう求めている。職場が感染のホットスポットとなれば、従業員を通じて家庭へも感染が波及しかねない。
・・ということで、ワクチン打った後のことなど誰もわからない。屋外ならいいけど、屋内ではやっぱりマスクしてね、みたいな流れが世界の「一般的な話」のようです。
ただ、実際のところ、屋内であってもマスクを外す人はどんどん増えているっぽく、どんどんなし崩しでマスクの非着用率は高くなっていきそうです。
まあ、海外を見ながら日本は周回遅れで対応を決めていけば良さそうですが、この文だと「ワクチン打った!元の世界!」ってわけにはいかなそうな気がしてちょっと気が重くなりました。
来年以降かなあ・・。じゃあ今年はテレワーク継続かなあ。