orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

マイクロソフトのCloud PCはぼくたちの働き方をスマートにするか

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ここ最近で最も身近な技術革新になるかもしれないと思っているのが、マイクロソフトのCloud PC。どんなものかについては以下の記事が詳しい。

 

itigic.com

Cloud PCのモットーは「どのデバイスからでもオンラインで仕事用アプリとプログラムにアクセスする」であり、これは「どのデバイスからでもオンラインでアプリケーションと仕事用プログラムにアクセスする」という意味です。 これは、クラウドPCが組織向けのサービスとしてデスクトップを提供することを意味します。

 

仕事、と言う表現の通り、ホームユースではない。

このパンデミックでテレワークは進んだものの、結局何をしてるかって、会社にパソコンにVPNでつないで、リモートデスクトップしてる。クラウドか?。いやクラウドじゃないねこれは。単に画面を転送しているだけだ。だから、オフィスは無人だけどパソコンが働く場所になってしまった。それはカッコ悪いね。オフィスはまっくらなのに、パソコンがカリカリ言っている。ビルの電源が法定停電で止まったら?。パソコンが動かなくなったら?。いろんなリスクを飲み込みながら、そして無駄な家賃を支払いながら、僕らのテレワークは成り立っているんだと思う。

いや、クラウドにしようよ、というのがCloud PCのコンセプトなのは用意に想像できる。

いや、Amazon Workspacesはどうだい?と言うのは普通の感想だが、あれは何だかWindowsだけど、Windows Serverに近く、会社のパソコン、をシミュレートするには何かと制約が多い。一通りのことはできるけど、非常用に近いし私も非常用にしか使っていない。

普段使いしてほしい、それがマイクロソフトの願いなのだと思う。

サーバーサイドばかりが強調されるクラウドで、クライアントユースなのはSaaSばっかり。Googleが一番得意なところだよね。Google Workspaceの目指すところは、ブラウザの中にオフィスを作ることだ。それに完全に乗っかるのもいいけど、やっぱりさ、自分のパソコンがあってOSがいて、エクスプローラでローカルやファイルサーバーにアクセスする世界観はやめられない。パソコンはどこに行ったってあるからね。

いやもっと言えば、スマホの世界だって、インターネット接続を前提としたクラウド化もない話ではない。もしCloud PCが本当にできるのなら、スマホから画面を移せばもうパソコンだ。スマホに強力なCPUやメモリーを動かす必要もない。

結局のところ、これは古くて新しいテクノロジーだ。Windowsのライセンス体系が完全にパソコン向けだったのが、ついにAzureという基盤を得て、マイクロソフトはクラウドに、パソコンを持ってこようとしている。ぜひ私も持っていきたいものだ。信頼性の高いものならば。だって、オフィスにパソコンを置くのが前提のテレワークってどうなんだろう。パソコンが24時間ついている場所じゃないんだよねオフィスって本当は。電気も食うし、エコじゃないよね。

 

japan.zdnet.com

筆者が取材した話では、仮想デスクトップサービスであるCloud PCの提供開始時期として、Microsoftは2021年6月または7月上旬を想定しているようだ。同社のパートナー向け年次カンファレンス「Inspire」は7月中旬の予定で、同社がパートナーにCloud PCの営業支援を要請するはずであることを考えれば、このタイミングは理に適っている。

 

さあ、もうすぐやってくる。もしかしたら、仮想のオフィスがクラウド上にできるのかもしれない。バーチャルオフィス、うん、そのままだね。リアルオフィスなんかいらないんだよ。集まりたいときは、シェアオフィスで十分だ。どうせチームワークって言ったって、十人以下でみんな仕事してるんだよ。それ以上物理的に集まったって、どうせ一緒に働けやしない。

クライアントにもクラウドを。そうだね、もしビジネスでうまく行ったら、コンシューマでもやってほしい。もう、NVidiaの高価なGPUを数十万出して買うんじゃなくて、クラウド上で借りる時代なのかもしれない。

始まって欲しいな、Cloud PC。