orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

Web会議で製品発表を行うときの背景画像で気になっていること

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Web会議ベースが増えている製品発表会

IT業界のニュースを見ていると、以前はマスコミへの製品発表はホテルの催し会場などで大々的に行われたものですが、最近はコロナ禍でWeb会議での発表がほとんどになっています。

Web会議で完結するため、経営者や製品担当者の写真を出す場合に、Web会議を切り取られて記事に掲載されるケースが増えています。

この切り取られる写真でも優劣があって、これは気を付けた方が良いんじゃないかな、と思うことがありますので指摘してみます。

 

気を付けること

抽象的な仮想背景はやめたほうがいい

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会社のコーポレートカラーがオレンジなので、それを利用した仮想背景ですが、私はこういった現実味のない絵は使わない方が良いと思います。

そこ、どこ?!。

という感じです。誰も馴染みのない風景なので、会社への親近感が減少するのではないかと思っています。

ITベンダーを選ぶときに、ユーザーが大事にするのが「その会社が身近であり、いつまでも存在しているか」ということだと思います。買ってみて使ってみて便利でも、製品元のベンダーが無くなるのが一番辛いですから。

また抽象的な背景に対して、人物が暗いと、秘密結社的なプロフィールを隠している感覚をおぼえてしまいます。

抽象的な仮想背景はやめたほうがいいんじゃないかな、と思いました。

 

(きれいな)自社オフィスから中継するのは良い感じ

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Sansanのオフィスの写真はインターネットにたくさん落ちていて、この背景画像はきっとそのオフィスです。

私もWeb会議で百人以上の会議を開催することが定期的にあり、発表者は会社のオフィスに集まってそこから発表するというルールになっています。

でも、発表者も、家からつないで発表すればオフィスに行かなくて済むのに、なぜ物理的にオフィスに入らないといけないんだろう?、とはじめは思ったものです。

しかし、発表者が会社のオフィスをバックにして話すと、会社の公式の発言であることがメッセージとしてインプットされるような気がしています。

製品発表はブランドイメージを作る大事な場なので、仮想背景より、物理的な背景で、しかも会社のイメージを体現したオフィスの部屋から中継するというのは効果的に感じます。

仮想背景より、物理的なオフィスを使った方が良い、という例でした。

 

カメラ自体の画質と、撮影環境が大事

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オフィスが使えなくて仮想背景を使わざるを得ない。そんなときはつまり、オフィスの仮想背景を使えばいいんだ‥となるところまでは正解です。しかし、背景の画質が良すぎてカメラがぼやぼやだと、昭和のハメコミ合成の完成です。

まずカメラ写りをよくするためには、照明があった方が良いです。下記のような商品はどうでしょう。

 

2,000円もしませんから、まずは被写体を明るくすると自分自身の画質が上がります。その上でカメラも安くて良いものが出ていますので奮発したほうが良いかと思います。せめてフルハイビジョン対応のレンズを選ぶべきですね。

 

オフィスっぽくない仮想背景は敬遠したい

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この例が惜しいのは、仮想背景の選択かなと思います。

こんなソファがあるのに部屋自体が狭いので、あまりオフィスにいる感じがしない。じゃあどこ?と思いました。

仮想背景で、オフィスっぽさを出すのって難しい。

 

壁紙っぽいデザインは高級感に欠ける

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背景は、人物に対して奥に立体感があったほうが良さそうです。

2畳くらいの狭い会議室で間近に社長から製品発表されているようで圧迫感を感じますね。絵的にですが。

 

 

商魂たくましい感じがしてしまう仮想背景

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まあ、味があっていいところもあるのかもしれませんが(笑)。

自社ブランドの製品やロゴマークで仮想背景にしてしまうと、もう「買ってくれ!」という気迫しか感じませんかね。

自社ユーザーのターゲットがあまりにも自社ブランドのファンである場合はこれでもいいかもしれません。一長一短ありといったところでしょうか。

 

 やっぱり、リアル発表会のほうが「ぽい」

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ここまでWeb会議ベースの発表会を見て来たのですが、気分転換に同じ時期に開かれたリアル発表会の記事を引用します。

やっぱり背景も影の付き方などがリアルですし、目線も発表している臨場感がありますね。カメラ目線じゃないんだな、と言うのがわかります。こういう感じの映像にWeb会議が進化するまでには少し工夫が必要じゃないかと思います。

 

まだ進化途上のWeb会議

私自身もテレワーク真っ最中で、社内外でWeb会議を行う今日この頃です。

まず「ビデオ無し」はデメリットが多すぎます。顔映像のあるなしで会議のポイントが変わり、かつビデオがあった方が伝わるのなら、これはビデオありにした方が絶対良い。

ただ、オンなら何でもいいというわけではなく、どう表示するかでまた大きくその意味が変わってきます。

どういう絵になるか、取られる側、例えば証明や服装、動きや目線などを工夫するのはいいとしても、テクノロジー側でももっと進化してくれないかなと熱望します。

一部のテレワーク拒否反応は、このWeb会議のビデオ性能にも理由の一つがあるのではないかと思うことがあります。「ぼかし」が最近はどのソフトウェアにもできるようになってプライバシーの問題はクリアされたのですが、できればもっと仮想背景機能が進化したり、画質の面でパワーアップしたりもしてほしい。AIの技術も利用しながら。

おそらく10年後20年後のWeb会議の技術は飛躍的に進化しているのではないかと思います。もっとブランド価値を高めるような製品発表のWeb会議技術も開発されているはず。それまでは、工夫して参りましょう。