orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

再度の緊急事態宣言が精神的にこたえる正体

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二度目の緊急事態宣言が本日より実施されていますが、おそらく各社、今後の対応を決定しているものだと思います。実際出てみないと何とも・・みたいな歯切れの悪い会社がほとんどだったのではないでしょうか。でも、もう出てしまったからにはどの会社も今日中に何らかの意思統一を全社員に行うはずです。

さて、今回は二度目になりますし初めてではないので、表層的には「慣れてるよ」と言う発言もちらほら聞こえました。ただ、自分の心の中を見つめなおして思うのは、結構この二度目の宣言は精神的にこたえる、ということです。具体的には、疲れやすいとか頭痛がするとか、息苦しいとか、深層的な意味でストレスがかかっていることを示します。

なぜこんなにこたえるのか・・。それは、前回の緊急事態宣言解除後から、いろいろ努力を積み上げて「新しい日常(ニューノーマル)」やら「ウィズコロナ」やらで、自信をつけてきた生活が、脆くも崩れ去ったからではないか、と思うのです。まだ収束していないけど、いろいろできるぞ、と。野球の日本シリーズをはじめ、紅白歌合戦もやったし箱根駅伝もやった。GOTOキャンペーンも盛り上がった。今後いろいろできることが広がっていくんだという右肩上がりの良くなっていく感じ、これが打ち消されてしまったからだと思われます。

去年の春、テレビ番組がほとんど再放送になってしまった状況から、アクリル板を駆使して結構いろんなことができるまでになったと思いますが、これらも「ダメ」と言うことだと思います。芸能人の方が陽性になったという報道も、日々見かけるようになってきました。

コロナ慣れ、という言葉もあるぐらい状況には慣れたのですが、その「慣れ」を否定してきたのがこの緊急事態宣言だと思います。

じゃあ、いったいこの自信はどうすればいいのか。いろいろ学んだのに、それは無意味なのか。無意味だとすれば、何もやってはいけないのかもしれない。

そんな迷いについて、個人はもとより、企業だって答えは出しづらいと思います。この状況下でも生産性を維持し、いろいろ取り組んできた全体の施策を否定されたら、じゃあ何をすればいいのか。

結果として、「昨日までとあまり変えることはないんじゃないか?」みたいな結論に落ち着いてしまう人が大部分で、行動様式を大きく変えない緊急事態宣言になってしまうのではないかと危惧をしています。

一方で、変えない、としても変えないことへの不安がもたげます。変えないから、感染拡大が止まらない。いつまで経っても収束しない。そうするとさすがに経営の妨げになる。本当の人類の願いは、一日も早いコロナ禍の収束です。変えないことがそれに背いているとすれば、昨日までと変えないことと、コロナ禍の収束の願いが、心の中で葛藤を起こすことになります。

したがって、たくさんの日本人の中に、葛藤が生まれています。見た目上は何も変えることができない。しかしそれは緊急事態宣言を解除することに対して逆行するかもしれない。どうすればいいんだ、私、会社、国・・と。

 

このような、重大な問題なのに解決策が無い状態で、指示もあいまいで精神論ばかり。そんな状態に置かれたときに個人の心を守る方法が、「問題から逃げること」だと思っています。テレビを消しましょう。睡眠を多くとりましょう。コロナ禍とは関係のない娯楽を楽しみましょう。マスクを着けて近所を散歩するのは問題ないようです。ゲームや映画、アニメなどを自宅で楽しむのは安全です。何しろ、いったんこの矛盾した状況から頭を休めることが重要なように思います。

もちろんのことながら、感染に近い出来事に近づくのは極力やめましょう。そうでなければ何をしてもいいのですから、目的を気分転換におく。

仕事も、こんな命題が与えられたストレス下では、十分なパフォーマンスを出そうとすると見えない負担がかかっていることを知るべきです。無理がたたると十分どころか、半分も力が出なくなるのがストレスの怖いところです。ここは、ある程度力を抜いてゆったりと仕事をすることを心掛けるべき。

 

こんな、答えの見えない状況で、「国民の皆様と乗り越えたい」とだけ首相に呼びかけられても、どうすれば!?となり頭の中が疲れてしまうのは必至です。これが、今、「再度の緊急事態宣言が精神的にこたえる正体」だと思います。

と皆さま、頭を休め、強いストレスに身を置き続けないこと。コロナ対策を行いながら、ゆったりした生活を心がけましょう。