orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

お金を増やすには 自分に投資することの大切さを書く

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お金は欲しいですよね。

一部の資産家の気持ちはわからないですが、大部分の人がお金が欲しいと思って生活していると思います。

で、そこで一番初めに学習するのが、倹約です。無駄遣いをしないでお金を貯めること。貯金箱がそのシンボルのようなもので、お金を使わないことが大事とされます。

その世界観をそのまま大人になっても継続し、何しろお金を使わないことで手持ちのお金を増やそうとする思想の人はいます。

しかしこの方法は、完全に限界があると私は考えます。お金を増やすためには使わないということ以上に、得られる収入を増やすという観点が必要だからです。

毎月10万を得て、1万しかお金を使わないことをがんばれば、9万円が得られます。

でも、毎月100万を得られる人が、50万円を使っていても、50万円が得られます。

1万円しか使わない生活と、50万円も使う生活。生活水準は大違いなのに、後者のほうが5倍以上のお金を得られています。

これは極端な例ですが、お金を使わないことばかりを優先していると、絶対に収入は増えません。なぜかというと、お金を得られるために必ず必要となる「自分」という存在に何も手をかけることをしていないからです。

よく、ではこの貯めたお金を資産運用、例えば株などに転用し増やすような話が出てくるのですが、これは順番が違います。その節約してできたお金を資産運用するにしても、金額が小さすぎるのです。

毎月の数万をいきなり資産運用したところで、例えば前の例だと大成功して2倍になったとしても、9万円が18万円にしかなりません。収入が増えるわけではないからです。

まず実行すべきは、自分への投資です。自分が稼いだお金を自分に使うので、自分への再投資とも表現できると思います。自分への投資とは何でしょうか。

それは、自分の収入を増やすために、自分をもっと魅力的にするということです。魅力的な活動をすればそれが欲しい人や会社自分にお金をくれるという社会の仕組みとなっています。物でもサービスでもそうですが、魅力的なものはお金を集められるようになっています。映画でも音楽でもそうですよね。鬼滅の刃の興行収入が話題になっているのは、それだけ魅力的な作品で人が支持したということを確認しているんですよね。

自分を魅力的にするために、自分にお金を使う。それにより収入を増やす。これこそ投資です。しかも大事なことは、自分に投資できるのは自分しかいないという事実です。会社や他人などに投資すると、裏切られるリスクがあります。自分が思ってたようにお金を使ってもらえないかもしれません。また、自分よりもさらに投資する人が現れて、リターンが少なくなる恐れもあります。しかし、自分はどうでしょう。自分への投資に対する見返りは、100%自分が独占できます。

自分に投資するとは何か。資格の勉強だったり学校に通うようなことを想像する人は多いのですがこれは、投資の先入観が強すぎです。他社から魅力的に映るためには一つポイントがあります。「自己肯定感」「幸福度」と言った尺度です。自信が無く厭世観の強い人に他人が魅力を感じるわけがありません。魅力があると感じられるためには、自分自身がどうすれば自己肯定感や幸福度が上がるかを観察し、それに対してお金を使う必要があります。

だから、自分が何をすると楽しいのか、心地よいのか、希望を感じるのかを常に考え、そのヒントがあればとりあえずやってみるという感覚がとても大事です。もしかしたら勘違いかもしれないですが、だったら辞めればいいだけです。トライアンドエラーを繰り返していく。成功者は、たいて自分が楽しいと思えることに大胆にお金を使っています。その楽しいことと仕事が密接に結びついていれば、相乗効果で仕事の収入も上がっていきますが、必ずしも同じ必要はないと思っています。長い人生を観察すると、全然関係のないどこかの経験が、後で結びついて成功の鍵になったりします。

株のように、すぐに価格がわかるものではないので、あたかも無駄遣いのように感じる自分への投資ですが、最終的には収入となって見える化されます。そこに、他人からの評価は全く不要です。尺度が「自分が楽しいと感じるかどうか」ですから。だから、自分への投資というのはリスクが小さいんです。自分が楽しいかどうかは自分が一番わかりますから。株などがリスクがあるのが、その会社が本当はどうなのかがわからないからです。だから、証券アナリストのレポートは会社のことの内情に詳しい人が出すので影響力があるのですね。

特に若いうち、収入が低いときは、貯金なんてするよりよっぽど、おいしいご飯を食べたり趣味に走ったり、親しい人と遊んだりすることが価値があると思っています。自己投資と収入の増加が一定以上になると、過剰資金ができてくるのでそれを資産運用などに廻すというのが、一定の勝ちパターンになると個人的には思います。むしろ自己投資で結果が出るうちは、自分にお金をどんどん使うべきだと思います。

※子供に投資するってのも延長線の話です。

自分への投資が使いきれないときに、やっと次に資産運用の話が出てくるべきかと。小銭を見つめているだけじゃ、やっぱりお金は増えないってのが私の感想です。

こういうことって、誰も教えてくれないけど私のブログに残しておきます。