orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

新卒エリアでIT業界が採用を絞り始めた?

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衝撃的な記事。

 

xtech.nikkei.com

業界別ではITサービス企業などに相当する「情報通信業」での採用減の傾向が目立った。2021年の新卒採用では「減る」とした回答は5.2%だったが、今回は13.4%と8.2ポイント増えた。

 

なんと、IT業界だけは景気が良くて人手不足だとばかり思っていたので、この傾向は新しい流れであると感じます。

実際の調査はこちら。

 

www.recruit.co.jp

株式会社リクルートホールディングスの中間持ち株会社である株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:北村吉弘)内の、「人」と「組織」に関する研究機関・リクルートワークス研究所は、民間企業における、2022年新卒者を対象とした採用見通しに関する調査を行いました。全国の4,516社より回答を得、このたび結果がまとまりましたのでお知らせします。

 

この変化について考えたいと思います。

IT業界は確かに、少し昔を思い出すと人手不足に陥っていました。

 

www.nikkei.com

2019年卒大学生を対象にした企業の採用活動で、IT(情報技術)人材の争奪が過熱している。人工知能(AI)やビッグデータの活用拡大が背景にあり、富士通は人材確保を重要戦略にリクルーターを2017年比4割増やした。学生に自社の魅力を直接伝える機会を増やす。IT人材の不足がより鮮明になる「19年危機」を前に各社が身構え始めている。

 

そうそう、AI人材に年収1500万なんて景気のいい話が乱れ飛んでいましたね。

なんだかんだで終わってしまうのか、と。

この終わりの原因を考えると、20代の若手が2020年の間にかなり動いたことが起因しているかも、と思っています。

旅行業や飲食業、運輸業を中心に、このコロナ禍はかなり業界に逆風だということを若手は早い段階に察知していて、その上でIT業界に急激な追い風が吹いていることも感じた人たちが、けっこうIT業界に移って来た印象です。私の周りにも数人おりますのでどの職場にも当てはまるのではないでしょうか。

新卒の転職活動が始まる前に、中途採用枠に優秀な非IT業界の若手がIT業界になだれ込んできたとすれば、新卒採用でIT業界の枠が狭まったことも理解できます。

むしろ入社に1年以上のラグがある新卒枠より、すぐに来月からでも出社できる中途採用枠で、新卒同然もしくは社会人としての素養を身に着けたヒューマンスキルの高い若手を引き抜けるのであれば、これはIT業界には僥倖でした。

IT業界がいくら調子がいいと言ったって入れられる人数には限界があるので、どうも新卒には逆風が吹いているのではないかなと思われます。

だからと言ってIT業界が狭き門になっているというよりは他業種と同じぐらいの状況になっただけなので、希望している方はあきらめる必要はまったくありません。が、競争としては激しくなってしまったので、差別化要因を付けるべく何らかの学習をしておいた方がいいのかもしれないな、と思いました。

今もって、基本情報処理技術者試験は素晴らしいと私は思っていて、この前CBT形式での受験が始まりました。

 

www.jitec.ipa.go.jp

令和2年度10月試験での実施を延期した基本情報技術者試験(FE)のCBT(Computer Based Testing)方式での実施につきまして、12月1日(火)10時からの優先申込開始に向け、詳細情報を以下のページで公表しました。

 

全部の試験がCBTになってほしいよ、とは思いますが・・。受験しやすくなったのはいいことです。

このところ、状況の変化が激しくて日々私もアップデートしています。今日は、明日にはもう古い過去になっているかも、というぐらい速い。3年ブログして思いますが、こんなに日々、常識が書き換わっていくのもなかなかあることではありません。

ぜひ、過去の情報で戦略を立てて失敗することがないように、日々情報収集に努めましょう。