orangeitems’s diary

クラウド専任の40代インフラエンジニアが書くブログ。新規事業マネージャー。20世紀末の就職氷河期スタート時にIT業界に文系未経験で入りこみそのまま生き残った人。1日2記事投稿しています(0:00、12:00)。

インスピレーションはどこから生まれるか

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普段の生活の中でいつも不思議だと思っていることです。朝起きた時や、電車の中、散歩しているときなど、仕事をしていない時間。そんなときに、新しく取り組んだほうがいいタスクや、革新的なプロセス、全く新しい課題などが突然降りてくるときがあります。

もし、アーティストなど作品活動をしていればこういったことを発言しても違和感はないと思いますが、普通のサラリーマンでも起こり得るのではないかと。それはもう突然頭の中に現れます。

こういったインスピレーションが発生するときの共通の特徴を考えました。

・リラックスしていること。
・何もしていないこと、もしくは何もできないこと。
・退屈というよりは、心がもやもやしていて何か引っかかっていること。
・多少疲れていること。
・何らかの刺激を外部から受けたこと

こんな共通点が思い浮かびます。

ここ最近はテレワークの日が私も多いのですが、ずっと家の中にいると何かのデジタル機器を操作してしまい、なかなかこれらの条件に当てはまりません。ですからわざわざ毎日二回ほど散歩を取り入れています。散歩しているときは原則スマートフォンを操作しません。操作すると帰ってからアルコール消毒をしなきゃいけないので面倒、というのもありますが、やはり通勤がないことへの代替策です。仕事の時間中には最近は忙しいこともあって目の前のタスクに引っ張られてしまいます。本来は通勤時間に何もすることがないのでいろいろ考えているうちにアイデアが浮かんだりしていました。だから私のツイッターの書き込みが増えるときは明らかに通勤時なんですね。

さすがに、この冬を乗り越えればワクチン接種の話も現実化するだろうし、世の中は正常化するかなと期待しておりますが、もうちょっと辛抱が必要な様子です。我慢しきれなくなっていろいろ人々がチャレンジした結果、また感染が広まってしまったのですが、一方で新製品が続々と生まれていることを考えると今後、今年の春夏で世界が止まってしまい実現化できなかったインスピレーションのストックが続々と製品化・サービス化されそうに思っています。

今、最もスマートな生活スタイルを考えると、

・目の前のタスクを一生懸命こなす。
・テレワークを、会社の事情を勘案しつつ最大限実施する。
・散歩や野外活動など自宅に引きこもらず、仕事以外の時間を安全に作る。

と言うことになろうと思われます。

そういえば、この前のお休みでも、都心は人出が減って観光地の人手が増えたという報道を見ましたけれども、上記のロジックなのでしょう。

 

このインスピレーションに関しては、多少関連記事もあるので紹介しておきます。

 

www.nikkei.com

「夢のお告げ」という言葉があるが、目覚めている時に思いつかなかったインスピレーションや課題解決のヒントを夢から得られることが確かにあるようだ。

有名な例は、ベンゼン分子が亀の甲羅のような円環構造をしていることを夢で考え付いた化学者ケクレの経験だろう。芸術の世界にも同様の逸話は多く、ベートーベンやポール・マッカートニー、ビリー・ジョエルは、目覚めた時に新しい楽曲が湧いて出たという。

 

www.lifehacker.jp

どんな分野で働いている人でも、「そうだったのか!」とひらめく瞬間を待ちわびています。でも、インスピレーションは気まぐれで、とらえどころがありません。

とはいえ、完全なコントロールは無理でもその背景にある科学を知ることで、インスピレーションが浮かびやすいように脳を導くことはできます。その方法をご紹介しましょう。

 

www.dhbr.net

特別な根拠はなくとも、自分がやるべきことや仕事の意義を直感的に確信できることはないだろうか。そのときは、やる気に満ち溢れた状態で毎日を過ごすことができる。だが、そうした期間は長く続かず、一度失われてしまうと、インスピレーションはなかなか降りてこない。ただし、待っているだけでは状況は変わらない。本記事では、インスピレーションが湧いてくる環境づくりに有効な、4つの方法が示される。

 

一生懸命に目の前のタスクに取り組んでいたとしても、競合との差がインスピレーションによって変わってくるとしたら。侮れない概念です。