orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

IT業界って就職先として大人気らしいですね

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今日は、夜明けからずっと移動中で、いつもの通りにブログを更新できないでいます。試験的にiPhoneで入力してみています。とりあえずアップしておいて、パソコンの前に来れたら体裁は整えようかな。

さて、最近の人気就職ランキングなどのぞいていたらかなりIT企業と呼ばれるような会社が上にいるとか。時代は変わったなあとしみじみ。1990年代後半から現在までずっとIT企業に居続けていますが、10年前くらいまでは、3K職場と言われて超不人気だったのですが。

給料が安い、帰れない、キツい、ってね。

実際そんな現場が多かったですし、見たこともありますが、私自身はなんとなく直撃は食らわず、普通に過ごせるくらいは生きてきました。多分ラッキーなだけです。

ここ最近は未経験で業界に入ってくるのが難しくなってきたらしく、門前払いを受けることもままあるとか。ああウチの業界も偉くなったもんだなあ。私が入社したときに集められた同期は、数十人いたけど情報処理系の人ほとんどいなかったものだけど。

未経験の人が部下になる、って言うのもたくさん経験しました。一番凄かったのが、何にもわからない人が本当にいたこと。CPUって何?レベルの人。一応技術研修受けたふれこみで入ってきたのに、会話をしてみると何にも何にも知らない。むしろ、日本語すら怪しいレベル。

一か月くらいで所属会社へお帰り頂いたのですが、これをずっと繰り返して現場を回してました。

インターネットありきのコンピュータビジネスなんてまだ歴史が浅かったので、ほとんどの人が未経験みたいなものだったんですね。だからそれでも許容できた。仕事しながら技術おぼえます。OJTです。

業界全体が成長途上で、コンピュータの性能もイマイチだったこともあり、だいたいのプロジェクトは炎上必至、残業当たり前の世界でした。ユーザー側もシステム開発に慣れていないので、開発途中の仕様変更で苦しむSEの様子は世間に共有されましたよね。

そんな状況から、今の人気は本当に大逆転なのですが、これも先輩方がプロジェクトマネジメントの方法を洗練し、スマートに案件をこなす方法を確立していただいたからだと思っています。

戦略的赤字案件もやらなくなったし、無茶な工程も組まれなくなりました。全ては失敗経験から導かれたことですし、今、立派なIT業界のお城が建てられているとすれば、地面には死屍累々と言ったところです。

おそらく、今現在で未経験から人気IT企業への就職は、高学歴勢の新卒採用しか狙い目がなく、中途採用は職務経歴書が命綱になりそうです。中途採用は、結構下流の、実装をたくさんやった人の方が人気になっているようで、結局ドヤってプレゼンしてる人より、一生懸命エンタープライズなシステムやソフトウェアに時間をかけて取り組んできた人の方が価値が上がっている気がしています。一時期は、上流万歳、下流は下働き、のような雰囲気の時代もあったのですが、かなり様変わりしました。特に自社開発のSaaS的なメガベンチャーは実装主義ですので、不人気時代からコツコツ経験を積み重ねてきた人の勝ちだなと思います。

20数年前から生き残っている人がどれくらいいるのかはわかりませんが、同じ境遇の人には分かっていただける話ではないかと思います。隔世の感とはこのことです。