orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

DXブームをすっ飛ばして、いろいろデジタル化しつつある日本

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2019年はDXブームが起きて随分IT投資が盛り上がったようで、かつ2020年はコロナ禍でそれはそれでデジタルニーズが生まれて業界は盛り上がっているように思います。

2020年上半期で思いましたが、これまでデジタルに見向きもしなかった人たちが、オフィスに行けないっていうのでかなりテレワークのための設備やサービスに投資しましたね。いろんな会社で、最近外から基幹システムにアクセスできるんだなんて話が増えて来たんだと思います。

で、結局、必要になればやるんじゃないか、と。

DXしないと勝ち残れない!、と言いつつ、結局は必要に迫られて設備を整え、これまで実証実験だ試験だって言ってたフェーズをぐーんとすっ飛ばし、いきなり利用開始して、しかも使えてしまっている。

本当に必要なサービスやデジタル利用って、結局、生命に関わるところまで行かないとちゃんとやらないし、逆にやらなければいけないときは、慣習を無視してやってしまえるんだなと感心した次第です。

日本企業は、遅い遅い言われていたんですが、実際やるとなるとこんなに早くできるのか、と。今回の各種企業がどう乗り越えたかというのを、あまりメディアは取材してないと思うのですが、この辺り切り込んだ方がいいと思いますね。サイボウズとか大企業とか、すでに新聞やテレビで掲載されているようなところじゃなくて、もっと中小企業で無名の会社に、どうやって乗り越えたんですか?って聴くと、結構巧みにテレワークを使って乗り越えているんじゃないかと想像します。

特に、クラウドサービスなりSaaSなりと言った、すぐ使えて従量のものがたくさん出て来たことで、素早い実装が可能になった。しかも、「業務はSaaS側に合わせる」という日本企業が最も苦手としていたことがすんなり変革できた。今、たくさんの現場で、ビジネスプロセスが様変わりしてしまったんじゃないでしょうか。あの紙とハンコが必要だったアレが、電子化したり省略されたり・・と言ったことが。

日本と言う国の風土性として、災害の多い国と言う特徴があります。そして外圧によって国の文化をガラっと変えた明治維新や太平洋戦争も経験しています。

日本はとても保守的な国で、一度決めたことは変えようとしない。

しかし、外圧が来てどうしようもなくなったときは、すっかり忘れて新しいことにすぐ適応できる。

だから、統治方法は変えながらも、日本と言う国の形は長い間保たれているのではないかなあと思いました。あまり、世間がこうだからメディアがこうだからと言わなくても、どうも、来るべき時がきたら、すんなり姿を変えてしまうんだなあ、日本って。

DXだからとか、アジャイルだからとか、共創とか、まあメディアはすごく煽ってきますが、今回のコロナ禍のようなことがあったら日本は、多分諸外国より一番早く形を変えていくんじゃないかなあ、だって、生きられないんだったらしょうがないもんね、と。結構タフな国に生きてるなあと感心した数か月間でした。

一部メディアが煽っているほど日本企業はオワコンでもないし、体力や知恵、底力もすごいんです。

今回のコロナ禍が今後長期化していくのか、それとも一過性なのかはまだ予断を許さないところですが、日本って言う場所はどうにかして乗り越えていくんだろうな、やるときはやるんだな、っていう感想です。