orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

ユニクロマスクのマーケティングパワー

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ユニクロのマスクが大人気

ユニクロがマスク販売を開始したことをご存知ですか?。

その人気がすごいみたいで、店舗は大行列だわ、ECの方はサーバーダウンするやらで、みんな欲しいんですね。

 

www.huffingtonpost.jp

ユニクロが6月19日にオンラインストアで販売を開始した「エアリズムマスク」の購入希望者が殺到し、同日午前9時の時点でサイトにアクセスできない状況となった。

ユニクロとGUは、オンラインサイトで「お客様には多大なご迷惑をお掛けすることを深くお詫び申し上げます」と謝罪した上で、時間を空けて再度アクセスするよう呼びかけた。

 

11:39現在オンラインストアは無事ですが、面白いのはエアリズムマスクのことがどこにも書かれていないこと。導線から外したのでしょうね。普通の商品すら売れなくなったら大変です。マスクのせいで売上急減・・とならないように、おそらくマスク販売のサーバーは別に独立しているような気がします。

 

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ユニクロ|エアリズムマスク|公式オンラインストア(通販サイト)

 

上記が本当に負荷が高いから表示されているソーリーページなのか、それとももう、静的ページ1枚表示しているだけの話なのかは分かりません。

 

エアリズムマスクとは何か

何でこんなに売れるんでしょ。情報収集します。

 

www.bcnretail.com

 エアリズムマスクは、表側に紫外線を90%カットする「メッシュ素材」、内側になめらかな肌触りの「エアリズム」、中間に細菌や花粉などの粒子を99%カットする「高性能フィルター」の3層構造を採用している。

 20回まで洗って繰り返し使うことも可能。中性洗剤を使用し、洗濯機で洗うことができる。サイズはS(子ども用)、M(小さめが好みの成人用)、L(成人男性の普通サイズ)をそろえる。

 

www.iwate-np.co.jp

 また購入者からは「付け心地は快適」「この快適さ知ったら他のマスク付けれなくなると思います それぐらい楽に着用できます」「肌触りがいいのは表だけで、裏側はメッシュなだけで、別に心地よくはない」「普通の布地マスクよりはサラッとしてる様な気がする」などの意見がアップされている。

 『エアリズムマスク』は、マスクに必要とされる防御性能を高めるため、独自の3層構造を採用。表側の「メッシュ素材」と内側の「エアリズム」の中間には、「高性能フィルター」を内蔵し、飛沫、細菌やウィルスが付着した粒子、花粉などをブロック。UVプロテクション機能も有し、紫外線を90%(UPF40)カットする。オールシーズン用で、冷却機能はついていない。

 不織布やコットンのマスクとは一線を画す“なめらかな肌ざわり”が特徴で、長時間着用しても肌ざわりの心地よさが続くとしている。洗濯用の中性洗剤を使用し、洗濯機で洗うことが可能。こども用・S、小さめの成人用・M、一般成人用・Lの3つのサイズ展開で、カラーは白のみ。1パック(3枚組)税別990円。毎週50万パックを継続的に生産する計画としている。

 

youpouch.com

ユニクロのヒット商品といえば「エアリズム」。なんとこのたび、「エアリズム」を取り入れた「エアリズムマスク」が発売されるというんです!

お客さんから寄せられた意見をもとに「マスクとしての防御性能」「洗濯可能」「つけ心地」という3つのポイントを見出したらしく、どんなマスクとなっているのか楽しみ♪

 

www.sanyonews.jp

あいさつに立った柳井氏は「きょう来られているお客様はマスクをお求めだと思いますが残念ながら全国で50万点しかありません」と話す。それでも「ただし、毎週50万点ずつ入ってきます。ぜひ、お買い求めいただければ。また、来週も入ってきます。できたら来週、また来週と、1年間、ぜひご愛顧をいただきたい」と購入を呼びかけていた。

 

www.nikkei.com

ファーストリテイリング傘下のユニクロは19日、速乾性や通気性に優れる機能性肌着「エアリズム」の素材でつくったマスクを発売した。エアリズムに細菌や花粉などの粒子をブロックするフィルターなどを合わせた構造で機能と肌ざわりを両立させた。ユニクロ銀座店(東京・中央)では整理券を配布して対応したが行列ができたほか、ネット販売ではアクセスが集中してつながりにくくなるなど購入が殺到している。

 

考察

情報収集するにつれ、わかってきました。

これは、普通のマスクじゃない。

普通のマスクは既に街中に氾濫しています。一昨日秋葉原に行った時も、全然マスクとは関係のないお店でマスクがばら売りされてました。

でもそれじゃ、売れない。

マスクって、今や、「スマホ」なんですよね。

持っているのが当たり前。そして他人が自分を見た時にとても目立つ部分を覆っている。

ファッションです。

利用されているマスクの大部分が不織布マスクと言われる本来使い捨てのマスクでした。そして色は白。これが全く手に入らなくなった春でした。

まずは、他人から奇異の目で見られたくないので、白い不織布マスク的なものを身に着けたいとのがたくさんの人々の動機としてあります。

一方で、不織布マスクは夏に弱い。洗って使うことができないので、夏外に出て用事を済ませて帰ってきた際、汗などで清潔感が失われるのは致し方ないと思います。

冬や春のように、不織布マスクはなんとか使いまわしできる状態じゃない。

しかし、洗える布マスクは奇抜なものも多いし、アベノマスクはカッコ悪いしということで、この夏を凌げる、新しいマスクの需要がふつふつと沸いているところでした。

このユニクロマスク、外見的には不織布マスクとも近いスタイルであり、かつ白を選んでいるところが完全に王道を行っています。夏場にも、白い不織布マスクと同じような見栄えを手に入れることができます。

また、先ほどスマホと似ている、とも言いましたが、ブランド力のあるメーカーであることも重要です。ファッションとして見れば、人気のあるブランドをまとうことはごくごく自然な行動です。

そして、ある時期布マスクは不織布マスクに比べ、耐ウイルス性能が低いとも言われたこともありましたが、その点もクリアしているというのですから驚きです。

ユニクロ自身のビジョンとして、体に身に着ける布製品は全方位的に取り組むのでしょうから、マスクもその一つであるとも言えます。人間は下着を必ず着けるように、マスクも必ず着ける時代になってきた。であれば、それは得体のしれない場所から買うのではなく、ブランド力のあるメーカーから買いたい。そのうち、高級ブランドもマスクを作る時代がやって来そうですね。だって、市場は世界の全人口です。そして使い捨ての不織布マスクがもったいないというのも、誰しも感じてきている。

この暑くなってきた夏に、山積みの不織布マスクを尻目にドカンと売り出したこのユニクロマスク、もしかしたらフリースがバカ売れしたときと同じことが起こるのかもしれませんね。

私も、今度見つけたら買ってみよう。