orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

出世する人の特徴

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どうすれば給料が上がる?

長いことIT業界にお勤めしているけれど、「どうすれば給料が上がりますか?」という疑問は絶えません。私も新入社員としてこの業界に入ったときには、どうすればいいんだ、どうやれば登用してもらえるんだと躍起でした。

最近のSNSの動きを見ていると、オンラインのプログラミング教室に入ったり、フリーランスの道を目指したり、と言った飛び道具的な方法が目立つのだけれど、いやいや、やっぱり普通に正社員になって、リーダー・課長・部長、みたいなルートの方が王道だと思います。それは昔から変わりません。飛び道具と王道のどちらがいいかという話ではなく、たんに後者のほうが人数が多いというだけの話です。

さて、私くらい、具体的には二十年を超えて業界を見ていると、優勝劣敗というか、できている人のキャラクター面における特徴をある程度の傾向を持って捉えることができます。これは世代を反映していますのでこの先未来永劫その通りなのか、普遍的なのかはわかりませんが、真逆にはならないのではないかと思います。

二十数年前の新人の私に、こういう傾向があるよ、と伝えたいのでまとめておきます。特に若い人に参考になれば幸いです。

 

出世する人の特徴

一つ目に感情をコントロールできる人です。

大変なことが起きても淡々としている。喜ばしいことが起きてものんびりしている。子供の頃学校に居て、社会で活躍するのはいわゆる「クラスの人気者タイプ」だと思っていました。情緒が豊かで、外向的で、声が大きい。実際に社会に出てみると全く違っていました。働いているといろんなことがあります。自分自身がしっかりするのは当然ですが、関係する他人がいろいろやらかしたりもします。そのたびごとに感情を荒立てず、淡々と対応できる人は出世しやすいなと思います。

いろんな社長さん、部長さん、などに会いますが、とても静かで落ち着いている人が多いです。でも、わたしはその人たちが、本当に穏やかだとは思いません。内にはとてもエネルギーを秘めているのですが、うかつには外に出しません。

彼らが面白いのは、穏やかに見えて、とても大胆だったり思い切ったことを平気で言うことです。そう言ったことを話すのに、感情や身振り手振りは不要なのです。大げさなこともいりません。それは社会一般からずれるずれないではなく、信念と計算に基づいています。説明を求められたら、理路整然と話します。そこには熱意があり、必要な分だけ客観的・科学的に回答できます。

感情があらぶるタイプの人をほとんど見なくなりましたし、逆にそういうタイプの人とは初めからお付き合いしたくない、とこちらも思ってしまいますね。

テレビなどを見ても、活躍されている人は、やはり穏やかで発言において人を傷つけず、いろんな場面で落ち着いて行動できる人だな、と思う次第です。過激なことを言ったりやったりする人は、だんだんとテレビの中から消えていく・・。

二つ目に、共感性の高低は全く関係ないことです。

人の気持ちがわかる。これはいいことのように取られるのですが、何人も部下を持ったらわかります。部下Aと部下Bに利害関係が発生したときに、AやBにいちいち共感していたらきりがないのです。最悪は両方からも恨まれるかもしれません。

共感するというのは行動で見せる限りはテクニックにしか過ぎません。「そうなんだね」「・・ということなんだね」という、相手の言うことにうなずいたり、繰り返したりすることで、あたかも共感しているような感覚を相手に与えることができます。

でも・・、当人が本当に共感しているかなんて別の話です。

むしろ、共感性が高いと心が疲れてしまいます。共感するかどうかはともかく情報収集をし、相手とは気持ちよく話をし、結果的に自分が正しいという結論を下し行動する。このなかに実は共感性など全然いらないのです。

偉い人にサイコパスが多い、なんて俗説もありますが、そう見えるのは、すごく共感しているように見せかけることがお上手だからなのかもしれません。

三つ目に、専門外のことにやたら詳しいということです。

なんでこんなこと知ってるのみたいな分野を必ず持っていて、自身の職責がありながらリベロ的に発言したり動いたりすることができます。

IT業界だから、ITのことを勉強するというのはこれは当然で、専門内のことにももちろん精通しています。が、そこからズレた部分であったり全く違うことに対して、何かものすごく詳しい分野があり、伸びしろのような機能を持っているようです。

おそらく勉強熱心・・・なのですが、いわゆる「まじめ」ではなくって、面白いとか興奮する、みたいな部分を大事になさっているような気がします。

学習曲線って、そういう、自分の中の「楽しい」と思える部分をいかに見つけ、そこに資源をつぎ込んでいけるかにかかっているような気がします。

たまに、そのまま退職して、別の道に行かれる方もいますが・・それもまた幸福なのかと。

 

このパターンは違う

ちなみに、「人脈がある」とか「飲み友達が多い」とかいういわゆるサラリーマンの世渡り術みたいなことって、さっぱり当てにならないと思っています。

今日こんな記事を読みました。

 

bizspa.jp

入社して数年経つと、新入社員時代にこうしておけばよかった、と振り返ることもあるかもしれません。実際に、入社して数年経った先輩社員たちは、新入社員時代にどのような経験をしていたのでしょうか。

 

会社によって全然状況は違うでしょうが・・。私の場合は若いころはSESで他社オフィスに常駐することの多い、いわゆる数年に一度転校するタイプでした。同期が40人くらいいたのですが一か月くらいの新人研修が終わると二度と会うこともなく。十年後に同期がどれくらい残っているのか調べたらなんとゼロ。

そして今はもう、その会社に私はいません。

仕事の成果に、人と飲みに行くとか群れるとか、付き合いとかなんとか、全く関係ないというのが私の考え方です。で、出世されている方も全員毎日の見に行くタイプかというと、そういう人もいますし、そうじゃない人もいます。

だから、関係ないと思います。

本人がそうしたければいいし、そうしたくなければそうしなきゃいい。

今はこういうことを言っても不自然ではないですが、二十数年前にこういうことを言おうものなら、何だかその場から浮いたような気もしないでもありません。

いい時代になったな、と思います。