orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

世界の終わり

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最近このブログはコロナのことばかり書きやがると、お叱りの言葉を頂くこともあるけれど。しょうがないじゃないか。テレビだってネットメディアだって、コロナのことしか書きやがらない。ということで、できるだけ私も本ブログではコロナのことを避けようとはしたけれど、もう避けようがないし、右行っても左行ってもジャンプしてもしゃがみ込んでもコロナの情報が降ってくる。だから、この記事で思っていることを全部吐き出してみようと思う。個人ブログだから自由はあるはずだ。

 

日本は、休学やら入国規制やらをやって、国内で混乱や批判があったけれど、結局今日のトランプ大統領の演説を見たって、日本の方が対応が早かったくらいだ。最近の感染ルートを聴くと、エジプトという国が聞こえてくる。結局、感染マップをWeb技術で実装したところで、全く対応していない国は感染者数もわからないから、正しい数字はわからないではないか。たくさん検査したほうがたくさん患者数が出てくるということは、これはもう世界のあらゆるところに広がっているという認識の方が正しい。今はもう、どの国も自分の国のことを守るので精一杯というのが正確だろう。その前提に立てば日本はそんなに遅れてはいない、と思う。

 

ただ、日本の対策進んでいるとしたって、日本だけで終息させても解決にはならない。世界全体で終息させないと経済がまわらないからだ。グローバル経済が前提でいろいろなルールが形成されて世界は発展したのだから、特定の国だけ元気でも経済がまわらない。一旦は自国の鎮静化に各国が動いているのはわかるが、その後、再度、ちぎれてしまった各国の絆を取り戻すことをしないといけない。会うときはアルコール消毒をしたうえでマスクを着けてある程度の距離を取ってコミュニケーションをしなければいけない状況で、外交はうまくいかない。シェークハンドもできなければハグもできないのだ。そう考えると、3月の間で今の状況が収束します、なんて夢物語だということがだんだん現実的になってきた。

 

4月。そう、4月のことをみんな真面目に考えなければいけない。学校も企業も新年度を迎える。新しいメンバーを本当に迎えられるのか。今の非常時体制に新しいメンバーを加えることが本当にできるのか。できない、と言うのは簡単だが、ではこうする、という案はあるのか。最も現実的な案を考えてみよう。学校であれば、4月はまるまる「休み」にしてしまい、5月スタートにする。その分夏休みである8月は休みにしない。会社ならば、5月入社にする。そうやって4月をなんとかやり過ごすしか方法がないのではないか。とても楽観的に考えて4月、日本は終息したとしても、海外は動けないだろう。4月を無かったことにする、ということをそろそろ今日から考え始めないと恐ろしくバタバタするに違いない。

 

これから、コロナが0になるなんてことはもうない。であれば、一緒に生きていくことを考えていかないといけない。かかった人を公表し隔離し行動範囲を消毒する、なんて言うことをこれから永年やっていくつもりか。5月以降の終息した後の行動計画が必要だ。メディアもきっと報道しなくなる。毎回消毒する、ということもやらなくなるだろう。最大限気を付けたうえで、かかったらこうしよう、と、インフルエンザのように対応していくことをイメージしていくことが必要になる。今の反応を永遠に続けていたら本当に世界が終わってしまう。

 

テレワーク、時差出勤があれば経済が止まらないというのは考え物で、特に今困っていること。他の会社に訪問できないということ。もしくは他の会社の人を自社に呼べない。毎度、自治体の長が会見し、年齢や行動ルートを晒していく儀式。あれが怖い。自社の社員が、自社で感染したならば、自社を消毒して終わりにするのは自然だろう。しかし自社の社員が他社に訪問し、その上で感染していたとその後わかったら、他社に大きな迷惑をかけてしまう。このレベルで、たくさんの会社の訪問しまくる営業職の人は相当困っているのではないか。これでは新しい案件など取りようがないではないか。新しく絆を作ることが営業職のコアだとすれば、テレワークで何ができよう。時差出勤で自社オフィスに閉じこもって何ができよう。これが経済が止まる、ということかと実感するばかりである。

 

国内イベントの中止ラッシュが吹き荒れる中、だんだんと世界のイベントが中止になり始めた。これが日本の方がまだ進んでいるという根拠である。ただ、日本のイベントは3月中なものが多いのだけど、世界のイベントは4月や5月のイベントも含まれている。これは、世界全体で終息することに時間がかかることが必至だということを示していると思われる。ということは。オリンピックなんて普通に考えれば時期通りでは決してない。中止か延期かという議論はあるけれども。ただ、延期というのも1カ月2か月ではなく1年と言う単位が重要となってくると思われる。まず中国で起こり。日本が中国のようになり。そして世界が日本のようになっていく。タイムラグが発生しているように見えるので、現実論で1年の延期がギリギリ許容できるところではないだろうか。また先進国だけではなく、発展途上国の状況も気になるところだ。オリンピックは世界中の人々が集まるのだから。

 

経済は止まった。でも新規に発生する取引が減少したのであり、既存の取引は守られている。そんな現状だ。したがって新規取引に依存したビジネス、例えばイベント開催・フリーランス等の案件受注型・インバウンド観光などは0か0に近い状態。こんなに色分けがはっきりつく状態は珍しい。個々人の居場所によってまだほとんど影響がない企業や個人もいれば、大打撃を喰らっている企業や個人もいる。政治は全員を救わなければいけない。でも国民の意見は真っ二つに分かれるだろう。政治家は「あまり影響を受けない人」をばっさり区別していかないとお金がいくらあっても足りないだろう。バラマキになっては意味がない。断言するが、今回の状況で、全員は困っていない。困っている人をどのように区別し、その人たちを短期的にどう救うか。そしてここ1年、産業をどう立て直すか。

 

国内の消費喚起のために、消費税0%や所得税大減税やお金を配るなんて奇策もあるようだが、このような全国民に反映される政策はリスクばかり高くてマイナス面の方が多いと思っている。今回短期的に問題なのは、イベント関連(芸能人含む)、国内観光業、フリーランスや非正規の救済だ。狙い撃ちで大量のお金を投資することをお勧めしたい。例えば、観光の消費にだけ消費税を0%にするなど。フリーランスや非正規のみ減税する・・など。また、イベント開催については技術革新が待たれるところ。この研究開発や販売に補助金を付けるなどが必要となるだろう。

 

10

さて、世界の終わりということでいろいろと書いてなんとなく思考の整理はできた。世界の終わりがあるのかどうかはまだわからない。でも人間の知恵が敗北すれば、世界の終わりが想像できるぐらい、今の混乱は度を越しているとも思う。今こそ知恵を。たくさん考えれば終息できる。世界の終わりは来ない。まだ私は人間の能力を信じている。