Windows10のアイコンが変わる
Windows10のアイコンデザインが変わるらしいです。
マイクロソフトはWindows 10アプリに新しいアイコンデザインを導入します。2月20日より配信が開始された先行体験版「Windows 10 Insider Preview Build 19569.1000」では、標準搭載のメールとカレンダーが新アイコンに更新されます。
結構マイクロソフトはフラットデザインに傾倒していて、地味だなと感じていたのですが方針転換ですね。
ただ、この記事を読むと「脱フラットデザイン」と言っていますが、正確には、脱フラットデザイン1.0であり、次にやってくるのはフラットデザイン2.0、だと思います。
フラットデザイン2.0とは
フラットデザイン2.0、実は二年前あたりからもう話題とはなっていました。
フラットデザイン2.0は、厳格にフラットデザインのルールを遵守するのではなく、装飾やアニメーションをフラットデザインに柔軟に取り入れることによってデザインとユーザビリティを両立させるという考え方です。
下記のような装飾やデザイン、アニメーションはミニマルデザインではあまり取り入れられていませんでしたが、フラットデザイン2.0ではユーザビリティ向上のためにむしろ積極的に取り入れられているように思えます。・ドロップシャドウ
・グラデーション
・柔軟な色使い
・マイクロインタラクション
・パララックス
この記事を読むと、ああマイクロソフトはこの考え方を次期Windows 10で取り入れるんだなということがわかります。
何個か記事を読むことによって、フラットデザイン2.0を理解していきましょう。
しかし、従来型のフラットデザインにも課題が少しありました。
フラットデザインには「シンプル過ぎてユーザビリティに支障がある」という声がありました。
たとえば「背景とボタンの区別がつきにくい」「リンクの位置がわからない」というものです。フラットデザインの長所のはずであったシンプルなデザインが、かえってユーザビリティという面では短所になってしまったと言えます。
そこで…最近では「フラットデザイン2.0」という言葉を使って、これらの課題を解決した最新技術としてUIに用いられるようになっています。
フラットデザインのシンプルなデザインから一歩進み、ユーザーのことを考慮したものを「フラットデザイン2.0」と言います。
シンプルでミニマリズムなフラットデザインが広く利用される中で、単純だからこそ起きる問題点を解決させるために誕生したフラットデザイン2.0ですが、どのような特徴があるのでしょうか。
【フラットデザイン2.0の特徴】
フラットデザインの優れた点は活かしつつ、リッチなデザイン要素を部分的に取り込み、ユーザーによりわかりやすく仕上げたものがフラットデザイン2.0です。
例えば、上記の画像のように画面上のボタンに薄くドロップシャドウをつけることにより立体感が生まれ、それが操作できるものとイメージしやすくなります。
他にもグラデーションやアニメーションなどの装飾を必要に応じて限定的に取り込み、よりユーザビリティを高めているため、現在では多くのWebサイトやアプリなどに利用されています。
Windows 10がフラットデザインではなくなるのではなく、その短所をフォローした2.0によってiPhoneを意識したモダンなデザインに近づいていく、ということですね。
あのマイクロソフトのアプリアイコン独特の、ダサい感じがこれで克服される可能性がありますので楽しみにしておきます。
Windows 10の次期版リリース予定
最後に、Windows 10の次期版リリース情報です。
今年は2020年だが、Microsoftが準備している「Windows 10」の次のバージョンは「2004」に決まった。これはタイプミスではないし、タイムスリップが起きているわけでもない。
実は、Windows 10の機能アップデートのバージョン番号は、基本的に西暦の下2桁とリリース月を合わせた4桁の数字(1809、1903、1909など)になっている。バージョン2004は2020年4月に一般リリースされる予定になっているため、このような名前になったわけだ。つまり、2020年の後半にはさらに「バージョン2010」が登場することになるわけだが、今はそのことは置いておこう。
ということで、2か月後の2020年4月には、フラットデザイン2.0が反映されたアイコンが含まれてくるのではないかと予想します。
Windows10は半年に1度少しずつ変わっており、初めのバージョンがどんな形だったかもう忘れかけているのですが・・。OSの提供方法も随分変わったものですね。