orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

新しいサーバーのかたち

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小さくてもサーバーです

HPEから新しいサーバーが発売されるというので見てみたら、これは面白い。

 

cloud.watch.impress.co.jp

 日本ヒューレット・パッカード株式会社は9日、x86サーバー製品群「HPE ProLiant」において、超小型サーバー「HPE ProLiant Thin Micro TM200」(以下、TM200)を同日より販売開始すると発表した。価格は17万1000円(税別)から。

 「TM200」は、254×254×49.5mm(W×D×H)と、歴代のHPE ProLiantの中でもっともコンパクトなサイズを実現した1ソケットサーバー。さらに、縦置きだけではなく横置きや壁掛けに対応するなど、利用シーンに応じてさまざまな設置スタイルが選択可能になっている。

 

考察

これまでサーバーと言えばサーバーラックに入る1ユニットの形が前提でした。

だんだん当たり前になりすぎて、それ以外の形のものが出なくなってしまった。サーバーと言うものはサーバールームに入れるべきだ。

そういう硬直した考え方が全ての進化を止めてしまうんだなと。ハードウェアの進化、特に省電力・効率化が進んでいて以前ほど熱対策が不要になっています。音も静かになりました。となれば、スタンダードと思っていた考え方は急に古くさく、レガシーになっていきます。

サーバーだけどサーバーラックに入れる必要もないしそもそもサーバールームに入れる必要もない。そう考えた途端にいろんな可能性が出てくるのですが、いよいよ製品化したのがこのサーバーです。

こちらをKubernetesのワーカーノードにして、いろんなコンテナを動かすことも今後できるでしょう。

ローカル5Gで活躍するエッジサーバーがこんな形かどうかはわかりませんが、これまでのオンプレミスの常識を覆すものになると思います。すべての現場にサーバールーム・サーバーラックと適切な温度管理はなかなか難しいものがあります。こういうオフィス家具と一体化できるようなサーバーのかたちは今後地味ですが確実に改革をもたらすと思います。

 

例えば、開発環境等であれば、クラウドに持っていかずこういうサーバーを数台重ねておけば作れてしまいそうです。特にコンテナを利用した環境であればクラウドもオンプレミスも環境を選びません。可搬性に優れています。全てクラウド、だと毎回少しづつお金がかかりますから保有に負荷がかからなければオンプレミスの方が安く済むのも事実です。

また、サーバーもハードディスクからSSDに主流が移り、サーバー自体の小型化・軽量化・静音化に大きな役目を果たしています。インフラ担当者の手元に環境があれば何が起こってもすぐ対処できます。サーバールームにいちいち行ってランプを見るのも面倒。リモート監視の仕組みも面倒。もう自分のオフィス机の上に乗っかるぐらいサーバーが小さくなったら違うことが起きるはずです。

パブリッククラウド専門の私でも思います。何でもかんでもクラウドに置くのは非効率だと。オンプレにはオンプレの良いところがあるのですが、まだサーバーラック前提の旧来のサーバーには重さや大きさの問題があった。手元や社内にサーバーリソースを持てればもっと社内のIT利用は柔軟になるはずです。

明らかに、「すべてがパブリッククラウドに」とやることにより、かえって考え方が硬直化するし無駄が発生するのではというのが私の考え方です。

 

インフラエンジニアは機械と戯れたい

まぁ休日の土曜日に言いたいこととしては、インフラエンジニアは元来、機械をさわっているのが大好きということです。パブリッククラウドだけだと、機械にさわれないのが残念なので、趣味で遊ぶしかない。

今日も秋葉原に行って、Nvidiaのグラフィックボード買ってきました。

 

Palit NE6208TS20LC-150A (GeForce RTX2080Ti GamingPro OC 11GB / SAGホルダー付)

 

ついに1070Ti、2080と変遷し、2080Tiにしてしまいました。

使ってると、やっぱり上がうらやましくなってくるもので・・。

サーバー機器も、一部はクラウドからオフィスに戻ってくるといいなぁと思います。自分の机の上に機械を積んで、あれこれ遊ぶ仕事だったら楽しいのに。

一方でサーバールームに入ってサーバーラックの目の前の床で座って仕事するのは疲れるし効率悪いんです。

こんな小さな機械が増えてきたら、いろいろ楽しい作業できそうだなあと思いました。