orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

CentOS8がついにリリースされる

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ついにCentOSの最新バージョンリリース

CentOS8がついにリリースです。

 

gihyo.jp

CentOSのプロジェクトリードを務めるKaranbir Singhは9月24日(世界標準時)⁠,「⁠CentOS Linux 8」の正式リリースを発表した。ソースである「Red Hat Enterprise Linux 8.0」が5月に公開されてから4ヵ月以上を経てのリリースとなる。

 

そうですか・・・。ついに。

 

考察

RedHat Enterprise Linuxが私の前に本番システムとして現れたのがバージョン2.1 ASくらいから。そこから3、4、5、6、7と進化して今8まで来ました。

このバージョンが上がるときというのは非常に憂鬱なのです。

今まで使っていたコマンドが、「昔のコマンド」扱いされることがあり、新しいバージョンからはこれを使ってね、ということがよくあるのです。

せっかく覚えたのに・・。

これって、競馬で、「1歳、2歳、3歳・・」と馬の年齢を読んでいたのをある年から「0歳、1歳、2歳・・」と呼ぶことにしましょうみたいなもので、これは2000年の出来事なのですが2019年でもまだなじめなかったりします。

ついでにダメ押しで競馬で、「500万条件、1000万条件、1500万条件」と呼んでいたのを「1勝クラス、2勝クラス、3勝クラス」なんて呼ぶようにしたり、オープン競走の一部をリステッド競走と呼ぶようにしたり。

スプリンターズステークスは昔は有馬記念の一週前だったのに、今は天皇賞秋の前になったり。

と、まあわからない人には全くわからないと思いますが、「こうだ」と思ってたことがある日に「こうじゃなくてああだ」となるのが、大変なんです。頭が。

OSのバージョン替わりってもう全く同じことです。CentOS 6のコマンドをバージョン7でも打ちたくて、オプションのパッケージをインストールして叩いたりするんですが、そろそろそれも許されなくなってきたり、バージョン7の作法も一部古くなったりすると思います。

バージョンアップするだけあっていろいろと便利になるとは思うのですが、本番構築を行なう立場から言うと非常に大変。また検証しなおしかな・・と。

ただバージョン6.0とか7.0とか、出たばかりのリリースはだいたいにおいて大きなバグが隠されていることがあって、バージョン8にしたって8.2ぐらいからが使い始めかな、ということはこの1年ぐらいで検証期間だなと考えておいた方がいいです。

すぐにバージョン7が使えなくなるわけではないのですが、だんだんと「えーバージョン7今さら使うの?」みたいな雰囲気が出てくるのは間違いないです。今の最新バージョンが7.7ですが、将来、7.8、7.9・・ときて、7.10みたいなのが出てきたころ、いやバージョン8使おうよとなります。絶対に。

一方で各社クラウドのOSはまだバージョン8なんてカバーしていなくて使えるようになるのは来年かなあ・・という感触です。

この前、RedHatはバージョン8が出ましたけど、少し話題になっただけで業界は完全スルーだったのですが、いよいよ遅れてCentOS 8が出てくると、新規プロジェクトからはいよいよ・・みたいな前振りみたいな感じだと思います。

CentOS7のサポート期限は2024年6月30日だから、すごく未来のように感じるんですがね。でも5年といえばすぐそこか。

業界の皆様、CentOS8の検証を始めましょうね・・。何かわかったら記事にします。

(CentOS8さわっておけば、RHEL8も大丈夫ですきっと)。

 

そういえば余談ですが、この前Windows Server 2019を始めてさわったんですが、2016とほとんどGUIが変わっていなくてすごく使いやすかったです。そろそろ、サーバーOSも新機能満載!って時代ではなく、ユーザーエクスペリエンス重視となってきた・・のだったらうれしいです。

 

ダウンロードはこちら

公式のDownloadリンクは、すでにバージョン8のディレクトリに飛ぶようになっています。

 

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https://www.centos.org/download/

 

時が過ぎるのは速いですねえ・・。