orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

IT業界で役立つアンガーマネジメント記事集

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自分の中の怒りから身を守ろう

今、アンガーマネジメントって流行していますよね。

 

www.nikkei.com

あおり運転やパワーハラスメント、家庭内暴力――。「怒り」が引き金となるトラブルが後を絶たない。激情に駆られた言動は人を傷つけ、自らの人生を狂わせることもある。怒りへの対処法を学ぶ講座の参加者は年間24万人を超え、6年で約29倍に増えた。企業や教育現場にも広がるアンガーマネジメントの現場を取材した。

 

人間、怒らなければもっと世の中が平和で平穏だと思うのですが、この感情のエネルギーが社会の発展を促していることもあり、深い深い話です。怒りは人の心の一部であるのでこれを切り捨てようと思ってもうまくいくはずがありません。怒りは自分を構成する要素の一つであると受け入れて、どうやって付き合っていくか、どうマネジメントしていくかということがアンガーマネジメントです。

IT業界においても、この怒りをうまく処理できなくて大失敗となる事例はこれまでも多くあります。もともとストレスの高い現場です。どうすれば対処できるか、有用な記事を集めてみました。

 

記事集

 

日経xTECH

tech.nikkeibp.co.jp

 どんな出来事や言動に対して怒りやすいのか。怒りには個人ごとの考え方の癖が影響する。イラっとくるポイントは人によって異なるのだ。自分の考え方の癖を知るのは、アンガーマネジメントの第一歩となる。
 表の12の質問を見て、各項目で、6点(すごくそう思う)から1点(全くそう思わない)までの点数をつけてみよう。Q1とQ7、Q2とQ8といった2項目の組み合わせで合計点を出し、最も高い点数となったところがあなたのタイプだ。

 

これやってみると面白い。私は「C 威厳リーダータイプ」でした。何だか当たっている気がする(恐怖)。自分を知ることは大事ですね。いいこともある反面、弱点もあるのではじめからインプットしておけば対処できるというものです。

むしろ部下にやらせて、キャラクターを把握するのがいいかもしれない。地雷は踏みたくないですからね・・。

 

ITmedia

mag.executive.itmedia.co.jp

「ITmediaエグゼクティブ勉強会」に、日本アンガーマネジメント協会 代表理事である安藤俊介氏が登場。「イライラ、怒りの感情をコントロールするアンガーマネジメントとは?」をテーマにした講演で、怒りとは何か、私たちを怒らせるものの正体はなにか、どうすれば怒りをコントロールできるのかを紹介した。

 

短い文の中にアンガーマネジメントのエッセンスがぎゅっと詰め込まれていて、かつわかりやすいという素晴らしい記事で、たくさんの人に読んでもらいたい内容です。

怒りは教育で対処できるようになる。怒るな、ではなく、怒り方をたくさん知りボキャブラリーを増やすこと。何を自分が「べき」と思っているか知り動かさないこと。そして6秒待つこと。

安藤氏の著書もありますのでご興味があればぜひ。 

 

アンガーマネジメント入門 (朝日文庫)

 

日経xTECH

tech.nikkeibp.co.jp

 怒りをコントロールできず“ブチ切れる”リーダーが居ると、チームにはイライラした雰囲気が漂う。そんなチームは居心地が悪く、生産性が低い。怒りをコントロールするスキル「アンガーマネジメント」を使って、リーダーが率先して変わろう。

 

具体的なアンガーマネジメント方法のシリーズ記事です。

一通り読むと簡単な研修を受けたぐらいの知識はつくと思います。

 

リセマム

resemom.jp

メンタルヘルスマネジメントと向き合う大作

入選作「アンガーマネジメントVR~認知行動療法に基づく怒りのコントロールVRへのバイオフィードバックの適用~」(霜田貫太さん・中1)

認知行動療法に基づき、アンガー(怒り)のコントロール方法を学べるVR。心拍数を測定し、心拍が落ち着いていくようすをVR画面に表示できる。怒りを自分でコントロールするために、認知行動療法やバイオフィードバックなどの手法を用いている。作者の話からは、身近な人の経験が開発の動機となっており、またメンタルヘルス領域におけるテクノロジー活用の可能性がさらに高まるのではないかと感じられた。

 

中学一年生がですね、アンガーマネジメントを応用してVRのアプリを作るという時代!。IT業界はまだまだやれることがありそうです。

 

まとめ

アンガーマネジメントを知れば知るほど、実は多くの人ができていないのかもしれないと考えさせられます。多くの世代で「怒り」に正面から向かい合い、対処できるようになれば日本、そして世界がもっと良い場所になるのかもしれないと思いました。